電子書籍
流れ星が消えないうちに
著者 橋本紡 (著)
大好きだった彼が死んでしまった。わたしではない女の子と一緒に――。それからわたしは玄関でしか眠れなくなった。辛くて、悲しくて、泣いて、喚いて……もう自分は二度と笑えないの...
流れ星が消えないうちに
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流れ星が消えないうちに (新潮文庫)
商品説明
大好きだった彼が死んでしまった。わたしではない女の子と一緒に――。それからわたしは玄関でしか眠れなくなった。辛くて、悲しくて、泣いて、喚いて……もう自分は二度と笑えないのではないかと思っていたのに。彼が死んでから一年かそこらで、わたしは他の男の子と付き合い始めた。待つと言って送り出したのに待たなかった。だって生きていかなきゃ――。深い悲しみの後に訪れる、静かな愛と赦しを描く、苦しいくらいピュアなラブストーリー。
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紙の本
哲学的な名作
2019/01/11 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鈴木凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹さんの『ノルウェイの森』を髣髴とさせる作品ですが哲学的で良い話です。
若い世代に読んでほしいです。
空色ヒッチハイカーより遥かにましで素敵な作品です。
紙の本
感動
2015/11/23 14:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
始めのうちは、この流れ星が消えないうちにという
タイトルの意味が全くわかりませんでした。
でも、このタイトルの意味がわかった時、
とても感動しました。
何度も読みたくなる本です。
ぜひ読んでみてください。
紙の本
何度も読み返してしまう
2020/08/13 09:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maica - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度も読み返してしまう本で、定期的に開いてしまいます。笑
タイトルの意味に最後合点がいくところも好きだけど、玄関で寝ずにはいられないというところも印象的です。
紙の本
あの頃
2016/11/18 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎとかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たいせつなひとと過ごした「あの頃」のことを、人は決して忘れ去ることができない。奈緒子も、巧も、加地君を忘れることは決してできない。
苦しみながら、恐れながら、泣きながら、それでも立ち止まるよりましだと進むこと決意する。
加地君のいた「あの頃」と彼のいない「いま」が対峙する、喪失と再生の物語。
紙の本
面白かった
2015/11/22 20:17
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投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つの愛のテーマをさまざまな人を視点として、描いています。
そしてそのさまざまな人が、それぞれ成長していく様子がみてとれ面白い文章構成となっています。
最後にまた何か考えさせる余韻を残すのもよかったです。
紙の本
ずっと変わらずそこにいるってこと
2015/03/26 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
もし自分の身に起こったらそれはもう何も出来なくなると思う。でもこの2人は、奈緒子と巧は加地君のことを忘れられないんじゃなくて忘れないことにしたんだと。流れ星マシンにそう願った気がする。重松清さんの解説も素敵。「人が死んだら星になる」というけれど、それは届かないんじゃなくてずっと変わらずそこにいるってこと。流れ星は自分に会いにきてるって考えればいいんだと思う。
紙の本
解説の良さ(笑)
2013/09/06 11:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:xx - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しかったが終わり方があっけなくて少し残念だった。
むしろ重松清の解説がとても良かった(笑)
たしかにただの三角関係ではない…。