龍と魔法使い　外伝　2

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投稿者：タンスの角に薬指　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「龍と魔法使い」シリーズの外伝第2巻です。
短編3作品を収録。
タギがあっちこっち旅をしていた時のお話です。
それはよいのですが、驚いたのは後書き。
これまで作者の榎木洋子さんは後書きではライトな感じで読者に語りかけるような感じだったのですが、この外伝第2巻ではかなり文章の感じが違います。まるで別人が書いている感じがするほど。あまりにこれまでと違ったので驚きました。

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投稿者：杏花　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　一人目のシェイラ、エルシーを見つけてから一か月が経ち、タギとレンは「常若の村」を目指していた。その村は、名の通り誰も年を取らず、子供が一人しかいないのだ。しかも、その一人しかいない子供が村を治めているというのだ。シェイラに関することではないと分かった二人は当初そのまま素通りしようとした。が、突然エルシーの幻が現れて「常若の村」がある方向を指差す。それを行けという意味に取った二人は、霧に閉ざされて外の人間を寄せ付けない「常若の村」へと向かうが…！？
　外伝二巻です。今回は外伝一巻とは違って本編の続きではないです。シェイラ探しの途中の話が二編、タギとシェイラが旅をしていた時の話が一編入っています。本の最後に収録されている話の「幻想祭」は榎木先生がとても書きたかったお話だとか。