まほろ駅前番外地

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投稿者：szk　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

疲れた体にこのコンビのやりとりが優しくしみ込む。多田と行天を中心に便利軒に関わりのある人たちの短編集。曽根田おばあちゃんの若かりし頃の話と由良公の話、そして岡夫人の話が好き。曽根田おばあちゃん、昔のロマンスの相手を行天と多田にやらせたのは洒落てる。そして配役もぴったり。今も昔も行天は風のようで、多田は山のよう。由良公、せっかくの休日を行天に振り回され残念だったね。でもそこらの小学生じゃ踏み込めない経験をできてよかったと思うよ。わたしも行天にかまわれたい笑。岡夫婦、なんだかんだで仲善き夫婦。末永くお幸せに。

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投稿者：すず　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

映画からこの作品を知ったのですが、やっぱりいいですね。些細な会話も楽しくて、読み終わった時に、もう終わっちゃっのかとがっかりしました。個人的には由良公の話が凄く好きです。

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投稿者：bbsf　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初出は別冊文藝春秋２７４～２８０号…単行本は２００９年１０月刊行…解説は池田真紀子…先に便利軒を読むかＤＶＤを見ておくかしたほうが絶対に面白い…何度読んでもハコキュウやら横浜中央やら八王子線といった表記にはその都度違和感が生じて興がそがれる

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

肩肘を張らない、なんとなくとぼけた雰囲気を纏う登場人物が多い作品の短編集にして番外編。
賑やかだけどみんなどこか寂寥感を抱えて生きていく。
飄々とした流れに納得。

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投稿者：テラちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞を獲った「便利軒」の、まさに番外編で、短編７作を収録。多田と行天だけでなく、一つひとつの作品の登場人物のキャラクターが活写されていて、さすがに三浦氏だとうならせる。一押しは、お婆ちゃんの若き日のロマンスを描いた「思い出の銀幕」か。これも三浦氏ならでは。

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投稿者：Chocolat　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まほろ駅前シリーズの、前２作に登場する脇役たちの視点で描かれているエピソードの数々。この作品を好きな読者にとっては、物語をもっと深く楽しめる、美味しい作品です

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投稿者：kotep　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

便利屋を営む多田と高校の同級生で助手の行天の凸凹な活躍を描く。この作品は前作に出てきたお客様の視点を中心に短篇作品として仕上げられている。

相変わらず空気を読まない行天と必死に2人分の食い扶持を探す多田との掛け合いがやっぱり面白い。堅気ではない星と行天、小学生の由良公と行天、この関係性も微妙だが楽しめますね。次作も期待したいと思います。

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投稿者：nyansan　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

インパクトには欠けるかな

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれのエピソード編と考えれば、悪くはないのですが……。もう少し、踏み込んでほしかったかな……。ちょっと……インパクトがね……と、いうのが感想です……。