電子書籍
あとがき
2017/09/08 08:38
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに「嫌いな人を主人公にする」というようなことが書かれていた。嫌な人に出会ったとき、私はこの人のどんなところが嫌なんだろうと観察し、小説に生かすとか。とても面白い考え方だと思う。これから角田さんの小説を読むたびに、角田さんはこの主人公のどんなところがキライなんだろうと想像をめぐらすことになりそうだ。
電子書籍
心地よい
2017/03/26 21:15
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投稿者:こん - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく心地よく共感できる部分もあり、読みやすかったです
紙の本
ラジオ。
2015/08/31 00:33
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
まったく予備知識を持たず読み始めましたが、ラジオドラマの原作だったんですね。ラジオを中心として、それにかかわる人たちを描いている。自分自身は全くラジオを普段聞かないけれど、なんだかラジオっていいな、と思いました。
紙の本
さらりと読めた
2017/09/29 22:27
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投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にさらりと読めた。
なんてことのない、日常の話。
30代からの女性なら、共感できるところが多いのでは。女友達も面倒なことあるけど、この小説読んでたら友達に会いたくなりました。
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかるようなわからないような・・・。頑張って途中まで読んでみましたが、結局話に入り込めず読了には至りませんでした。
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これはまたなかなかよかった。
幼馴染。ちいさいころからずっと一緒だった。あるとき恋に溺れ疎遠になって、またあるときは自分が恋に溺れ疎遠になる、そしてまたふとしたときに仲良くなって、かつてした約束「お互いが35になっても独身だったら結婚しよう」というね、なんとなくな約束。毎朝なんとなく聞く、どうでもいいラジオ。どうってことのない言葉ってじつはものすごく響くこと。
これでいいのか人生ブーム。
わたしは間違ってないブーム。
みんな誰もが思ったことがあるのでは? わたしの人生これでよいのか。わたしの人生どこで間違えたのか。わたしはなんにも間違えてない、絶対に絶対間違えてない、と言い聞かしながら過ごす毎日。
わたしらいま、人生ブームなのかもしれない。でも少し前は間違えてないブームだった。
角田さんの言葉選びのセンスには毎度脱帽。恋とか愛とかでなく、どうでもいいことを大切に愛おしくできる関係って素晴らしい。でもそれができるのはあと10年、きっとわたしも35になってからなんだろうな。
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空気のような小説だった。ハラハラドキドキするとかそういうんじゃないけれど、スーっと入ってくる感じ。日常。不倫の恋もでてくるけど、こういう形もあるのかなと思った。悪く感じなかったなぁ。百人が反対してもやめられない恋よりも、どうでもいい毎日をくり返していくことのできる相手を選ぶ。長い目でみたらその方が幸せなんだろうなぁ。私も溺れてしまいがちですが、失敗しながら成長していきたいです。
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p19
よく思うんだ。人生これで良かったのか、とか人生何か意味あることをなしとげたのか、とかね。
人生ブーム
これでいいのかブーム。
あるあるそういうの。
p168
すごいじゃない、おめでとうって言っておいて。祝福の振りした拒絶。自分といっさい関係のないという線引き。そういうことが一瞬のためらいもなく即座にできることが怖かった。
今になって仁絵は気づく、あとひとが珠子を認めることはないだろう。喜びを分かち合ってくれることはないだろう。
p169
好きってのは、どうにもならないって分かっても、それこそどうにもならないことみたいだから、勝手になくなるまで待ってるしかないよね。
仕事があって良かった。
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軽めの恋愛小説。
主人公が30代なのもあって、美しくない感じが妙にリアルで面白かった。
「百人が反対してもやめられない恋よりも、どうでもいい毎日をくり返していくこと、
他人であるだれかとちいさな諍いをくり返しながら続けていくことのほうが
よほど大きな、よほど強い何かなのではないか」
この文章に激しく共感してしまった...笑
物語にラジオがからんでくるのも素敵。
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角田光代さんの本は色々読んで、好きな作品も様々だけれど。
この本を読んで、記録が塗り変わった。
すごく、いい。泣ける。
角度をかえたら不道徳な恋愛だって、本人にしたら必死で。
あがいているそれぞれの人達にそっと寄り添うラジオ番組。
パーソナリティー視点のエピソードも途中でからみ、彼女の苦悩やポリシーがまたすごく素敵に物語に華を添えてくれる。
みんな一人だけど、ラジオをきくことで共有している。
恋愛に、仕事に、人生になんだか嫌気がさしている人には活力を与えてくれる。
うまくいっている人には感謝の気持ちを与えてくれる。
とにかくみんな、読んで!と言いたい。
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30代女性の気持ちをなんでこんなにわかってくれるんだろう・・・
と、角田光代さんの作品を読むといつも思う。
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ラジオってなんか不思議な媒体だと私も思う。
久しぶりに聴きたくなった。
どこかで誰かも同じようにこのラジオを聴いてると思う感覚が特別。
恋愛はどれが正解って一般論じゃ語りきれないと思う。
立場が違えば同じ出来事も意味が変わる。
そして皆その物差しの違いを無意識に理解しているから様々なカタチが生まれる。
どんなカタチであれ少し“恋”とか“生活”とか誰かとしてみたい、もとい光をみつけたい。
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「百人が、千人が、一万人が口を揃えてやめろと言っても、やめることができない、そういう種類の恋があることを知っている。」
「好きってのは、どうにもならないってわかっても、それこそどうにもならないみたいだから、勝手になくなるまで持ってるしかないよね。とりあえず仕事がんばってくるよ。仕事があってよかったよ」
仁絵と雄大の幼馴染みの行方。
いろいろ思い出して抉られるような言葉が多かった。
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自分が同級生と結婚したからかなんだか自分と被った。過去の恋愛も経験しつつ、ずっと友達だった人と結婚する最後のくだりがいいなぁと思った。
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自分がちょうど同年代だからか、書店で手にとってしまった本。
サクッと読めるんだけど、自分の今後を考えてしまった。
こんな結婚もありかも…私には幼なじみの男いないけど(笑)