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銀の匙 Silver Spoon 完結
著者 荒川弘
超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!
銀の匙 Silver Spoon 1
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2011/08/30 15:15
万人必読爆笑卒倒
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「鋼の錬金術師」で一躍有名になった著者の出自(でっかいどー北海道の農家育ち)は、エッセイ漫画「百姓貴族」で既にご存知の方も多いでしょう。個人的にはハガレンよりよっぽど面白かった、その実録農業こぼれ話集の続刊を待っていたら、思わぬところでこんな連載が始まっていました。教えてくれたのは、かつて「百姓貴族」を大プッシュしておいた友人達。まさしく、持つべきものは同好の朋、広げておこう友達の輪〜。
さて本書は、著者の母校を思わせる北海道の農業高校を舞台にした青春漫画。主人公は、街の中高一貫の進学校から移って来た、事情のありそうなガリ勉くん。農家の跡継ぎ達に囲まれて、もう初っ端からいちいち翻弄される彼の反応は、見ていて大変楽しいです。全編笑い転げること必至。同じ北海道出身でも、農家と非農家の間には、笑えるほどカルチャーギャップが存在するんだよ〜ハハハ〜という、著者の楽しげな笑いが聞こえてきそうです。その笑いが明るいのは、彼を囲む面々が、学校の生徒も先生も、自然を相手に生き物を扱っているからか、非常に腰が据わっていてユニークで、農業に対して無垢な彼の反応を「新鮮」と受け止めているからでしょう。懐の広さが伺えて、これから彼との間に起こるであろう化学反応が、とても楽しみです。
同じように北海道の農業を扱った漫画、ゆうきまさみさんの「じゃじゃ馬☆グルーミングアップ」も大好きでした。こちらは東京出身の高校生が競走馬の牧場に飛び込んでいくお話でしたが、本書を読んでいると、似ているようで違うところがたくさんあり、こちらには期待いっぱい、あちらはまた読み返したくなりました。
ゆうきさんとも「動物のお医者さん」ともまた違う、荒川さんらしい北海道マンガ、続きがとても待ち遠しいです!
2015/08/11 19:18
今後の展開は?
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンボ大将 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の一身上の都合で、暫く休載していたとの事で、久々の最新刊リリースとなりました。期待にたがわない内容の濃さで、残り少なくなって来た高校生活の展開が気になります。
2017/09/14 18:29
おめでとう
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろ出来事があります。だって3年生だもの。
八軒くんは本当に良かったね。御影はいい子。このカップルは早く結婚してほしい。
大川先輩、とにかく幸せになってくれ、好きなキャラなので。
生産者目線を描いた作品は知ることが重要なんだなと思います。
作ることは深いですね。ベーコン、チーズ、長芋、ジャガイモなどなどありがたくいただきます。
2015/10/29 12:08
そろそろ終わりなの?
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
農業高校を舞台にしたコミック13巻。出版を楽しみにしていただけに、一気に読み終えてしまいました。相変わらず面白い。この世界観、大好きです。
前巻から感じていましたが、展開が早くなっている。時間が一気に進んでいたりと、もうすぐ完結? と思われるのが寂しい…
2017/08/20 07:13
ネタバレあり
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
御影の合格、八軒兄嫁の出産、そして八軒と御影の交際とめでたいこと続きだ、おめでとう!
2人の件はやっと!って感じだねー。
2015/09/06 05:37
名作の結末に注目
6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヒカルの碁」「デスノート」など、気に入った漫画は不完全燃焼で掲載が終了することが多く、いつも残念に感じています。「銀の匙」は久しぶりに読んだ漫画ですが、最近は連載開始ほどの勢いを感じません。名作ほど、結末に苦心するのは宿命だとは思いますが、私を感動させる結末を強く期待しています。
2015/08/31 12:36
農学部希望の方におススメ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピアノ大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく主人公が前向きです。のどかな田舎の農業高校で日々成長していく姿が素晴らしいです。いよいよ物語も大詰めを迎えました。更なる活躍と飛躍が楽しみですね。
2020/02/22 21:44
農業青春ドラマ、これにて閉幕
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平々斎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2011年から始まった連載も、途中、休載を挟みつつも、無事完結。
高校生編のみで大学生編が無いとのことで、残念に思う人は多いと思うが、この物語はあくまで将来の夢などを見失った主人公が如何にもがき、苦悩しながら、再び夢に向かう道を見出す物語だったことを考えると、これがキリのいい終わり方なのかなと思う。(あとがきマンガによると、担当は大学生編、やる気満々だったようですが。(苦笑))
2017/09/17 13:53
これはもしかして
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャイアンツファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の生活としては当然なんですが、次の伏線が張られている14巻です。
高校3年生の冬ですので、これまでの展開は一応収束していきます。
広げた風呂敷をきちんと畳んでくれるのはありがたいです。
で、新たに風呂敷を広げてます。
次はどこにいるのか?
楽しみです。
ごっつんのあたりはお約束ですな。
甘酸っぱいです。
2013/10/24 20:58
胸がキュンとしました
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふうこっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回読み終わったあと次を早く読みたくなる漫画です。
今回はちょっと胸がモヤモヤ、キュン、チクッとする家族の話、恋愛になりそうな話その他もろもろ…毎回期待を裏切らないです!
2012/10/25 17:37
今回も翻弄されまくる
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
また子犬などが…と心配させることがいくつも勃発しますが、周りの目線の暖かさが、とてもしみます。
優しいだけではない、本人のためを思っての行動って、いままで伝わったことがない交流がないという人間にはたまらなく嬉しいものだと思います。
とにかく、読んでいると、実家に帰りたくなるんだよ~。道産子にはたまりません(^^;)
2012/06/09 18:32
食べるということ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まつもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
命は命であがなわれているということを、あらためて正面から考える機会を得た思い。ありがたく「いただきます」が必要なんだんぁ。
2012/02/01 17:44
ピザと夏前半
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おき - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直、1巻があまりにも面白かったので、2巻でがっかりしないですむんだろうかと、少しばかり不安でした。
杞憂でした。
さすがに1巻ほどハイテンションではなかったけれど(慣れってコワい)、充分興味深く面白く、はしばし笑かせてもらいながら、八軒くんと共に北海道農業文化を覗かせていただきました。
既にうちでは「ピザの巻」と呼ばれている通り、前半は1巻ラストで発見されたレンガ造りの物体の再生と、ピザ作りプロジェクトが進行します。「やりたい事があったら、学校が協力してくれるって、言いましたよね、先生!」と、仏のような顔して結構アレな先生を泣かしつつ、友人知人も総動員して、どんどんハマっていく主人公。なんだかすごく良い顔になってきて、嬉しく思います。
真ん中に「工業」高校とのワイルドな交流をはさみ、季節は夏休みへ。
いよいよ北海道「農家」体験です。
夏前半で巻が終わっているので、続きが待ち遠しいやら、さっさと終わらなくて嬉しいやら。
早くも次巻が待ち遠しいです。
とりあえず百姓貴族の2巻を読んで凌ぐしかない・・・
2011/12/27 20:19
生きていくことの当たり前
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
札幌市内の進学校に通っていた八軒勇吾が高校受験した先は、外周20キロの実習地面積を持つ大蝦夷農業高校だ。実家が酪農家ではない八軒にとっては、そこで出会う出来事はカルチャーショックの連続!ひとつのことを克服すれば、また新たな驚きに出くわし、強制的にその環境に慣れていくしか彼の生き残る道はない。
動物が生きるということは、他の命を奪うこと。当たり前のことなのだが、それを実感することは、都市生活の中では絶無といって良い。それを目の当たりにしたとき、そこから目をそらすのか、あるいは何も考えず受け入れてしまうのか、それとも悩みながら克服するのか、自分だったらどうするかを考えながら読んで見るのも、ひとつの楽しみ方だと思う。
ボクは卵かけご飯は、事前に白身をよく切ってからご飯にかけるのを常道としていたけれど、これを読んだ日から、直接ご飯に乗っけて醤油をかける方法も試してみました。これはこれで、黄身の味が強調されて美味しいかも。
可愛いのだけれど美味しいという、感傷と本能のせめぎ合いが楽しめる作品だろう。
2020/02/21 00:48
最終巻
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
休載ありつつもきっちり完結。さすがです。
高校卒業まで+卒業後ちょこっとで、大学編はないとのこと。
ちょっと残念なようで、ここで終わるのもいいかも。
農業、牛、豚、鳥などなど食や環境を考えさせつつ、
しっかり青春学生漫画でありつつも
学生企業や受験、馬術競技など、盛りだくさんだったな。
その後も気になるところを網羅しつつ夢のある終わりで、この先も続いていくって感じました。
漫画の実写化で北大の受験倍率が上がってるシーンがありましたが、
この漫画の影響で北海道の農業高校も寮あるし、他県からの受験生が増えたりすることはあるのだろうか?