読割 50
電子書籍
歴代征夷大将軍総覧
著者 榎本秋 (著)
古代「征夷大将軍」は、朝廷が蝦夷を征伐するために派遣した軍勢の総司令官でしかなかった。しかし一一九二年、源頼朝は、武家政権樹立のために、「天皇の代理人」の権限を持つこの官...
歴代征夷大将軍総覧
歴代征夷大将軍総覧 (幻冬舎新書)
商品説明
古代「征夷大将軍」は、朝廷が蝦夷を征伐するために派遣した軍勢の総司令官でしかなかった。しかし一一九二年、源頼朝は、武家政権樹立のために、「天皇の代理人」の権限を持つこの官職を、二五〇年ぶりに復活させる。以来、その本質は「皇帝」とほぼ同義となった。その後も足利氏、徳川氏とその血筋を変えながら、約七〇〇年間、征夷大将軍は日本の支配者であり続けた。優れた統治システムを生み出した名君から、くじ引きで選ばれた暗愚将軍まで、歴代四八名を全網羅し、強権と傀儡が交差する日本の中近世史をひもとく、画期的な書。
著者紹介
榎本秋 (著)
- 略歴
- 東京都生まれ。WEBプランニング、ゲーム企画、書店員を経て著述業。著書に「戦国軍師入門」「外様大名40家」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
権力は悲劇とともに
2018/12/17 01:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の天皇家が現代まで脈々と続いたのは、
権力と肩書を両立させない、
日本独特の権力構造がある。
天皇に関しては、
その神聖性でブランドを保った(それでもひどい目には遭う)けれど、
将軍というシステムは、ほぼ他者に翻弄されてきた歴史を持つ。
家康はやっぱり別格ですなあ。
紙の本
将軍
2019/01/28 06:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
征夷大将軍がいかなるものだったかを解説。歴代の将軍を一人一人紹介しているのがよい。その時代を象徴しているようだ。
紙の本
ショーグン
2023/07/19 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の将軍のみならず、最初の征夷大将軍である大伴弟麻呂から徳川慶喜まで、48人を総覧する一冊です。しかし徳川家は代を重ねるとかなり問題のある人が血統で選ばれていたことがわかります。
リビアでカダフィ大佐がトップでしたが、実は「将軍」が国を統べる期間が何百年もあったというのは奇態ではないでしょうか。