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シグナル・レッド2
シグナル・レッド 2 (二見シャレード文庫)
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紙の本
心の一番綺麗なところに存在する愛しい人
2002/06/29 02:07
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投稿者:えんじゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ようやく互いの愛を確かめあい、今は同じマンションに住むようになった桐島と樋口。
だが、相変わらずスパイ行為を続け、千野との愛のない行為を続ける樋口。いつまで続くか分からない不安と罪悪感が、樋口を苛む。そんな時、更に過酷な運命が、彼を襲う。
壊れていく樋口が、すごく悲しい。そんな樋口をひたすら愛し慈しむ桐島。そして、朝倉が、意識のない樋口に語る若き日の「失われた恋」の話。
もうひとつの恋の話が、樋口たちの恋と重なり合っていくとき、樋口はようやく自分を取り戻す…。
苦しんで苦しんで、ようやく幸せになる恋。
そういうカタルシスを思う存分味わいたい方に、おすすめです。