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風の王国8 目容の毒
セデレク謀反の処理中、シャンシュンの侵攻を受けたツァン・プーの領土を守るため、リジムは翠蘭をひとり王都ヤルルンに帰し、戦線に赴く。断腸の思いで帰京した翠蘭を待ち受けていた...
風の王国8 目容の毒
風の王国 目容の毒 (コバルト文庫)
商品説明
セデレク謀反の処理中、シャンシュンの侵攻を受けたツァン・プーの領土を守るため、リジムは翠蘭をひとり王都ヤルルンに帰し、戦線に赴く。断腸の思いで帰京した翠蘭を待ち受けていたのは、ソンツェン・ガムポ王の寵妃ティツンの冷淡な出迎えと、次々に家畜が毒に倒れるという怪事件だった。真相が闇に包まれたまま、やがて魔の手はリジムの養母にまで伸びて…。怒濤の展開が翠蘭を襲う!
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紙の本
政治と宗教と陰謀
2006/09/07 14:48
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソンツェン・ガムポ王の大三妃ドルテに毒を盛った犯人を見付けようとする翠蘭
疑いをかけられたガルと共に、真犯人と目される相手の故郷へと旅立ちます
事件を通してチベットの立場や宗教性などが見えてきますし、ソンツェン・ガムポの政治的腹黒さが堪らないです
しかし、翠蘭がまだ犯人探しをしている最中にいきなり犯人が明かされたり、何故旅に出たのかよく分からなかったり、キャラクターが中途半端だったりして不満が残ります
ストーリー的には必要なシーンも、構成的に順番や出し方が混乱している様子ですっきりしない印象を受けました