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新ソード・ワールドRPGリプレイ集8 救え!かつての大親友
著者 著者:秋田みやび/グループSNE , 監修:清松みゆき , イラスト:浜田よしかづ
エルフの村が魔物に襲われた! ビビリながらも魔獣バグベアードを倒してみると、そこはかとなく漂う巨大な陰謀の香り? 今までにないシリアスな展開に、お気楽冒険者たちはついてい...
新ソード・ワールドRPGリプレイ集8 救え!かつての大親友
救え!かつての大親友 (富士見文庫 富士見ドラゴンブック 新ソード・ワールドRPGリプレイ集)
商品説明
エルフの村が魔物に襲われた! ビビリながらも魔獣バグベアードを倒してみると、そこはかとなく漂う巨大な陰謀の香り? 今までにないシリアスな展開に、お気楽冒険者たちはついていけるのか?
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紙の本
クライマックスへ向け、最高の盛り上がり!
2004/07/05 11:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ソード・ワールド』というゲームがある。今では一般化したオンラインゲーム、特にファンタジー世界を舞台にしたゲームの原点とも言える、複数の人々がそれぞれのキャラクターを演じて冒険を楽しむ遊びだ。このTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)の遊び方と物語を一挙に楽しめるのが、本書のような“リプレイ”とよばれるものだ。
『ソード・ワールド』シリーズの歴史は古く、その分こうしたリプレイの数も多い。新しく始まったシリーズも、本書で8冊目を数えるになった。登場人物達のレベルもかなり上がり、いよいよ最終段階とも言える6レベルに。3レベルで一人前と言われるこのゲームの世界では、“大”を付けてもいいほどの冒険者になったということだ。
本書はこれまでのシリーズにしては珍しく、続き物になっている。いわば上巻。なぜなら、いよいよこのシリーズが終わりに近付いているからだ。最初のシリーズで主人公を演じた通称“バブリーズ”の面々も、潤沢な金まかせに武具の強化を図りレベル以上の活躍が出来るようになってから面白くなくなった。読者が感情移入しやすい身近な犯罪捜査や冒険はあまりに簡単に解決してしまうため、国家レベルにも相当するような巨大な敵しか相手にできなくなったからだ。目一杯レベルを上げてから冒険に臨む『ドラゴンクエスト』等が面白くないのと同じ理由だ。本シリーズの主人公達はどこか抜けているのでまだ“面白くない”まではいっていないが、それも時間の問題だろう。本書と次あたりで終わらせるのは妥当だといえる。
繰り返しになるが、本書はクライマックスへ向けての導入部分。“面白くない”ということはない。むしろ、敵にも味方にもかつての仲間が加わって、最大の盛り上がりを見せている。どうやって決着させるのか、気になって仕方がない。次巻が発売されたら、この巻の最初から読み返して、一気に物語を終わらせたい。
紙の本
大陰謀が姿を現す。
2016/12/25 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半登場PC、エキューのエルフフェチっぷりと難敵に錯乱するイリーナの武器フェチっぷりが光りまくる「スルーラブストーリー」もいいが、大親友…は言い過ぎにしても(?)かつての仲間だったノリスのために陰謀をしりぞけようと、右往左往するへっぽこーズの人の良さがにじみ出てきていい。
アイアンゴーレムとのガチバトルは「すげー」の一言に尽きる。