ＳＯＳの猿

投稿元：

レビューを見る

孫悟空からして仏教思想が窺える題材。
何事も縁起（世界の一切は直接にも間接にも何らかのかたちでそれぞれ関わり合って生滅変化しているという考え）なのか。

投稿元：

レビューを見る

すごく読んでて不思議な作品だった。
けど、個人的にはいつもの伊坂ワールド＋異次元みたいな感覚で楽しかった。タイトルからはこんな話だとは想像できなかったなぁ。。
なんだかんだ思ったけど、結果、私的には好きな分類に入ります。
名言も多かったし、面白かった♪

投稿元：

レビューを見る

うーん。鴨とアヒルのような、なんだかよくわからなかった。
ラストは良かったけど。
不思議ワールド全開で読み進めるのがちょっとしんどかった。
慣れたころには、物語は終息してるし。

投稿元：

レビューを見る

久しぶりに読む伊坂作品。何だか不思議な話だったな。これまでも突飛な作品ばかりだけど、不思議とスッと読めてたし心地良かったんだけど、今回のはいかにも物語って感じで、入り込むまでに迷ってた感じだった。伊坂作品では珍しく☆３つ。

投稿元：

レビューを見る

あー、伊坂幸太郎さま、愛してます。
ホントに読んでて楽しい！
言葉や文章が吸収しやすいし、好き！
キャラも相変わらず好きだー。

ちょっぴりファンタジー！
なので、ちょっと意味がわからなかったとこも。
また伏線拾えてないパターンです。
自分の記憶力のなさにげんなり。
あんなにゆっくり咀嚼して読んでるのにー。
もう1回また読むと思う！
あれ？そうだったの？
待って待って、えーっと…って感じのとこもあったので。

共感できる言葉がいつもよりたくさんあった気がする。
本自体に共感できる。

投稿元：

レビューを見る

やはり伊坂作品は繋がる。何処にいってしまうのだろうと、不安と言ってもいいぐらいの、特に第二期といわれる作品群では、それが顕著で。だけど繋がっていたのだと、わかる、理解させられる。
僕にとっては、それがちゃんとした形ではないことに、むしろ安心感を覚えてしまう。
我ながら不思議で、また伊坂作品を読みたくなる。

投稿元：

レビューを見る

久しぶりに伊坂幸太郎作品読んでみた。読み進めると、あぁ、そう言えばこれがいつもの伊坂作品だよなぁ、と思い出した。よく分からない話が平行していくけど、最後には繋がる、細かい伏線と回収もあったり、何か意味深なメッセージが漂っているけど軽いノリ。エンターテインメント作品的なものではないので若干爽快感はないけど、いつも通り楽しく読めた。

投稿元：

レビューを見る

ブクログの新刊通知にて本書を知りました。TUTAYAにてパラパラめくり即買い。

「私の話」と「猿の話」の二つの視点で物語が進み、伊坂さんの得意技で鮮やかにまとまります。
　私の知ってる「伊坂パターン」と何となく違う感じもしますが、まあ面白いから関係ないです。

　唐突な感じがするんだけど、気になった言葉に付箋貼りながら読んだら結構な数になってました。（たくさん引用したのは、そのせいです。）
　古くからの伊坂FANには、あまり評判が良くない？らしいですが、私は好きですよ。難しい事は考えず、読んだ人が誰かに薦めたくなるような「おもしろい話」だったら、それでいいのでは？

　本書は漫画家の五十嵐大介さんと言う方の『SARU』と対だそうです。最近のマンガに関してはさっぱり分かりませんが、読んでみたいです。
　合わせて、本書の鍵と言うべき「西遊記」について、何となくしかストーリーを思い出せず、簡単な物を再読する必要ありです。

私も日々、いろんな形で無意識に、『SOS』を発信しているのですね。
そしてこの「ブクログ」も、その『SOS』の内のひとつ！

って事です。

投稿元：

レビューを見る

厳しいかもしれないけど、星2つ。伊坂幸太郎作品ということもあり、期待も大きかったからでしょうか。
「あるキング」にもあった様な、ある著名な作品（マクベスにしかり西遊記にしかり）を引用し、語り部という目線で作品の一部が語られる。もちろん、実際に語り部が作中に存在しているので、間違ってはいないが。
「あるキング」では、その手法が自分には新鮮で、伊坂っぽくなさがまた良く映ったが、今回のSOSの猿では少し嫌に感じました。

最後の伏線回収という意味では、どうしても他の作家に比べると、意味深さや無理っぽさがでてしまい、回収時の感動はあまりありませんでした。

いろんな意味で残念になった感が否めない、今回の作品。次回作に期待します。

投稿元：

レビューを見る

久しぶりに井坂さんらしい作品だなぁと思いました。あのまるく収まる感じが好きなんですよね♪この作品はその感じ出てる作品ですね。