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罪と罰 中
著者 ドストエフスキー (作) , 江川卓 (訳)
心配してくれる家族や友人にも,警戒と不信を抱き続けるラスコーリニコフ.妹の卑劣な婚約者を非難して波乱を起こし,殺人事件の捜査官との薄氷の渡り合いに神経をすりへらすが,事態...
罪と罰 中
罪と罰 中 (岩波文庫)
商品説明
心配してくれる家族や友人にも,警戒と不信を抱き続けるラスコーリニコフ.妹の卑劣な婚約者を非難して波乱を起こし,殺人事件の捜査官との薄氷の渡り合いに神経をすりへらすが,事態は意外な方向に進展する.一方,心の清らかなソーニャとの交流は次第に深まってゆき,ほんの少しずつ,彼の魂にも変化が….(全3冊)
目次
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- 罪と罰(中)
- 訳 注
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紙の本
罪と罰の中巻
2023/05/30 21:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Order 6601 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドストエフスキーの有名な著作の一つである「罪と罰」の中巻であり、物語が序盤から終盤への掛橋となる作品が本作です。
紙の本
人間の深淵
2021/11/25 20:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続き、ページをめくる手を止めさせない。
主人公は冒頭で殺人を犯している「犯罪者」なのに、読む方はいつのまにか、彼にのりうつって物語を読み進めてしまう。
人間はたくさんの罪を犯す、犯罪とされていないことも含め。
だとしたら、いわゆる犯罪を犯した人と、人として罪深いことをして人の心を傷つけたた人はどっちが悪いのだろう。そんなことを考えさせる。
19世紀の物語が、今に響くのは、善悪併せ持つ人間の深淵に迫っているからだ。
まさに不朽の名作である。