読割 50
電子書籍
ロシア紅茶の謎
著者 有栖川 有栖
作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。エラリー・クイーンのひそみに倣った〈国...
ロシア紅茶の謎
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫 火村シリーズ 国名シリーズ)
商品説明
作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。エラリー・クイーンのひそみに倣った〈国名シリーズ〉第1作品集。 奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む!
目次
- 動物園の暗号
- 屋根裏の散歩者
- 赤い稲妻
- ルーンの導き
- ロシア紅茶の謎
- 八角形の罠
- あとがき
著者紹介
有栖川 有栖
- 略歴
- 1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。本格ミステリ作家クラブ初代会長。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞、「女王国の城」で本格ミステリ大賞を受賞。
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紙の本
ぜひ乱歩の方も
2016/02/20 15:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めぐみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽に読める短編集だと思います。
アリスと火村のやりとりも面白く、推理部分も複雑すぎず、初回はまだミステリーに不慣れな頃に読んだのですが、苦手意識がなくなりました。
「屋根裏の散歩者」は、今まで読んだことのある有栖川有栖作品の中で一番好きです。
日記に書かれた暗号は、なるほどと思いました。
乱歩の「屋根裏の散歩者」もぜひ(笑)
電子書籍
安心の火村シリーズ
2020/10/07 09:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔読んだタイトルが懐かしく、久々に電子書籍で読みました。再読でもワクワクしながら読めるのが火村シリーズの魅力だと思います。
一番印象的だった「屋根裏の散歩者」は犯人もしっかり覚えていましたがやはり面白いです。本格ミステリを気軽に楽しめる国名シリーズの短編集、他のタイトルも再読しようと思います!
紙の本
関西弁を交えたやりとりが面白い
2018/05/07 23:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
火村シリーズの短篇集です。
本格推理作家だけあって、推理パズルのような作品から、大胆な密室トリックまで、ミステリーの楽しみを味わいました。
推理作家アリスと臨床犯罪学者火村の関西弁を交えたやりとりが面白いです。
電子書籍
挑み続ける6編
2020/05/19 11:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒殺事件の真相に挑む表題作の他、読者への挑戦付きの「八角形の罠」もスリリングです。火村と有栖川のコンビが33歳なのも、この本で初めて知りました。
紙の本
ロシア紅茶は美味しいの?
2024/01/07 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
火村先生シリーズが面白いなと2冊目。順番は考えずにタイトルだけで選んだ『ロシア紅茶の謎』やはり意外性があって興味深かったです。氷に毒物を入れて犯人が口の中に隠す=つまり口に含む!なんて普通は考えられないことです。下手をしたら犯行に及ぶ前に自分が死んでしまう。作家の方の思考回路は凄いですね。
紙の本
ロシア紅茶の謎(国名シリーズ 第1弾)
2022/11/20 12:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
国名シリーズ、第1弾!
奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む!【商品解説】
・動物園の暗号
被害者に握られた紙片には暗号文のようなものが…。
・屋根裏の散歩者
天井裏に隠すように置かれた被害者の日記
冒頭部分に女性連続殺人事件あり
・赤い稲妻
火村の教え子が目撃した女性のマンション落下事件
・ルーンの導き
火村の同僚が助けを求めてきた。
被害者が握っていた四つの石の意味は?
・ロシア紅茶の謎
作詞家が自宅で開いていたパーティーのさ中毒殺された
犯人はいつどうやって毒を紅茶に入れる事ができたか。
・八角形の罠
有栖川、火村が遭遇したゲネプロ中の殺人事件
謎も解けなかったし、誰が犯人かもさっぱりわからなかったけど、どの作品も火村先生の回答に成程!と、面白かったです。
紙の本
ロシア紅茶
2016/11/13 11:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の作品がトリックがぞくぞくしました。
冬の寒さとロシアンティーの甘さがより、トリックをせつなさを鮮明にします。
短い作品ですが、是非読んで下さい。
紙の本
あの「覚悟」に脱帽
2002/07/17 02:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国名シリーズは、『スウェーデン館の謎』しか読んでいなかったので、『マレー鉄道の謎』を読む前に、本書を是非読みたくて手に取りました。——国名シリーズのスタートは本書で間違いないのですが、火村シリーズは『46番目の密室』から始まっているので、ちょっとズレていました(恥)。誤解から読んでも、楽しめたのが救いです。
さて内容ですが、まずは「屋根裏の散歩者」から。この作品は、謎が解けると喜劇になります。まさか、暗号がそんな珍妙な法則でつけられているとは……。
「赤い稲妻」の身勝手さや、「ルーンの導き」の舞台の雰囲気も心に残りましたが、やはり表題作に迫力があります。トリックや設定よりも、犯人の覚悟が半端じゃありません。読み終えて友人と、「あのトリックは……」なんて会話の種になったりするほどです。
人気シリーズの安心感を再確認した一冊。
紙の本
ロシアンティーが飲みたくなる!
2001/04/18 02:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イトコン - この投稿者のレビュー一覧を見る
有栖川有栖さんの作品を読んだのは、この短編集が初めてでした全六編が収録されており、密室殺人・アリバイ崩し・暗号解読といった、これぞ本格ミステリー!といった作品ばかりです。表題作の「ロシア紅茶の謎」は犯行現場から消えた毒薬を探すというミステリー要素も面白いのですが、読了後に無性にロシアンティーが飲みたくなりました。個人的には、「屋根裏の散歩者」がお気に入りです。江戸川乱歩の同名作品とは異なり、非常にユーモアがある作品だと思いました。まあ、百聞は一見にしかずといった感じで一度読まれることをお勧めします。
紙の本
気軽に読める
2001/10/21 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽に読める短編集。ミステリーとして見ると真相にムリな部分があってちょっとキツイが、雰囲気にユーモアがあって安心して読める。ちょっとした息抜きにいいかも。個人的には「屋根裏の散歩者」のバカバカしいオチが好き。
電子書籍
ミステリ短編集
2022/06/28 21:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子書籍で読んだのですが、短編集なのもあって電子でも読みやすかった。乱歩作品が元ネタの屋根裏の散歩者という作品があるのだけど乱歩の方も読んでいるとより楽しい気がする。短編集だとどうしてこういう事をしたのかという犯人の動機というよりトリックを暴くのがメインになるんだなと読んでいて思った。暗号だったり色んなパターンがあって面白かった。
紙の本
短編集だった
2020/12/08 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までのように長編かと思ってたら、短編集だった。
話が短い分、あっさりとした感じ。
思いっきり乱歩してるのがあった。
紙の本
読みやすい
2018/05/02 14:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪臨床学者火村英生シリーズもの3作品目で初の短編集にして、国名シリーズの第一弾です。
整然とした文章で相変わらず読みやすい。
謎も一定のレベルを維持しているし、テレビのクイズ番組に例えるなら、いわゆるお馬鹿タレントをキャスティングし、視聴者が彼、彼女らを自分よりも下の存在と感じて悦に入るようなに下品なものではなく、一定の難度の問題を出演者と視聴者共々考える正統派のクイズ番組でしょうか。
6編とも丁寧に作られていて、読み手が推理するための情報もキッチリとフェアに提供されていることが火村による謎解き時によくわかります。
電子書籍
手軽に読める作品です。
2017/08/09 07:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見て、興味を持ち、購入しました。短編で読みやすく、トリックもわかりやすいので、気軽に読める作品だと思います。個人的にはもう少し読み応えがあったり、読み手に誰が犯人か考えさせる時間のある作品の方が好きだと感じました。他の作品を読んでみたいと思う程、出てくるキャラクターにも魅力を感じませんでした。
紙の本
短編の割にはしっかりしていて読み応えのある一冊。
2016/09/07 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんぽんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『屋根裏の散歩者』はタイトルを見て思わずニヤリ。でもさすが有栖川氏。暗号は見事かつ面白かった。また、八角館の罠も似たようなタイトルの本を前に読んだので、これまたニヤリ。これもまた素晴らしいトリックと鮮やかな火村先生の推理に脱帽。短編の推理小説は、トリックがイマイチだったりするなか、この作品は素晴らしくまとまっていて良い本です。