紙の本
あなたの夢の上も
2012/06/28 15:18
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投稿者:はとこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終巻。
基本的に同じ時代の同じ事柄を別視点で書いてあるので、冗長になるかと思いきやそうはならないのがすごい。
とうとう二人の神宿、アライスとツェドカの物語です。
二人は常に対の立場にある。
男と女。光と影。本物と偽物。
最終巻にふさわしいラストでした!
物語は終わるけれど、人の夢はきっと終わらない。
私たちの夢もいつか結晶になり、誰かが上をゆくのかも知れませんね。
紙の本
全ての謎が明らかに
2012/01/29 20:42
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投稿者:イオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終巻で、6部のうちの5章と6章が収録されています。
一つの国の物語が6人の視点で描かれるので多少重複する部分が出てきてくどく感じる部分もありますが、
それを補って余りあるほど構成が素晴らしいです。
タイトルに込められている思いにも唸ってしまいます。
今からでしたら3冊一気に読むことをお勧めします。
電子書籍
読み始めたらとまらないファンタジー
2015/12/13 21:43
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投稿者:uri - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしかしたら最終巻は重複する内容も多く、読むペースをおとしてしまうかもしれない。でもあきらめず、最後まで見届けて欲しいです。重複する内容にも、意味があることがわかります。それがラストの盛り上がりに大きく繋がると思います。正直、こんなに感動するとは思わなかったです。
まだスピンオフがある。そのことがこんなにも嬉しいなんて。「サウガ城の六騎将」楽しみ。
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最高だった(´ー`)
次回作も超期待!
群像劇として様々な視点からの物語を
一つのエンディングに収束させていくのが本当にすごい。
視点を変えて同じシーンが多々あっても全然苦にならないし。
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夢を見ていたのは彼女だったの!! 本当の立役者は彼!!と驚きの展開でした。同じ場面を違う人の視点で見ているから、最初に読んだ場面より、すでに知っている別視点のシーンは物足りない感があったけど、並列した話が一つの本当の最後にまとまって、やっと胸をなでおろしました。
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夢売りの正体、夜の王の正体、夢の上というタイトルの意味、全てにけりをつけて素晴らしい着地点の良い物語を読ませてもらった。この三部作をファンタジーというだけで読まない人は後悔するに違いないと思うし、読んで面白さのわからない人とは友達になれないと思う。
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人は夢をみる。未来を想う。もがき、苦しむ。それでも
歩いていこう。ーーー
物語の裏の裏、人と人の繋がりの裏。王が歩きだした夢の先が、夢から覚めた瞬間なのだなあ。王になるまでの物語で、きっここの先物語にしたら蛇足になるのかもしれないけど、この先の王とキャラクターたちの歩みも読んでみたいと思った。
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最終巻は二人の王子の物語。光と闇、どちらも切なく儚くて、シリーズ中で特に読み進めるのが辛かったです。 「夢の上」このタイトルの意味がわかった時には、思わず涙ぐんでしまいました。 緻密に練られた設定と駆けるような文章に圧倒され、驚かされた、素敵な物語でした。
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素晴らしかった。
ひとつの出来事をいくつもの視点で読み進めていくんだけど、誰視点の物語かによってひとつの事象がいろんな側面を持って迫ってくる話。
本当の王とは誰(どちら)だったのか?ということは言えなくて、ツェドカとアライス二人がいたからこそ世界を変えられたのだということだと思う。
いろんな犠牲を払って、それぞれの想いが夢の上に・・・
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明日への一歩を踏み出すための力を与えてくれる、素晴らしい物語でした。
この先どんな困難が待ち構えていようとも、自分の信ずる夢を胸に抱いて歩いてゆこうじゃありませんか。
たった一度きりの、あなたの人生なのですから。
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ようやく、長い物語が終了し、最初と最後で語っているのが誰なのか
『夢』を売っていたのが誰かのか、その謎が明かされます。
そして3巻全部をこうしてみてみれば、王座に座った人物が
うっすらと見えてきています。
芸が細かい…。
目指す所はただひとつだった、双方。
己の目指す所にひたむきに走った彼ら。
容赦なく、と言っていいのでしょうか?
己の『力』全てを出し切っています。
しかし、全体で見てもすごいです。
誰がどの時間、どこで何をして、どう発言したか。
記憶が刺激される、というのはもちろんの事
だからあそこに繋がるのか、という…一種パズル?w
しかも、まさかあそこにいた『彼』が、だなんて。
ちょっと、彼と彼女がこれから先どうするのか
どうなるのか…気になります。
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最初の方、なんのこっちゃと思ってたことがだんだん明かされていくこの感じがたまらない。
間空いて読んでしまったので、また1巻から読み返したいくらい全部が繋がってる。そしてどれもあったかいのに切ない…。
なにより、ケナファ大将軍かっこよすぎるー!!!がっくり。
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選んだのはぜんぜん違うときなのに似たようなことを思う本が続きやすい。アライスとツェドカ、双子のようにそっくりな二人が仲良かった部分が大好きで、最後までずれることなくそのままであって欲しかった。アライスが子供の頃に言った言葉のように、アライスとツェドカが二人で国を治めてほしかったな。
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視点が違うだけの同じシーンばかり飽きた。
今から一気に三冊読む方はご注意を。
1巻から2巻の間は期間が開いてたから楽しく読めたんだけど(忘れてるところ多数で1巻読み返しかけた・・・)、2巻3巻と続けてよんだだけに内容そのままなのが目につく・・・。
想像と違う心情だったらまだ読みごたえもあったかもしれないけど、
想像に近かっただけに中盤あたりを読み飛ばしたりしてしまった。
最初が面白かっただけに残念。
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壮大なお話だった。一つのお話をメインキャストそれぞれの視点から書き下す。しかも、矛盾しない。すげー。
ツェドカ殿下の働きを誰も知らないっていうのは漢すぎる。