紙の本
ここにきて
2022/06/22 23:00
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第16作目にして主人公の名前が題名ということにより、どんな内容なのか思いを巡らせながらの読み始めでした。前作で主要な登場人物の関係性が変わったことに不安を感じていましたが、やはりそのままの状態でのスタートでした。ただ前作所在不明で終わった登場人物の現状には少し安心しました。
紙の本
「スカーペッタ(上・下」すでに大河ドラマのノリ、感慨深い味わい
2010/05/09 09:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ケイとルーシー、そしてベントンと
マリーノというお馴染みの登場人物の
それぞれの過ごしてきた時間を改めて感じつつ、
新たな事件に全員が巻き込まれ、
解決していくもはや定番のノリ」
シリーズもこんなに長くなると
マンネリは仕方ない、
このシリーズもケイがバージニア州検屍局長を
辞めたあたりからしばらくは失速気味だったが
最近はまた盛り返してくれている。
これは読み手の期待も高く
ハードルが高くなっていることもあるだろう。
検屍しないスカーペッタは
捜査官のような存在で
彼女ってこんなだったっけ?と
何度か思ったことは事実、
モルグでどんなことが行われ
そこからどんなことが分かるのかは
未知の世界で好奇心を刺激されたのが
このシリーズの肝の部分だったはず。
最近では海外ドラマで
スマートで視覚的な作品もあって
この小説が先駆けとなった検屍という行為も
他でも知ることは出来る、
だったらこのシリーズに望むのは
もっと別なもの、そうだここには魅力的な
登場人物が沢山いる。
これだけ長いシリーズになると
それぞれの登場人物のセリフや何かを
思い返すシーンでは
こっちも色々あったなと思い返す、
すでに自分自身も身内か友人のように。
今回は早々に捕まる容疑者が
ケイとの接見を要望したことで物語が始まり
容疑者の周囲で起こる出来事の謎を
いつものメンバーが少しづつ解いていく、
以前ならその謎解き部分に驚きがあったが
今は「そう来たか」と
親密な感じさえする。
このシリーズは新しい活躍の場を得たようで
これからまたしばらく楽しませてくれそうだ。
また1年くらい楽しみに待ちたい。
http://yaplog.jp/sora2001/
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検屍官からずっと読んでいますが、最近の作品は、
話を広げすぎておさまりがつかない感じで、
いつも残念に思っていました。
今回の作品は初期に戻ったようで、とてもよかったです。
登場人物みんながバラバラになってしまっていたのが、
協力して事件を解決し、お互いにいたわる関係になったのもよかったです。
ベントンは顔を出してもよかったの?と思いましたが。
なんだか読みにくいと思ったら、訳者が変わってました。
相原さんのほうが好きです。
次作が楽しみになりました。
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毎年冬に刊行されるパトリシア・コーンウェルの新刊。
今年は大好きな検死官シリーズとあって、期待して読みました。
検死官シリーズは、初期のケイの一人称で書かれていた頃がいちばん好きで、最近はなんとなく少し読みにくい感じがしてたんだけど、今作品はなぜかすいすい読める。
ケイ、ベントン、ルーシー、マリーノ、いつもの登場人物達も今までと比べて特に違和感もなく読めるので、翻訳者が代わったことに最初気付かなかった。
ストーリーは、ある女子大学院生が絞殺され、その容疑者とされているボーイフレンドがケイを自分の取調べに指名するところから始まる。
彼が殺したのかどうなのか。
それと並行してインターネットではゴシップサイトがケイを中傷し、ケイとベントンの結婚生活に不協和音が。
これから下巻を読みます。
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これも大学時代に夢中で読んだシリーズ。
ストーリー自体は、かなり最初から結論が想像されて引き込まれなかったけれど、これまでのシリーズを通しての人間関係や心情の描写にだだはまり。
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スカーペッタシリーズは、酔いどれで無知無教養な刑事マリナーが好きだったのですが、このところ妙に迫害されている気がして悔しい思いをしていたら、今回はやったぜ!という感じで復活。それがひたすら嬉しかった。
●犬の毛ってね、どんなところにでも入りこんじゃうものなの。しかも入りこんだら最後、なかなか取れない。人の心に入りこむのとおんなじね。いつのまにか心に住みついちゃう。犬だけが特別な理由はあたしにはわからないけど、神の御意志が働いてることはたしか。犬なんかただの動物だろうって言うような人には、きっと魂がないのよ。猫は自分たちの世界で生きてるけど、犬はね、地上に降りた天使なの。ほんの一時期、人間の世界を訪れてるだけ。素足でうろうろしてると、何かの棘みたいに犬の毛が皮膚にまで食いこんじゃうのよ。
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4分の3くらいは、なかなか物語りにのめり込めず、つまらないな~と感じた。導入部分が長すぎるんじゃないかと思う。
残り4分の1を過ぎたころから、ようやく集中して読めた。
下巻に期待。
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検視官シリーズはこうでないと。
と、思うところに戻ってきてくれたような感じ。
ほんと最近はグダグダでハッキリ言って全然面白くなかった。
訳のせい?とも思ったけど、原文をチラ読んでも面白くなかったし。
ここまで人間変わるか??みたいなところもそうだったけど、初期から出ているキャラクターたちに飽きたのだろうか(海外にそういう作家がいる)?と思うような感じだったのが、本作では見られず、「作者の愛情復活か(笑)?」なんて思ってしまった。
良かった良かった。これで次作も買うかもしれない。
ちなみに前作の異邦人は読んだけど買わなかった。あまりに面白くなさ過ぎて。
内容的には帯を見れば予想できる範囲。
ページ数稼ぎみたいなグダグダもあったけど、人間なんだからそれぞれのグダグダがあってそれがぶつかりあったらページ数も増えちゃうと思うからそれはしかたないかな。
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『検屍官』スカーペッタシリーズの16作目
訳者が相原真理子さんから『ボーン・コレクター』リンカーン・ライムシリーズの池田真紀子さんに変わった。
前回の『異邦人』から2年 その間に他のシリーズも読んでいるので思い出すのに苦労する。
今回は軟骨発育不全症(こびと)の34歳のオスカーが、恋人テリー(同じく軟骨発育不全症)の死体を発見し警察に通報する。恋人殺害の嫌疑がかけられたオスカーの身体から微細証拠を採取しスカーペッタが検査をする。テリーの殺害方法が明らかになるにつれ・・・。ゴシップサイトを含め今回はコンピューターのエキスパート ルーシーがまた例の如くやらかしてしまう。
スカーペッタの秘書のローズの死、ベントンとの結婚、マリーノのレイプ後の生活、ルーシーの新しい恋人。『検屍官』に惚れて読み続けている私にはミステリーの要素が乏しくて物足りない作品でした。
大団円を迎え、なんだか『検屍官』シリーズも終わったような気がします。
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検視官シリーズ最新作。いつもと何か違うと思ったら、翻訳家の方が変わってました。言葉遣いは似せてる感じはするけど、やっぱり違う・・・長年担当だった方が亡くなったので仕方ないとはいえ、とても残念。そして、いつも通りケイは良くない方向に向かっていて、作者はよっぽどケイが嫌いないのかと思ってしまう。
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久々のコーンウェル作品。
待ってましたという感じ。
冒頭部分を読んで、前作をもう一度読み返してから読む方が
良いかもと・・・
今までと若干雰囲気の異なる展開に戸惑いながらも、
ようやくケイ、ベントン、マリーノ、ルーシーが揃い踏みする
展開に近づいてきて、なんとなく勘所をつかんだ感じです。
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検視官ケイシリーズの最新版。
シリーズ2,3冊目あたりで出会い
以来ずっと追っかけています。
今では『CSI』などのテレビドラマでも鑑識ものが流行っていますが
その先駆けといえるシリーズです。
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シリーズ16作目。ここまで来たら最後まで付き合います。前作までに主要な登場人物の人間関係がこじれにこじれ、袋小路に入ったように見えてました。しかしここに来て綺麗さっぱり各自の良い所が生かされて嬉しい限り。基本に帰ったような気がします。
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何か、すごーく読みにくい文章。
そして、ストーリーが分かりにくい。
もともとこんなんだったっけ???
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2010.9.6
久しぶりに読んだシリーズ。
前作を思い出せないのですが、ここ最近は吐き気がする程に物凄く凶悪で、いろんな事が起こり過ぎてた感じがありました。
今回はとてもシンプルで分かりやすい気がします。
すんなり読める。
お医者さん的にもパソコン的にも警察•検察的にも専門用語が多いのに、眠たくなる事なく引き込まれる。
情景が浮かぶ。
作者の方と訳者の方の力が凄いんだなぁと思います。
間を空けずに下巻スタートします。