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真説 金田一耕助
著者 横溝正史
バレンタイン・デーに金田一耕助を襲った毒入りチョコレート事件! しかし金田一は無事、九死に一生を得たのである。真相はこうだ。ある編集者氏が「読者から金田一先生にバレンタイ...
真説 金田一耕助
真説金田一耕助 (角川文庫 緑 304-63)
商品説明
バレンタイン・デーに金田一耕助を襲った毒入りチョコレート事件! しかし金田一は無事、九死に一生を得たのである。真相はこうだ。ある編集者氏が「読者から金田一先生にバレンタインの贈り物です」と小包を届けてくれた。自称金田一の小生は遠慮なく戴く。だが中身のチョコレートを食べ終わって数日後、世間を震撼とさせた毒入りチョコレート事件が発生したのだ! 猛烈な横溝ブームの最中、その熱気にとまどいながらも淡々と日々を過ごす著者の心境を吐露した好エッセイ集。
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裏話が楽しい
2019/09/21 12:15
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投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る
横溝正史が金田一耕助シリーズの創作秘話、映画化やテレビドラマ化の裏話などを語ります。
毎日新聞の特別版に1年間にわたって連載されたエッセイ集。
獄門島は「そして誰もいなくなった」を読んでチャレンジしようと思い付き、3枚の俳句が貼られた屏風は実際に横溝正史が枕元で使っていたものがモデル。
「病院坂・・・」で等々力警部、「悪霊島」で磯川警部を描いた後、最後の作品では等々力警部と磯川警部の二人が登場するものを書こうと考えていた。
など、金田一耕助作品ファンにとっては面白いエピソード満載です。
また、語り口も軽妙です。