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アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所
著者 石丸元章 (著)
これが犯罪者ってもんさBaby!! 取材ライターの著者が、ドラッグで逮捕されてから、執行猶予判決を受けるまで、2ヶ月半に及ぶ監獄生活の記録。留置場仲間に教わった大事なこと...
アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所
アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所 (文春文庫)
商品説明
これが犯罪者ってもんさBaby!! 取材ライターの著者が、ドラッグで逮捕されてから、執行猶予判決を受けるまで、2ヶ月半に及ぶ監獄生活の記録。留置場仲間に教わった大事なこと。ひとは牢屋で一日何をしてるのか? 三度の飯に(ホントに)一喜一憂し、サギ師や密売人達と親交を結び、空想ドラッグパーティに盛り上がり、裁判では証言台に立った弁護士の不手際と妻の失言に凍りつく……。前作『スピード』に続く、真の監獄ノンフィクション。
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紙の本
本当の自由を知る者は塀を軽々と跳び越える
2002/08/20 05:37
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投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる獄中記なのだけど、何とも楽しそうな獄中記だ。留置所程度ならピクニック気分ともいえるのだが、彼の場合は留置所→拘置所なのでピクニック気分とはいえないはずなのだが、彼の人間性がそうさせるのだろう。精神が自由なやつは、獄中でも楽しむ術を知っているのだろう。むしろ、獄に拘束されてはいないが、自由であると思いこんでいるシャバの人間の中には自分が拘束されていることにすら気づけない者もいるのではないかと思える。自由な精神を持ったやつは、シャバでも獄でも自由に生きられるのだろう。
留置所の中でのドラッグ・パーティーのシーンが一番感動した。本当は、自由ってこういうことなんだよ。