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朝を待つあいだに
著者 坂井朱生 (著)
高2の河合実友は、父親が単身赴任でいないため、一人暮らしだ。ある日、家の鍵を落とした実友は、隣人・桐沢の帰りを待っていた。防犯会社の副社長だという桐沢は、実友を自宅に招き...
朝を待つあいだに
朝を待つあいだに (幻冬舎ルチル文庫)
商品説明
高2の河合実友は、父親が単身赴任でいないため、一人暮らしだ。ある日、家の鍵を落とした実友は、隣人・桐沢の帰りを待っていた。防犯会社の副社長だという桐沢は、実友を自宅に招きいれ、同僚の天城を呼び出し鍵を交換してくれる。以来、実友を心配し気にかけてくれる桐沢に惹かれていく実友。一回り以上も年上の桐沢へのこの気持ちは……!?
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脇キャラ濃すぎ
2012/08/30 12:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:961あまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進めて数ページ。
「あれ? この話の攻めって桐沢だったよね」とあらすじを見返してしまいました(笑)。
それくらい描かれすぎの脇役・天城。ストーリー自体も受・実友→天城→攻・桐沢の関係性の中で進んでいきます。
ストーリーに絡んでくる天城の過去についてはハッキリ書かれていませんでしたが、それが余計に「まだまだたくさんの設定があるの。この子すごく深い子なの」という作者の声が聞こえてくるようでうざかったです。
数ページしか出てこない親友の矢上までもそんな膨大な設定が見え隠れしていて疲れました(笑)
。
主人公2人の恋愛についても、「本当は腹黒い」とか「健気で」とか文字で語られるほど、キャラの行動からはそれが感じられない気がしました。
シミュレーションゲームのノベルか、シリーズ物を途中から読んでしまったような気持ちになるお話でした。
坂井さんは精緻なキャラの描写と引き込まれるようなストーリーを書かれる作家さんですので、読んで失敗したと思う事はあんまりないのですが、これは好きな話ではなかったです。