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なんとも不思議な作品。
強いていえば、「恋愛ミステリー」。
まるで作者の実体験のように書かれているが、実際はどうなんだろう。
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作者が本人の体験を描いたのではないかと勘繰らせる文脈を挿入し、メタ的な構造を挿入した実験作。(実際にはそうすることによって効果を狙った、私小説を装ったフィクションなのではないかと思われる)
個人的にメタフィクションというものが苦手なのだけれど、それを脇におけば、本筋が非常に面白かった。同性愛を扱っているのだけれど、愛憎模様というか、すれちがい&憎しみ愛的なものに「滾る!」となる人にはオススメしたい。
連城三紀彦の恋愛小説に漂う陰のある色気というか、エロスというか、そういう空気感は非常に魅力的だと思うのだけれど、しかし今回、一か所だけ性描写にものすごくエグい表現があってドン引きした……ドン引きした。あれはないわー。
そういうのもあって、好きな人は好きだろうが苦手な人は苦手だろうというか、少々上級者向け(?)の一冊という所感。
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恋愛小説の殻を被ったミステリー? 叙述トリック? メタフィクション的な不思議な構成で読み手を惑わし、置き去りにしていく不思議な手触り。
精緻な文章は流れ落ちる雨のよう。
結局皆身勝手で自分のことしか大事ではないのかな、という一人上手で空回る恋模様。
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老师这本玩很开心 各种元素都玩到了 由于是meta-mystery 所以做成单行本后气氛比当时连载时要减弱很多 最后还是不得不来怀疑一下连城老师是否是拿自己的真私事来写的..而关于此点 老师当时不接受任何采访(捂嘴
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“洋画家の僕は、「センセイ」と呼んで敬愛する十歳年上のイラストレーター辻井秋一とその妻洋子のふたりを、同時に愛してしまった。愛し合うこと、騙し合うこと、そして傷つけ合うことを繰り返し、からみ合う人間関係の終着駅はどこなのか?現代の恋愛の先端を、スリリングな展開と抒情味豊な筆で描く。”―裏表紙より。
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センセイ夫婦と主人公の三角関係のお話でした
主人公の彼女をいれたら四角関係か
主人公は男だがセンセイと呼んでいる男を愛してしまい
ってことで物語が展開されていきました
主人公が自らの体験を小説にしている
身近な人たちに身バレしないようにその辺はごまかしつつ
とのことだがこれは著者の体験がもとになっているのか
ちょっと気になりました