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エキゾチック・ヴァイオリン~アジアの響きをめぐる旅~
著者 林 巧
私たちは言葉を覚えるより先に歌い、あるいは踊っている。異国のチャイナタウンで、椰子の木陰で、そして街のかたすみで聞こえてくるエキゾチックなメロディ。おとぎ話に出てきそうな...
エキゾチック・ヴァイオリン~アジアの響きをめぐる旅~
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エキゾチック・ヴァイオリン アジアの響きをめぐる旅 (知恵の森文庫)
商品説明
私たちは言葉を覚えるより先に歌い、あるいは踊っている。異国のチャイナタウンで、椰子の木陰で、そして街のかたすみで聞こえてくるエキゾチックなメロディ。おとぎ話に出てきそうな楽器。魂を奪われるような弦の響き……。北京、広州、香港から、バンコク、バリ島、日本まで古くからの音楽の原風景を訪ねる、アジアの楽器紀行。
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紙の本
2002/01/06朝刊
2002/01/15 22:17
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国、シンガポール、バリ島など、アジア各地の弦楽器を訪ね歩いた。華南・順徳の繁華街では、胡琴という小さな楽器を「弾き売り」する男に出会う。タイの楽器店で、チョウが羽を広げた形の美しい楽器にひとめぼれする。台湾の夜市で月琴という丸胴の楽器を弾く盲目の老女は「月を抱えている」ように見えた。街並みに溶けこんだ楽器の姿に、近代楽器から失われた人と音楽の密接な結びつきを探っている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001