紙の本
それぞれの区切り
2012/01/23 21:45
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏会の内紛を包含した神佑地狩りという事件と、烏守の完全封印という計画、そしてそもそもの発端となった開祖・間時守の妄執が終着地点へとたどり着いた。
現代を生きる異能使いたちも、それぞれの思惑をはらみながらも協力し、各々に課せられた役割を果たしていく。そして、結末で選び取る選択肢も様々だ。
決着したといっても、それまであったものが全く無くなってしまうわけではない。それは見えなくなったり、分かりにくくなったり、変質したりしてしまうけれど、また別のかたちで彼らにのしかかって行く。ただ、自由度が、自分で選び取る余地が増えたというだけなのだ。
だから、これから選び取る未来が、誰にとっての正解かは分からない。しかし自分で選んだからこそ、責任を持ってその道を進んでいく義務が残された者にはあるのだと思う。
というわけで最終巻。苦労人はこれからも苦労しそう。最後におまけとしてキャラ総括が収録されている。
電子書籍
最終巻
2016/09/13 23:43
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投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
総帥も水月もミチルもカケルも可哀想だった。何より新しいお城で喜んでいる宙心丸がすごく切なかったです。でもとっても素敵な最終回でした。
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投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物がたくさん出てくるけどそれぞれ個性があっていい感じです。巻数結構ありますが、程よい展開の早さで全巻通して面白かったです。最後は感動でした。
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時音の父ちゃんの「やつらに~」は結局精神系の攻撃くらって混乱してた、で終了なのかな…?そこだけちょっと不完全燃焼な感じではあったけど、面白かった!
守美子さん&修史さん夫婦、最後に泣かせる…。
最後の真界でワカメがいないかと探してるんだけどまだ見つからん…いないのか…
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中盤くらいはどうなることかと思っていたけれど、完結してよかった~^^
ず~っと無想状態で無表情だった良守に笑顔が戻ってよかったよかった~
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守美子さーん!! 全登場人物中最も底の見えなかった彼女の動機が無力感から来るものだったとか……! そしてごめんなさい、あの感動的な別れのシーンでつい「やったやっぱり修史さん男前だったんだねひゃっふう!」とか握り拳固めててごめんなさい、いやさすがにそこを注視したのは再読したときだったけど!
少年まんがにしては色々珍しい最終巻。最強の力を培った主人公たちは戦わず、ラスボスたちはほぼ自滅、すべてを救うことはできず、主人公は大人たちの計画をひっくり返すことなく最後まで乗っかった。
時子さんは墨村と雪村の真実に薄々勘づきながらも、互いに競い高め合う関係を崩さないために敢えて馴れ合わなかったのかな。
時雄さん死亡経緯は結局守美子さんが語ったまんまだったようで。いや未だに微妙に疑ってはいるんですが、ごめんなさい守美子さん。
読者の読後感としては正守さんの感慨が一番近いかも。変わっただけで、終わってはいない。家のことが解決してバックアップもなくなったけど、力が丸ごと消えたわけじゃないので、これからも良守は騒動に巻き込まれるというか飛び込んだりするんだろうなあ。
で、時音さん、フレッシュ王子の告白は気づいたんですかどっちなんですか。正守さんも刃鳥さんと春日さんどっちなんですかもう。これで完結なのが寂しい気もしつつ、お疲れ様でした。
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面白かった。
全巻新刊でこれだけの巻数を買ったのは初めてかも。
無事に終わって良かったです。
おそらく無理にひっぱることもできたでしょうけど、一番良い終わり方じゃないかな。
うん。
楽しかった。
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ちょ-泣けた(´;Д;`)
最終巻、ってのも悲しいのになんか色々と切なすぎた35巻>
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面白くなって、ここまで話を広げたのに、もうおしまいでつか。
惜しい、惜しい。
これからだよなあああああ~って感じがとてもします。
残念
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前の巻を読んだときはほんとうに次で終わるのかと思いましたが、きれいに終わったと思います。キャラクターみんながそれぞれ役割を十分にこなして終息した感が十分にあって私としては満足です。今まで出てきたキャラクターも勢ぞろいといった感じで懐かしいページもちらほら。
良森と時音が幸せに生きていってくれたら良いなと思います。
田辺先生お疲れさまでした!
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完結。
おかあさんとおとうさんの別れのシーンが、何とも好きです。けっこう、なれそめとか見てみたかったな~。
人の優しさや弱さ、気持ちのずれが、やがて大きな悲劇を生んでいく。その様子が、なかなかよかっです。
大団円だけど、最後の最後まで、人の心とか、そういうもののままならなさもかいてて、そこが、すごいところです。
次回作も期待しています。
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先生ありがとうございます大好き!大好きだ!!ラスト、伏線の回収が急だったけど、彼が再登場したのが本当嬉しかった。
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なにせ、志々尾登場にグッときた。ずるいでしょ、それは。
全部が全部Happyではないけれども、綺麗に締まったように思う。
田辺先生、お疲れさまでした。
週刊少年サンデーを毎週読むようになったキッカケの2作がコミックスでも完結し、勝手に一人で感慨深い。
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「結界師」最終巻。宙心丸の真界に志々尾と自分の分身を登場させたシーンは、何度読んでもグッと来ます。
改めて読んでみると、騒動の中心に存在していた日永や水月、そして良守の母の守美子といった超常的な力を持つ者たちが、「家族とコミュニケーションがうまく取れない」といった如何にも人間くさい悩みを抱えていたんだなということが描かれており、彼らに好感を持てました。日永も守美子も、超常的な力があるが故に「普通の」コミュニケーションが取れず極端な行動に出てしまったこと、そして彼らの近しい存在である水月や良守はそれでもその相手を「ただそこにいるだけでいい」と思うほどに愛していたこと、という点で共通していたと思います。
まあ結果的には「一人で悩まず、家族に相談しましょう」が結論ということですよね(そういう話?)。
そして巻末には田辺先生による主要キャラクターへのコメントが書かれているんですが、閃の項目には「このマンガ一のツンデレキャラで、実は女の子疑惑があるとか…ねえよ!」の記述が。
わざと閃ちゃんをツンデレ女子っぽく描いていた訳じゃなかったのか…ちょっとショック…!
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小学館漫画賞を取った作品だけあって、王道の少年漫画でした。最後は少し謎が残りましたが、少しぐらい謎があった方が面白いのでしょうね。
男性の作品だと思っていたのですが、女性の漫画家だったのですね。
この前に読んだのは鋼の錬金術師ですし、最近は、女性が書く少年漫画が好きみたいです。