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虚像(上)―覇者への道―
著者 高杉良 (著)
平成大不況をよそに「大泉内閣」に食い込み、規制緩和の旗振り役となったノンバンクの帝王。男はいかに政商にのし上がり、なぜ表舞台から消えたのか――。紳士然たる風貌に隠された非...
虚像(上)―覇者への道―
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虚像 上 覇者への道
商品説明
平成大不況をよそに「大泉内閣」に食い込み、規制緩和の旗振り役となったノンバンクの帝王。男はいかに政商にのし上がり、なぜ表舞台から消えたのか――。紳士然たる風貌に隠された非情、恫喝、肥大する欲望。投資ファンドとの癒着、金融相と仕組んだ出来レース、そして経営破綻の危機……。巨利の構図を射抜く経済小説の金字塔!
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紙の本
規制緩和の舞台裏で。
2012/01/29 19:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまごろう1963 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ノンバンクの帝王」による「大泉内閣」との二人三脚による富の簒奪。華やかな規制緩和の裏舞台を、高杉良得意の冴えた筆致で描写していく。もちろん「見てきたようなノンフィクション」なのだが、かなりの取材を重ねて事実に沿って組み立てていることは良く分かる。当時の政権による規制緩和・構造改革の掛け声を素直に信じた人たち、また無批判に報道していたマスコミの方々にもぜひ読んでほしい一冊だ。