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自縄自縛の二乗
著者 蛭田亜紗子 (著)
部下ができた日のことだった。帰宅し部屋の灯りをつけたとたん、華やいでいた気分は不安という穴に吸い込まれ、自分で自分を縛ってみたいという欲求がこみ上げてきた。乳房に、みぞお...
自縄自縛の二乗
自縄自縛の私
商品説明
部下ができた日のことだった。帰宅し部屋の灯りをつけたとたん、華やいでいた気分は不安という穴に吸い込まれ、自分で自分を縛ってみたいという欲求がこみ上げてきた。乳房に、みぞおちに、秘部に麻縄を滑らせる。甘やかな郷愁が、私の胸を締めつける。どんな抱擁より、愛よりも私の躰と心を抱きとめるのは、縄。緊縛の快楽があれば、独りで生きていける。第7回R-18文学賞大賞受賞作。
著者紹介
蛭田亜紗子 (著)
- 略歴
- 1979年北海道生まれ。2008年「自縄自縛の二乗」(「自縄自縛の私」と改題)で第7回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。
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