紙の本
いわゆるタイトル本
2009/09/27 22:35
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと10万部突破の帯で衝動買いした。PHP新書だから大丈夫かと思いきや、指導経験を振り返っているだけで、娘2人の小学校受験まで書いている。法学博士でありながら、医学部受験予備校でスパルタ教育を実践し、今は司法試験予備校の講師だそうである。勉強しろと言っている著者には書けない内容であろう。残念でした。
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「あなたが虚しく生きた今日は、昨日亡くなった人が あれほど生きたいと願った明日」
泣きそうになる。
親が子供に与える影響大。
手遅れかも、と思いますね、
小さい頃からの育て方が重要です。
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○抜き書き
子供の人生を、たとえどのうような結果になろうとも否定せず、肯定し続けることが、子供に対しては非常にいい影響を与えるということなのでしょう。(18P)
教師の褒め言葉が最大の『勇気』
1どんな子供にも、光るものはある。その輝きを見逃すな。
2子供の特性を把握するのは、親の重責。(35P)
勉強も、スポーツや手先の器用さと同様、特殊技能のひとつと心得て、子供が勉強の分野に適性があればそれを応援し、別の分野で能力を発揮していればそこを伸ばしていく。そのような見究めと使い分けが親には求められているのです。(67P)
できる子の親は我慢強く、子供の自然の成長を待つことができます。そして子供が伸びる時期にさしかかると、そのタイミングを捉え、必要な本なり問題なりを集中的に与えていきます。(69P)
叱るときは本気で向きあう。子供が何か達成できた、と感じている瞬間を見究め、一緒に喜び、評価する。できる子の親は子供の心に常に寄り添いながら、自然に、この二者を併用しているのです。(71P)
できる子の親は、積極的に手助けするというわけではなく、子供の苦手な漢字の書き取りや鉄棒の練習に、根気良く付き合います。早くできるようになるコツや攻略法を追い求めず、手間暇をかけてでも子供に弱点を克服させ、自信を付けさせていきます。そういう粘り強い姿勢を持っています。(72P)
☆感想
子供をコントロールしようというのはおこがましいと思う。「応援する」という姿勢こそが必要だ。
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「あなたが虚しく生きた今日は、昨日亡くなった人があれほど生きたいと願った明日」
本の最後に書かれた名言
人が本気になるには、言葉よりも
キッカケだけかもしれない
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ずっと、積読していた本でしたが、本日一気読みしました。
よくある教育雑誌などで読んだようなことで、目新しい内容ではなかったですが、実例に基づいたものになっていて、今後どうするかのヒントになります。
親としてではなく、自分が子どもとしての反省もしばしば。
努力を怠れば20歳過ぎればタダの人とはごもっとも。
子どもが挫けそうな時が来たら、本人で読んでいただきたい。
そして、最後に読んだ「「あとがき」にかえて」にあった著者が知人から教えられた名言が一番心打たれてしまいました。
本編を読み通して最後にその名言を読んだことで、自分が奮い立ってしまいました。
その名言は、子どもと私の共同勉強部屋の窓に貼ってあるホワイトボードペーパーにさっそく書き付けました。
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勉強させる方法論も斬新なことも書いてある訳ではなかった。でも、当たり前で大切なことが書いてあったし、基本に立ち返りたかった自分にはよかった。文章の書き方が自慢たらしいというか鼻につく部分が多いのと、整理されているようで整理されてないのがちょっと。
●できる子の親はここが違う
①子供の人生を肯定する
失敗や挫折を否定しない。前向きに。
人生は自分で決めさせる。
→明確な目標を持たせる。
②勉強しなさいと言わない
勉強したらすごく褒める
→自発性、機動性を高める
③長所を具体的に褒める。
短所を指摘するときも前向きに。
・子供の特性を一覧表で分析して、
良いところは褒めて伸ばす。
④積極的に手助けしないで根気強く付き合う
子供に弱点を克服させて自信を付けさせる。
・伸びない時期は我慢して放置、
伸びる時期に効率的に伸ばせ。
・勉強は特殊技能の一つに過ぎない。
⑤「本気で一喝」と「褒めて育てる」
子どもが自分でうまくいったと思った
時だけ褒める。
⑥習い事や趣味は一つの物事に継続して取り組む
→その分野に突出した才能を持つ
→子どもに大きな自信がつく
→明確な目標を持てる
→学習意欲の継続
●出来ない子の親の特性
①目の前の障害物を取り除く親
②居心地のいい人間関係を与える親
→色々なタイプの子どもとの交わりで
多くのことを学ぶ
③子どもの長所短所を分析しない。
子どもの短所を放置する。
→躾のように子どもが嫌がることを
無理にやらせることが、あたかも
子どもに深い傷を負わせることだ、
と考える。
④我慢を教えない。
●出来なくなるには理由がある
①受け身の勉強には限界がある
②児童期から信頼関係を築く必要性
③継続性の欠如
④過度なプレッシャー
⑤刺激を与える多様な人間関係が必要
●出来る子の特性
能動性、継続性、粘着性、論理性
●その他
・継続性は難しい
→毎日ピーナッツ必ず食べるだけでも大変
・自分の子どもだと自覚すべし
・家庭に民主主義
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[ 内容 ]
できる子の親は何をしているのか?
たとえば、「伸びない時期は放置し、伸びる時期に集中させる」「長所を伝え、本気で叱る」「志望校の出題周期表を作る」…。
一方、伸び悩んでいる子の親は「ただプレッシャーをかける」「迷惑をかけそうな人を子供から引き離す」「短所を放置する」…。
その差は歴然!成績不振に悩む多くの受験生と固い信頼関係を結び、医学部に合格させた実績を持つ著者が、およそ三十年に亘る指導経験、数多の元受験生への取材、自身の子育てから得た結論を説く。
[ 目次 ]
第1章 できる子はここが違う!
第2章 できなくなるには理由がある
第3章 著者の子育て奮闘記
第4章 中学受験生を教えた経験から―中学受験を戦うために親がやるべきこと
第5章 多くのエリート志望者と接して
第6章 社会の人間として「できる力」を身に付ける
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 小林 公夫
http://yamatoiebakawa.blogspot.com/2011/07/16.html
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経験に基づく親身な内容でわかりやすい。親子関係が重要だというのはまあそうだろうとは思う。親の在り方論とも言える。
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前半は豊富な実例を基に、できる子・できない子を分けるポイントは何か?を紹介している。
ただし、子どもの能力云々の話ではなく、親としてどう接するか、どうサポートするかが書かれており、実例がわかりやすいせいか、納得できる部分が多い。
もちろん、勉強だけじゃなく、スポーツや音楽、何だってそう。子どもを伸ばすのは親次第なんだと、再認識。
一転、後半は著者の自画自賛、娘自慢に終始しており閉口。
子どもが生まれてから、この手の本はいくつか読んだが、その中では良いほうだったと思いますよ。
「平凡なことを毎日、平凡にやり続けることが実は非凡」
「あなたが虚しく生きた今日は、昨日亡くなった人があれほど行きたいと願った明日」
「無為に時を過ごせば、限りある人生はさらに短いものになる」
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タイトルにひかれて、購入した本。
まさにその方法を知りたくて、わらをもすがる思いで購入して読みすすめました。
結論から言えば、安直にそんな方法はありません。きっぱり。
本書では、勉強うんぬんよりも、子育て全般での親のかかわり方について記載されています。「勉強しろ」といわないというのは、その一連の親のかかわり方のなかの一部かなと思われます。
結果、親として日ごろから子供にどう接するかが重要となります。
さて、内容全般ですが、ほとんどが筆者がかかわってきた実例をベースに紹介されています。
できる子の特性
能動性、継続性、粘着性、論理性
これら子供に持たせる方法については、具体的には述べられていません。
できる子供の親
・親が結果を肯定し、励ますことが子供の立ち直りの契機となる
・子供の人生は子供自身に決めさせる。そうすれば子供の長所は伸びる
・「勉強すればほめてもらえる」ことが、子供の自発性・機動力を高める
・どんな子供にも光るものがある。その輝きを見逃すな
・子供の特性を把握するのは親の重責
・できるこの親は教えないで伸ばす
・「本気で一喝」と「ほめて育てる」の二刀流
・親の粘り強い姿勢が子供を育てる
・習い事や趣味はひとつのことを継続させる
などなどですね。
本書のみならず、どこかで聞いたことがあることや、書かれていることだと思います。
ということは、結局のところ、王道があるわけではなく、そういったことを日ごろから、親がこつこつやることが重要なのでしょう。
そういった意味では、
「本書のみならず、いままで、他の書籍や雑誌などで見聞きした子育て論を地道に実直に実施すること」が
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法
なのでしょう。....反省
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題名で釣って中身が無い典型的なものでした。体験談オンパレードですが、それぞれの側面しか分かることが出来ず。もう少し本質的なところに触れてもらえればと。
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● 子供は何でも褒めるのではなく、子供がうまくできたと思ったものについては褒めてあげる。叱るときは本気で向き合うこと。
● 子供の人生は子供に任せればよいが、社会から必要とされる人になりなさいと伝えている。
● 子供をだめにする親は、子供の前の障害を取り除く親、もしくははしごをかけてあげる親。親が子供に心地よい環境を与えていると、付き合いやすい人しか付き合わなくなり、面倒なことを避けるようになってしまう。
● できる子とは
1.能動性
2.継続性
3.粘着性
4.論理性
● 子供からの質問は逆質問する。いろんなことに対してなんでだろう、なぜだと聞いてみる。
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言われてみれば「わかっている話」だし「わかりきっている話」でもある
「勉強しろ!」と押し付ければ子は勉強から離れるし
「勉強しろ!」と押し付けなければ勉強に集中できる
過保護は情報に溢れた現代社会の弊害だと思えるし
良い意味でのほったらかしが子どものやる気を伸ばすってことでしょう?
子どもを育てるって意識を強く持つよりは子どもを見守ってやるって気持ちがある程度のほうが学びの環境下では居心地がいいのかな・・・と
勉強を押し付けるよりは子どもと一緒に親も学ぶのが大切なのは言わずもがなです
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伸びた子供、伸びなかった子供のケースが多く紹介されていて、参考にはなる。でもタイトルには合致していないと思う。