電子書籍
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
著者 林總
会計はビジネスにおける「経営情報」そのものなので、会計は経営と一体で学ぶことが大切。そこで、本書は会計の素人であるアパレル会社社長の由紀が、会計のプロである安曇教授の助け...
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 読むだけで「経営に必要な会計センス」が身につく本!
商品説明
会計はビジネスにおける「経営情報」そのものなので、会計は経営と一体で学ぶことが大切。そこで、本書は会計の素人であるアパレル会社社長の由紀が、会計のプロである安曇教授の助けを得ながら、会計と経営を学んでいくという物語形式で進行する。読むだけで「経営に必要な会計センス」が身につく本。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
餃子屋と高級フレンチの違いは?
2009/03/14 14:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
餃子屋と高級フレンチの違いは?
と、訊かれたら、どうこたえるでしょうか?B級グルメと高級料理の違いは、やはり単価です。
餃子屋では定食を食べても、ひとりあたりせいぜい500円前後。高級フレンチだと、それが数万円になります。
本書は、その単価の違いから考え、商売を考える上でどのように利益を稼ぎ出すのか、そのメカニズムを解説しています。
利益の源は、売り上げではありません。
売上から原価を差し引いた粗利益です。
経営者であれば、どうしても売上高に目が行きがちです。今月の目標として売上高を掲げる企業がほとんどであることからも明白です。
しかし、売上高が多いからといって、利益が出ている企業とは言い切れません。
餃子屋と高級フレンチの場合でも、儲かっている餃子屋もありますし、赤字ばかりのフレンチ店もあるのです。
その分かれ目は、固定費。家賃や人件費など、売上高の金額にかかわらず毎月必ずかかってくる費用の金額です。
収支トントンのラインとは、固定費を粗利で回収したところ。
餃子屋の場合、固定費は低いです。つまり収支トントンラインまでのハードルは低いということ。ただ、トントンラインを超えても、急激に利益が増加することはありません。
反対にフレンチの場合は・・・
本書は、どちらが良いかということは書いていません。ポイントは自分のビジネスがどのような収益構造となっているかを理解し、戦略を練ることができるかということです。
これから起業しようとする人にはお勧めの一冊。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
黒字倒産は何故起こるのか?
2008/06/22 21:58
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝光 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時々、新聞などでも黒字倒産という話を聞くことがあります。
大きな企業にいる人には、あまりピンと来ないと思います。
安定している企業では、損益計算書(PL)で黒字をどれだけ
出せるかが、一般的な目標になっていると思います。
でも、会社経営としては、それは片面でしかありません。
黒字でも倒産が起こるのですから。
この本はなじみの薄い、キャッシュフローの考え方を分かり易く
教えてくれます。
例えば、寿司屋で大トロとコハダではどちらが儲かるか?
大トロは高い価格で、高粗利。コハダは低価格で低粗利。
大トロは、仕入値が高く、市場でいつも手に入るとは限らない。
そこで、市場で見つかれば多めに仕入れて、全て売り切るのに1ヶ月
もかかることになってしまう。つまり、現金の回収に1ヶ月かかる。
一方、コハダは仕入値が安い。1貫あたりの売価が安いのでお客様
は気軽に注文する。 新鮮さが売り物だから、大量に仕入れること
がない。1日分を仕入れて、その日のうちに売り切る。
つまり、今日仕入れたコハダはその日のうちに全て現金(利益を生
んで)になっている。
コハダは少ない資金を繰り返し毎日毎日回転させてゆくことで、
沢山の現金を稼ぎ出すことができる。
経営的には大トロよりもコハダを売る方がずっと儲かる。
表題の餃子屋と高級フレンチではビジネスモデルがどう違うか
収益の安定性はどちらが高いかなどを具体的に教えてくれます。
経営とはどういう事か、易しく学びたい人にお薦めの1冊です。
電子書籍
わかりやすい
2017/10/24 10:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常にわかりやすい。
粉飾決算のカラクリ、黒字でも倒産する理由、
何故ブランド力が必要なのか?物語を通して
わかりやすく説明されている。
良書。