- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2011/07/25
- 販売終了日:2016/10/25
- 出版社: ワニブックス
- レーベル: Gum comics
- ISBN:978-4-8470-3437-4
読割 50
電子書籍
おとぎ奉り (1)
著者 井上淳哉 (著)
高校生の妖介は、四神の力を秘めた「朱雀の弓」を左手に宿した事で、残り一年の寿命で異形の眷族を討つ宿命を負わされてしまう。同じく神器「青龍の槍」を宿す蝦夷教諭と「玄武の盾」...
おとぎ奉り (1)
おとぎ奉り 1 (Gum comics)
商品説明
高校生の妖介は、四神の力を秘めた「朱雀の弓」を左手に宿した事で、残り一年の寿命で異形の眷族を討つ宿命を負わされてしまう。同じく神器「青龍の槍」を宿す蝦夷教諭と「玄武の盾」を宿す小学生・いろり、そして「白虎の爪」を宿す健二や警察など、眷族退治を目的とする同じ仲間達と共に眷族との激しい戦いを繰り広げるのであった。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
戦わなくても生き残れない!一番大切なもの=未来と引換に戦う力を手に入れた妖介の妖怪退治冒険譚
2005/03/28 07:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃあな - この投稿者のレビュー一覧を見る
小京都として知られる宮古野市では最近、謎めいた猟奇殺人事件が頻発していた。高校生の妖介は神社の境内でふざけていて、祠を壊してしまう。その時左手に感じた違和感…。
そして妖介は夢の中で「一番大切なもの=未来」と引換に、「眷属」なる化け物と戦う「朱雀の弓」を手に入れる。
宮古野市を襲う眷属と戦えるのは、朱雀、玄武、青龍、白虎、四神の力を得た四人の「神器使い」だけ。
左手に破魔の弓を宿し、化け物退治の使命を課せられた妖介に、残された時間は一年…?!
神器使いに選ばれた人間はそれぞれ「一番大切なものは何か」と問われて、答えたものと引換に神器を手に入れている。
妖介は最初「やっと手に入れたパクポン全44巻」などと答えており、そのままそれにしておけば良かったのに、パクポンが一番大事なら良かったのにとつくづく悔やまれる。
序盤で登場する神器使いは他に、妖介の学校の教諭・蝦夷先生。
クールで戦略にたけた蝦夷先生が、不思議なものを見る力を持つ神社の娘・よもぎとともに、知識も覚悟もない妖介をサポートする。
一巻では、設定やキャラクターに目新しいところはないのだが、スタートからゴールまで「しなければならないこと」が明確にされているのでとっつきやすく読みやすい。
眷属との戦いが脅威として妖介の友人らに受け容れられていくにつれて、物語も勢いを増していく。
戦い方にも創意工夫が凝らされていくので、どんどん良くなっていく漫画と言えるだろう。
これから挑戦される方は、少なくとも三巻までまとめて読むことをおすすめする。
ホラー漫画としては、心臓の弱い人にもおすすめ出来る程度。夜中に一人で読んでもまあ大丈夫。
眷属は不気味だが、正視に耐えないという程ではない。ただ、襲われる人が「いきなりパックン」ではなく「痛い痛い痛い〜」と泣き叫びながらバリボリ咀嚼されていくのがしみじみとイヤだった…。