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紙の本
生き生きした語り口の歯切れよさ
2005/05/14 15:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供時代の話、父親(先代勘三郎さん)のこと、友人のこと、芸のこと。インタビュアーに語る、という形式で書かれていますが、まるで読者が直接インタビュアーになって聞いているような気持ちになり、生き生きとした話し言葉を堪能させてもらえます。
勘三郎さんの語り口の歯切れよさは、勘九郎さん時代から大好きでした。ちょっと乱暴なことを言っているようでも、決して嫌な印象にはならないところは勘三郎さんの人柄だと思います。勘三郎襲名で新しい一歩を踏み出された今、10年前の、もう少し若い頃の勘三郎さんにもう一度触れてみるのもよいのではないでしょうか。この語り口をこれからもずっとずっと聞かせてもらいたいものです。
歌舞伎の話がもちろん中心ですから、「芸」についてもいろいろ書かれています。「心のない型からはいるな」という先代の言葉、「役になりきれば、おのずと型はでてくる」話など。相手方や観客との掛け合いの妙など、芝居の「一回性」のぞくぞくするような楽しさを語ところを読むと、すぐにも観劇に飛んでいきたくなります。
まるで読者が直接インタビュアーになって聞いているような気持ちになる、と書きましたが、これは勘九郎さんのお話の良さのみでなく、編集した方の力も与っているとおもうこと、一言添えさせていただきます。
続編の「勘九郎ひとりがたり」も読みたくなります。
紙の本
初期の秀作
2015/08/25 21:20
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ち~ - この投稿者のレビュー一覧を見る
勘九郎さんが、目の前でお話してくれている様な文体
人柄が出ています
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