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電子書籍
応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ
著者 杉作J太郎 (著)
映画作家として、タレントとして、またコラムニストとして人気の杉作J太郎による初の小説。予期せぬ事態から民間防衛組織に入った元プロレス実況解説の男と、元グラビアアイドルが地...
応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ
05/02まで通常943円
税込 550 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
応答せよ巨大ロボット、ジェノバ
商品説明
映画作家として、タレントとして、またコラムニストとして人気の杉作J太郎による初の小説。予期せぬ事態から民間防衛組織に入った元プロレス実況解説の男と、元グラビアアイドルが地球の危機に立ち向かう――。宇宙から届く謎の信号とは?民間防衛組織「BIRD」とは?そして「ジェノバ」とはいったい……?法外なバカバカしさに満ちたユーモアが弾け、独特のペーソスが胸を締め付けるまったく新しいロボット小説の誕生。
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紙の本
応答せよ、現代日本文学
2011/01/15 01:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坪井野球 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大晦日に読んだ。
傑作。
2010年読んだ現代日本文学第1位が杉作氏のこの作品。
第2位が『「悪」と戦う』。
どちらもあと最低五回は読み返すが、後者が頭で書かれているように感じるのに対し(それは全然悪いことではない)、前者は魂で書いているように感ぜられる。
「魂」みたいな表現に引っかかる人は、この本を読まないほうがいいと思う。
あなたが本をはじいているのではなくて、本があなたをはじいているから。
いわゆる「純文学」界隈の人の無反応なのは、ただ単に彼らのアンテナが旧く、この小説の存在を知らない、少なくとも重要性の匂いをかぎつけていないことを示す。
『思想地図β』界隈とかこの小説とかとくらべると、そろそろ『群像』のあとに(笑)をつけてあげたほうが、彼らもやりやすいんじゃないかな。自分達に(笑)をつけられることを嫌がるメンタリティが、読者層の質の低下を招いていると思う。いままで随分特権的立場に居たんだね。「文学」は。
明日は帯を書いた坪内祐三氏と杉作氏のトークイベント。楽しみだ。