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あずみ 25
著者 小山 ゆう
反幕府軍忍び衆の頭領のひとり、上山八郎と対峙するあずみ。だが、そこには倒すべき標的ではない八郎の弟・猪も居合わせていた。雨の中、上山兄弟は、はさみ討ちであずみを打ち倒す作...
あずみ 25
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あずみ 25 独眼竜の逆襲 (ビッグコミックス)
商品説明
反幕府軍忍び衆の頭領のひとり、上山八郎と対峙するあずみ。だが、そこには倒すべき標的ではない八郎の弟・猪も居合わせていた。雨の中、上山兄弟は、はさみ討ちであずみを打ち倒す作戦に出る。だが、あずみはこの兄弟が農民の子どもと無邪気に遊ぶ一面を見ていたために…。
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紙の本
大人になったあずみ
2002/05/11 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは次が出るのがいつも待ち遠しいので、最新刊が発売されたらすぐ買って読みます。今回のあずみはとても大人になりました。でも人を殺しても自分の感情を出さないその姿がとても悲しくもあります。なぜここまで使命に忠実でなければならないのか、現代に生きる私には理解できないほどのまじめさが、見ていてつらくなります。そしてなんと! 宮本武蔵がでてきます。宮本武蔵も色々な解釈の仕方があるものだな、と思いました。あずみと歴史上実在した人物とのやりとりは、とても興味深く、また読んでいて面白いです。これからの展開がとても楽しみです。
紙の本
あずみのまなざし
2002/05/17 12:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森亜夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あずみは、相変わらず強い。ときどき窮地に立ってはきたが、この巻では無敵と言ってもいい。そして、善き人すらも敵であれば殺していく、その冷徹さはすでに悟りの境地に至るかのようだ。
物語は、伊達政宗や宮本武蔵など、歴史上の人物を巻き込みながら粛々と進んで行く。どんな敵も切り伏せるあずみの、むしろ美しくもあるまなざしは、いっそう深くなっていく。
人間的な、素直な愛らしい面をもったあずみが、だんだんとすごみさえ漂わせた、悩める人になっていく。人をあやめるとは、そういうことなのかと、問わずにはおれない。
シリーズ当初から続く、「あっけない死」の描写が、ここにくると、この物語にある重要な伏線を張り巡らせていたのだということが明解になる。おもしろい、しかし、苦しい。人の生死を考えさせられるマンガである。
内容はいいのに、今回の帯は止めてください。
格闘家は、そんな情けないこと(「あずみさんのその腕を買って依頼します。暗殺してください」)言いません。(言ってませんよね。>桜庭和志さま)。
帯を捨てたら、見返りにも帯と同じ文句が……。
表紙は捨てられません。だから★三つ。辛いなあ。