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シリーズ第9弾。面白かったです。虐待とか代理処罰とか、旬のテーマがちりばめられてます。が、動機がちょっと弱いかな?全体的にちょっと物足りませんでした。が、しかし・・・ラストが思わせぶりな・・・次巻はいつ出るんだ?
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秘匿から半年、鳴沢了。
警視庁へ戻ったかと思ったが藤田が西八王子署へ。
少年が保護されるが全く話そうとしない。
身許もわからず事件性もあやしいが了はほっとけない。
生安・山口美鈴も加わり調べる。
日系ブラジル人が関わると判明する。
父親が罪を犯しブラジルに帰国したことが判明。
わずかな手掛かりを基に。
冴も登場。
こどもが関わる事件は辛い。
冴と了の関係は難しくて理解できない。
2008/8/30
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刑事−鳴沢了シリーズ9作目。
今回の舞台も前作に続き西八王子署。
西八王子署管内で保護された少年は、日本語は解かるようだが何故か一言も話さない。身許は不明だが事件性は低く、家出の可能性が高い。だけど鳴沢は年の頃が同じ勇樹と、どことなく重なる少年を放っておけず気遣うが、少年は病院から忽然と姿を消してしまう。自ら病院を抜け出したのか、それとも誘拐か…?調査を進める内に少年が日系ブラジル人である事、少年の父親がを轢き逃げを犯した後にブラジルへ帰国した事が判る。
ここからまたまた彼のスタンドプレーが開始。何故か藤田心が西八王子署に異動になって鳴沢の相棒になってるし、何故かまたまた小野寺冴が登場する。私立探偵ってポジションだし、今回の登場はまぁ意味があったから許すけど、あまり無意味に度々登場さるのはシリーズ物としては飽きる。魅力的なキャラなら話は別だけど。
轢き逃げ事件の真相としては小野寺冴が絡んで来た時点でうっすらと見えてくるし、被害者と加害者の息子の関係性が浮き彫りになると同時に「虐待」の影が見え隠れするけど、真犯人の動機が軽いと言うか弱いと言うかインパクトに欠ける。そもそも虐待自体が許されるべきでない。
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シリーズ9作目。
頑張れ!オレ!もう少しだ(笑)。
もうね、内容とか人物とか結構いい加減かなーと。
公安の娘とかナシでしょ(笑)。犯人像とかもかなりいい加減。
でも、人として変化していく了の気持ちの移ろいは面白いかも。
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日系ブラジル人との問題が、取り上げられている。浜松で生活している自分にとっては身近な事で、実際にひき逃げの犯人が国に帰る事件はあるので・・・・・。今回はぶっ飛んだ行動もなく、事件にもう少し奥行きがほしかったかな。次回への繋ぎかとも思う。
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病院に保護した日系ブラジル人少年が失踪。背景に、少年の父親のひき逃げ事件が見えてくるが、、、
例によって、強引に捜査に乗り出して丸く収まった筈の事件をひっくり返すという、おなじみのパターン化してしまって、事件の真相も、ま、そういうことか、、、という程度で、意表をつくほどのものでもなし。
(2009/7/2)
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今回は違う管轄も巻き込んで、巻き込まれて?の事件。
最初は迷子の日系の子供を保護し、
事件ではなかったが段々と事件へと発展していく
とても悲しい事件でした。
後半はやめてやめてと思いながら読んでいき。。
「偽装」は作品としてはとても良い物だったんですが
内容が楽しめない読んでて辛い話でしたね。
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刑事・鳴沢了シリーズ 第9弾。
西八王子署管内で保護された、日本語は分かるようだが喋らない少年。鳴沢はどことなく勇樹と重なる彼を気遣うが、病院から忽然と消えてしまう。調査を進めると少年が日系ブラジル人であること、父親が罪を犯し、ブラジルに帰国したことが判明する。単なる失踪なのか、あるいは・・・・・・強引に捜査に乗り出した鳴沢は、一路群馬に飛ぶ。(中公文庫より)
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刑事鳴沢了シリーズ第9弾。
前作同様、西八王子署に勤務している鳴沢。
八王子で保護された喋ることのできないこどもの保護から
今回は物語が始まっていく。
在日外国人との問題や、幼児虐待など取り上げているテーマはやや重い。
新たなパートナーである藤田のキャラが物語を支えている。
小野寺冴との関係に決着をつけ、
今までにない次作への布石で終わる今作・・・
いよいよ、次が最終話。
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西八王子署管内で保護された、日本語は分かるようだが喋らない少年。鳴沢はどことなく勇樹と重なる彼を気遣うが、病院から忽然と消えてしまう。調査を進めると少年が日系ブラジル人であること、父親が罪を犯し、ブラジルに帰国したことが判明する。単なる失踪なのか、あるいは……強引に捜査に乗り出した鳴沢は、一路群馬に飛ぶ。
第一部 沈黙
第二部 乾いた風
第三部 隠された悪意
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鳴沢はいつも突っ走る。もう少し周りとうまくやっていければ、解決も早いんじゃないのかな。一人じゃ、できることも限られるもんね。
ま、このシリーズは一匹狼的な問題児が活躍して、周囲から妬まれるという話だから、いいんだけども。
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最近、シリーズ全巻が平積みになっているのを店頭で見かけました。ブレイクするのか? シリーズ第9作。前作に続いて西八王子署に勤務している鳴沢刑事。ある日、保護されたのは、日本語は理解できるが話さそうとしない少年。しかし、彼は病院から姿を消してしまう。待ちに待った新作。実に苦い読後感。
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<刑事・鳴沢了シリーズ>第9弾。日系ブラジル人の労働者問題を扱う。悲しい結末。シリーズも『久遠』を残すのみ。
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日系ブラジル人が多くいる町での話。犯罪自体について違和感を感じる。虐待を隠すために子供を殺してしまうのか。子供にサッカーをさせたいから、その資金を稼ぐために犯人の身代わりになるのか。そもそも、筋の通った犯行動機なんてものはなく、矛盾や考慮不足なものが普通なのかもしれないけど、そしてあえてリアルさを出しているのかもしれないけど、小説として読む限りは、後味はすっきりしないものだ。
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三年振りに鳴沢了シリーズを読みました。
当時はかなりハマって読んでいたのですが
ピタリと読まなくなってしまって、本棚から引っ張り出して読みました。
前後の話が覚えてなくてあやふやな部分もあったけど
ハイペースで一日くらいで読み終わりました。
次でシリーズ終わりなんですねー。
続きを買って読もうと思います!