電子書籍
影武者徳川家康(中)
著者 隆慶一郎
関ヶ原で見事な勝利を収めた徳川陣営。しかし、嫡子・秀忠による徳川政権が確立すれば影武者は不要となる。その後の生命の保障がないことを知った影武者・二郎三郎は、家康を斃した島...
影武者徳川家康(中)
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影武者徳川家康 改版 中 (新潮文庫)
商品説明
関ヶ原で見事な勝利を収めた徳川陣営。しかし、嫡子・秀忠による徳川政権が確立すれば影武者は不要となる。その後の生命の保障がないことを知った影武者・二郎三郎は、家康を斃した島左近を軍師に、甲斐の六郎率いる風魔衆を味方に得て、政権委譲を迫る秀忠、裏柳生と凄絶な権力闘争を始めた。そして、泰平の世を築くため、江戸・大坂の力を拮抗させるべく駿府の城の完成を急ぐ。
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紙の本
嵐の前の静かさ
2023/02/26 23:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
関ヶ原の戦い後から大坂の陣に至るまでの、「嵐の前の静かさ」のような平和な時期のお話し。二郎三郎と秀忠の熾烈な駆け引きが繰り広げられますが、圧倒的な経験値の差から、一方的に二郎三郎側が勝ち続けます。本書では秀忠はかなり陰険な人物として描かれていますが、本当の秀忠はどうだったのか、少し気になりました。また、この時期は異国との貿易が盛んな時期だったことも描かれています。学校の授業でもほとんど取り上げられない時期ですので、逆に面白かったです。下巻はいよいよ大坂の陣。どのように描かれるのか楽しみです。
紙の本
波乱
2002/04/21 08:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中巻になると、家康(ホントは影武者・世良田二郎三郎)と秀忠の戦いがメインとなり、物語は一気に面白くなる。もちろん、この「戦い」というのは、両者が合戦をするというわけではない。「駆け引き」あるいは「騙し合い」ともいうべき、あの手この手を使った頭脳ゲームなのだ。二郎三郎は天下安泰のため、秀忠は徳川家の天下統一のためと、両者は自らの夢の実現のために、様々な相手と「戦う」。もちろんこの二人のほかにも、それぞれの家臣や、豊臣家、伊達家、忍者などが登場し、そのひとりひとりの夢や想いが絡み合い、物語は展開されていく。
「歴史小説」「時代小説」という感じはあんまりしない。強いて言えば「娯楽読み物」あるいは「エンターテイメント小説」という印象。とにかく読者を楽しませようとする作者の心意気が伝わってきて、読んでいて気分がいい。娯楽要素がたっぷりと詰まっている。この手の小説にしては珍しく、濡れ場(?)がたまに挿入されているのも、作者のサービス精神の表れだろうか。
電子書籍
ちょっぴり残念
2013/06/08 13:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アララ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、紙の文庫本を読んでいたので、結城秀康と柳生の戦いの部分が抜けている事に
気づいてしまった。
電子版だけなのかな?紙のほうも改訂版になってるから同じなのかな。
表現に問題がある部分とは思えなかったんだけど何か引っかかったのかな。
紙の本
+アクション
2011/12/05 12:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
予想通り、ここへ来てからは柳生と風魔+武田忍者の忍者合戦というアクションの比重が高まって楽しい。まさか柳生兵庫が出てくるとは思わなかった。しかしアクションを除くと歴史の記述のようでやや退屈か。