商品説明
敗北を続ける日本外交。北方領土問題解決は遠のき、空母を建造し軍事的膨張を続ける中国には打つ手もない。さらに、東日本大震災で国力が弱った日本に追い打ちをかけるような中国、ロシア、韓国による対日包囲網の形成すら危倶される中、腐敗した外交当局を叩き直す以外に外交再生の道はない。佐藤優がその処方箋を熱く論じる。
著者紹介
佐藤優 (著)
- 略歴
- 1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。作家。元外務本省主任分析官。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。有罪が確定し、外務省を失職。著書に「国家の罠」など。
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電子書籍
外務省に対する恨みと期待
2013/10/25 11:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marukina - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の外務省に対する恨みと期待が、存分にぶつけられている。
「会話」がふんだんに用いられていて、読みやすい。
外務省に裏切られた筆者だからこそ、実名を出しつつ、ここまで克明に“告発”することができるのだろう。
対ロシア外交を専門としていただけあって、その詳細な記述が多いが、各読者の目的に沿って、興味ひかれる読みやすいところから、読み進めると良い。
本書を通して、外務省に幻滅するのではなく、より大きな期待をこめた目、厳しい目を国民一人一人がもつことが必要だろう。