電子書籍
見知らぬ男 顔のない男(2)
著者 剛しいら (著)
天才俳優・飛滝(ひたき)の新作の役柄は、非情な殺し屋。そんな彼を追う主役の新米刑事に抜擢されたのは、飛滝の恋人で新人俳優の音彦(おとひこ)。初の主役は嬉しいけれど、完全に...
見知らぬ男 顔のない男(2)
見知らぬ男 (キャラ文庫 顔のない男)
商品説明
天才俳優・飛滝(ひたき)の新作の役柄は、非情な殺し屋。そんな彼を追う主役の新米刑事に抜擢されたのは、飛滝の恋人で新人俳優の音彦(おとひこ)。初の主役は嬉しいけれど、完全に役になりきる飛滝と、憎みあう芝居をするなんて…。飛滝が役に取り憑かれることを心配する音彦。その予感は的中、リハーサルに現れた飛滝は危険な匂いのする、見知らぬ男になっていて!? バックステージLOVE。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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電子書籍
シリーズ2
2018/05/24 16:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
顔のない男の続編。天才俳優・飛滝の新作の役柄は、非情な殺し屋。そんな彼を追う主役の新米刑事に抜擢されたのは、飛滝の恋人で新人俳優の音彦。役になりきって役柄そのものにのめりこんでしまう飛滝を心配する音彦。そこで飛滝は二人だけで、五日間、役になりきったリハーサルを提案。不器用でヘタレな飛滝がいい。
紙の本
待望の続編
2004/05/18 22:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kipple - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じキャラ文庫から出版されている「顔のない男」の続編です
剛しいらさんの本は どうも系統が3系統ぐらいあるような気が
するのですがこの本は「雰囲気がそこはかとなくエッチ」系でした。
主人公2人の職業は俳優。役作りという設定で現実の彼らとは違う
関係(前作では兄弟、今作では刑事と悪党)を結びます。
兄弟という関係もエロティックでしたが、今回もなかなか。
伏線もはられており次作も出るのかと期待させてくれます。
出るといいんですが。
電子書籍
謎の行動
2021/11/08 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も飛滝の行動は謎過ぎて音彦はグルグルしっぱなしで、それでもくじけそうになりながらも飛滝への気持ちで乗り切り前進、音彦はよく頑張った。
謎の行動の理由が明かされると飛滝の人間らしさが分かり可愛いさまで感じられる。
しかし前作で感じ悪かった女優は相変わらずだし、直接登場しなかったが桐生監督の病的ないやらしさは健在で彼らの今後に係わってこなければいいと切に思う。
紙の本
セピア色の世界の鮮やかな色
2020/12/26 07:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
シリーズの2なので1の「顔のない男」を読んでから読むことをお勧めします。
でないと飛滝と音彦の関係性や桐生の行動原因がわからないかと思います。
桐生はやっぱりやらかしてきましたねぇ。
とはいえ、それを逆手に取る飛滝もさすがです。
緊迫感ある追いかけっこはこの作品の
演技と現実のあいまいさという面白さを楽しませてくれます。
桐生の汚い姑息なたくらみを二人で踏みしだくのは痛快と言っても良い。
飛滝が何を演技するかを読者も音彦同様驚きをもって読めると思います。
飛滝が演技の他に相変わらず謎行動を繰り出してはいますが
音彦にかなりメロメロなのはわかります。
(音彦視点なので、完全に飛滝の心が見えないもどかしさがあるけど
そんな飛滝の行動にぐるぐるしちゃう音彦も良しなので仕方なし)
ビデオ撮影とか!(まあ、これは種明かしするとちょっと笑えるのですけど)
セピアの世界になってしまう中で色を持っているのが音彦っていうのがまたなんともはや。
母親との確執も同じく浮彫にされ色々屈折しまくっているのは確かなんですけどね。
でもミニクーパーのくだりは音彦に対する思いと、
飛滝の中の色々なものが浮き彫りにされている良いシーンだと思います。
後、新築の家の描写はシリーズ1の音彦の言葉に戻ると「おおお!」的なところが
あるので、振り返りもありかと思います。
どれだけ甘々なの!って突っ込みたくなる。
最後の放送日の行動なんて眩暈がして倒れそうになりました。
やりすぎ感満載な!
桐生の歯ぎしりが聞こえそうですし
後女優の香奈さんもそこはかとなく怖い。
桐生はともかく香奈さんの存在がちょっと中途半端すぎて
逆に怖いのですけど、これは回収されないのでしょうか。
飛滝さんの毒気にあてられたある意味被害者でもあったのでしょうから(笑)
シリーズ最終巻も読みたいと思います。