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エス 残光-ざんこう- 【イラスト付】
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った...
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エス 残光 (SHY NOVELS)
商品説明
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。ある日、大物ヤクザであり椎葉のエスでもある宗近が何者かの銃によって倒れた。宗近を守るため、ある決意のもと宗近から離れた椎葉は、五堂によって深い闇を知る。複雑に絡まり合う過去と因縁。錯綜する憎しみと愛。奪われた者は何で憎しみを忘れ、奪った者は何で赦しを得るのか。この闘いに意味はあるのか? 闇の中でもがき続けた男たちの鎮魂曲! ※本作は過去に配信していた「エス 残光」に挿絵を加えたものです。ストーリーに変更はございません。
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感動の終結
2020/02/09 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marimari - この投稿者のレビュー一覧を見る
裂罅のあの終わり方からなので、想像通りの椎葉の行動。でも、そこからが怒濤の展開に!ラストまで一気に読みました。人の心の闇や弱さを抉りだし、そこを乗り越える強さも、流される弱さもさらけだしたこの作品は、本当素晴らしいとしか言えません!!
DEAD LOCKのコルブスのように相手の過去を知ると全てが悪だと言い切れない。闇は深くて救いあげられなかったけれど、未来に繋がる希望もあって幸せになって欲しいと思いました。
椎葉は弱さもあるけど、本当に強い人だと思います。だからこそ、宗近の本気の愛を受け入れられるし、対等でいられるのだと思う。椎葉が本当の気持ちを伝えるシーンが、もう、涙出そうでした。宗近は、本当に本当にイイ男ですね!オヤジ発言だって、格好よく見えてしまう(笑)
それと、篠塚の孤独な戦いを目の当たりにし、彼にも支えになる人が現れたらいいのに、と切なくなりました。
最果て~、で救われるのかな?篠塚も幸せになって欲しいので、早く読みたいです!
紙の本
シリーズその4
2012/09/01 17:46
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
エスシリーズ最終巻です。
五堂ってもっと冷酷非道な男かと思っていたのですが、そうでもなかったなぁ、と。
凄惨な過去の持ち主でしたが、この作品に出てくる人々はみんなあんまりな過去を背負っているので
五堂の過去は特に際立たなかったですねぇ。
今作は前作まであったキリキリと胸が痛くなるような焦燥感、といいましょうか、
痛くて苦しくてどうしようもない雰囲気がきれいさっぱりなくなってしまってました。
あ、別にこれがダメなわけではないです。
私個人としてはバッドエンドよりもハッピーエンドのほうが好みなので。
ただきれいに纏めすぎた感じはしなくもないですが・・・
あと、できれば宗近と椎葉の二人の掛け合いをもっと読みたかったですね。
ともあれシリーズ完結です。
読まれる方は是非四冊すべて揃えてからお読みくださいね。
紙の本
シリーズ4
2020/09/22 05:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
3巻読んだらすぐに読んでの最終巻
まあ、ここまできたらこうなるしかないかという感じの
最後でしたが・・・
五堂は最後があまりえげつなさが若干消化不足のまま
昇華されてしまった感は否めなかったですけど。
(色々てんこもりの過去にこれはこれで別の話では・・・とか)
紀里の存在も余計それを助長させました。
彼女の存在は存在として。
遺体が見つからなかったのもちょっとて少しだけ思ったです。
(まあ、致し方ない事情もありますが)
相変わらず東明のお子様度にこの組宗近が尽力しても大丈夫なのかって
思いながら、まあ宗近が全力でなんとかしてくださいって感じです。
篠塚が
「私にとって由香里と君は一対の存在だった」
って言ったときはわかっていてもやられた感半端ない
(3巻に続いて篠塚の存在感は半端ないです)
もう、この男はどこまでそういう人なんだって感じでした。
最後はうまくまとまってしまったなぁ感はありますが、
(まとめてしまった感)
まあ、読後感悪くない感じにするにはああするのが妥当な感じな
終わり方でした。
まあ、この二人に幸せな時間を渡すにはこれしかないかなって思うし。
ということで、シリーズ4巻完読しました。
色あせない魅力を持った作品だと思います。
4巻通して表紙・挿絵が美麗だったのも印象的でした。
☆3.5評価の4です。
紙の本
完結編
2016/07/27 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻で、一体どうなるんだと思わせてこの巻に続いているので、
綺麗にまとまっているというか割とあっさり片付いたというか。
トモがちょろすぎる、もといガキすぎる。
五堂がもっと悪辣だと思っていたのに以外にピュアで拍子抜け。
もう一波乱あったほうがいいような。巻数が足りないような。
でもま、主人公がハッピーエンドで終わったので、後味が悪くなくてよかった。