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韓国映画として映画化されます。
くわしくは →http://www.oldboy-movie.jp/
平凡な市民である主人公がある日突然拉致され、ヤクザが経営する「私設刑務所」に投獄される。
なにも分からないままに拉致され、投獄される。
そしてその理由を探るため、自分を監禁させた人間を探し始める。。
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平凡なサラリーマン、五島慎一は理由も分からず謎の監禁施設に幽閉される。
十年後、突然開放された五島は自分を陥れた男を探し出そうと決意する―
コンビニ版のコミックスが全4巻で出てたので早速読んでみる。
映画は未見なので大石圭の小説との比較になっちゃうけど
原作のコミックでは舞台が日本で登場人物も日本人。
小説の主人公オ・デスが精神的にもろい部分を持った男だったのに対し
五島はあまり感情を表に出さず終始冷静で
はじめから精神的にも肉体的にも強い男として登場する。
意外だったのは劇画タッチで出てくる人物も男くさいのに
暴力沙汰がほとんどないことで、真犯人は物語前半で姿を見せる。
ここからの展開は五島と犯人の心理的な駆け引きを中心とした戦いになっていく。
「ルーズ戦記」という副題通り、直線的な復讐物語にならないのが
不思議な面白さで監禁の動機も意味も違うものだし
(漫画では監禁10年、小説では15年でこの期間の変更にも重要な意味がある)
ラストは全く異なった場所に着地する。
小説からどんどん物語が離れていくあたりはスリリングで
(漫画のほうが原作だってば)犯人像も漫画のほうがおれは好みだった。
小説、漫画とそれぞれの味わいを楽しめたので映画の方も早く観てみたい。
どっかで再上映してくれんかな。
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韓国映画「オールドボーイ」の元ネタになった原作漫画!映画とはストーリーがまるで違います!映画版が好きな方は是非!
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今さらながら韓国映画『オールドボーイ』を観ようと思い、まず原作を読んでみた。いわゆる劇画っぽい手慣れた画風。美人女性は美人だがかわいい娘はかわいくない。原作の土屋ガロンという人を知らなかったが、狩撫麻礼の変名であった。なるほど狩撫麻礼節が随所に発露している。さまざまな謎の中に丁寧に駒を配していき、作中に引きずり込ませるように読ませる。