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今村彩氏の大人気ミステリーシリーズの最終巻です!
2020/09/17 10:27
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、数々の話題作を次々に発表されている今村彩氏の大人気「警視庁捜査一課・貴島柊志」シリーズ(全4巻)の第4弾です。同書の内容は、日比野功一の妹・ゆかりが帰宅途中に何者かに誘拐されるという事件を発端に物語が始まります。同時期に、チェーンのかかった密室状態のマンション一室からの転落死事件が発生します。捜査にあたった貴島刑事は6年前のある事件に辿り着きます。事件の真相は、そして誘拐の行方は一体、何なのでしょうか?今村彩氏による傑作本格ミステリーシリーズのぜひともお勧めの一冊です。
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怖い繭の密室
2016/10/15 04:42
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
見事にやられました。プロローグからのつながりが見事!過去の作品ではイマイチ存在感の薄かった貴島刑事ですが、今回の作品では存在感を発揮してるように思います。また、倉田刑事も良かったです。暴力は新たな暴力を生む、という意味でも考えさせられる1作。読みやすく良質なミステリーでした。タイトルを表すエピローグで明かされる内容、怖いです。
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怪奇シリーズとは言ってない
2015/06/11 11:27
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁捜査一課・貴島柊志シリーズ第4作、最終話です。
ついに今回、怪奇性は全くなくなっており、どこかで読んだような殺人ものになっています。
しかし良く考えてみると、どこにも怪奇シリーズとは銘打っておらず、1~2作目から私が勝手に思い込んでいただけだった様子。ごめんなさい。
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貴島柊志シリーズの第4弾。
今邑彩さんの作品にハマるようになったのは最近のこと。
今年に入ってからかな? ひょっとしたら去年かもしれませんが。
そんな中でもこのシリーズは結構好きです。
まだ読み始めたばかりなので、読み進めるのが楽しみです!
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今回は他のシリーズと比べて、ホラー的な要素がなかったです。ただ、エピローグがホラー的ではないのですが、不気味でした。
作品のなかで「暴力は暴力しか生まない」という言葉がありましたが、本当にそのことがよく表されていると思いました。
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不思議さや不可解さというよりも、現代に生きる日常の歪みのような者の恐怖をえぐった作品かな、と。その点ではいつもの今邑さんよりは恐ろしさやアッと驚くどんでん返しが少なかったと思い、星3つ。
トリックでの謎解きや、倉田と貴島の会話はいつも以上に楽しめたのですが、やっぱり今邑さんに期待しているのはびっくりどんでん返しなわけで、ちょっと物足りないかなぁ・・・。
また新作に期待!5巻では貴島の過去(?)が明かされるらしいですしね!
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完全にミスリードされた感。なるほどなープロローグが本編の事件と同じ時間軸じゃなかったとはなあ。
江藤は心底嫌な奴だと思っていたけど、エピローグ読むと…こりゃあ歪みもするわと思いました。江藤の母が怖いよ!そして弟も順調に…ああ。タイトルの本当の意味はエピローグで解る、と。
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都内のマンションの飛び降り事件には他殺の疑いが出てきたが、その部屋は完全な密室状態だった。刑事・貴島は6年前の事件を思い出す。が、その事件の関係者も不可解な死に巻き込まれていた…。
貴島刑事モノの4作目で、シリーズ最終作。どの作品も意外性にあふれ、ミステリーとしては優れていると思うけど、貴島刑事にいまひとつ魅力がないのが残念。シリーズに名前を冠するほどならもっとキャラを立てればいいのに…。
(C)
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貴島柊志シリーズ4作目。
本格推理モノとホラーの融合を売りにしたシリーズだと思っていたけど、今作ではホラー色は薄め。まぁ、最後に明らかになる真相は確かにホラーだったけど。タイトルの意味、納得デス。
これがシリーズ最終作?今作以降の新作は随分出ていないようですが、まだまだ続編出来るんじゃ??特に今作は1作目に出ていた倉田刑事が再登場になるわけだけれど、貴島の過去に触れる記載はほぼ皆無。今まで立てた伏線をもうちょっと拾っていこうよ、と次作を熱望。
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ちょっと物足りなかったな。タイトルの所以を最後に触れてるが、なんかとってつけたような印象で、むしろなくてもよかったような…
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2014.3.9読了。
このシリーズ、3作目は読んでなくて、1、2作目とちょっとホラーっぽかったり、オカルトっぽいからこの4作目読んだら今邑さんはちょっとやめよーって思ったら、この4作目、面白かった!やっぱり3作目読んでみようと思った。
読みやすいし分かりやすいし、一緒に推理できるし。この先がないと思うと残念です。
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シリーズ物らしい。
微妙に登場人物が関連しているところがあり、シリーズ第一弾から読めば良かった、とやや後悔。
推理小説の王道、て感じ。
ところどころ伏線があり、分かりやすく読みやすかった。
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3作目を飛ばしてしまった(;´Д`)。。
これまでのシリーズに比べると
やや劣る感じがする。
でも、面白かったけどね。
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重い話。
復讐の連鎖とはいっても、ひとつは完全な逆恨みだけど。
けれど、その犯人もある人物によってゆがめられた価値観と倫理観の持ち主だったわけで、本当の真犯人は逮捕されない……貴島(主人公の刑事)も存在に気付いていない……そのひとなのかもしれない。
誘拐された女の子が車に乗ってしまうシーン。
(私なら絶対しない!と思ってる人も多いだろうけど、案外、乗っちゃうらしいんだよね。
家がすぐそこだから、見知った道だからと油断しないように。)
女性が書いているからだろうか、リアルな恐怖を感じた。
ホラーと本格派が同居したシリーズなのですが、今回はホラーというよりサイコホラーかな。
ラストシーンの不気味な『繭』に戦慄する。
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貴島と復活のあのお方とのコンビ復活が楽しい。
貴島シリーズ完結なのに、今回は貴島の過去の記述が
なかったのが残念。
事件の性質も、これまでの3作とは趣が異なっている。
ああいう事件を描いた小説のはしりかも?