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[入門]ビジネス・コーチング
著者 本間正人 (著)
最近、「部下を動かすためには、上司は鬼にならなければならない」という説が出まわり、一定の支持を得ているようだ。しかし、本当にそうなのだろうか。短期的に業績がアップすること...
[入門]ビジネス・コーチング
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入門ビジネス・コーチング 「一方通行」指導から「双方向」コミュニケーションへ
商品説明
最近、「部下を動かすためには、上司は鬼にならなければならない」という説が出まわり、一定の支持を得ているようだ。しかし、本当にそうなのだろうか。短期的に業績がアップすることはあるかもしれない。けれども、上司と部下の信頼関係が損なわれ、部下の能力が向上しないなか、高い業績を維持できるはずはない。本書はこうした説の対極にあるコーチングのなかでも、特にビジネス・コーチングについて、アメリカ流そのものではなく、日本企業の実情や日本人の心理に合わせて解説。また、より具体的に学べるように、「指示待ち族の新人のケース」「やる気のない中堅社員のケース」「頑固なベテランのケース」「大きな失敗をしてしまった若手のケース」など5つの実践シナリオを詳説している。一人ひとりの人間的成長を優先し、一方通行指導ではなく、双方向コミュニケーションを実現する最新マネジメントが身につく一冊。
著者紹介
本間正人 (著)
- 略歴
- 1959年東京生まれ。松下政経塾を経てミネソタ大学公共政策大学院(戦略プランニング専攻)に留学。98年同大学より成人教育学博士号を取得。Learnology Japan代表。
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紙の本
日本における経営哲学や思想と融合させながら解説しているところが好印象
2001/04/06 19:30
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投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「ビジネスコーチング=信、認、任。」
■ <モウ・チョット>
最近、コーチングという言葉をよく見聞きする。人材育成とかリーダーシップとかビジネス社会でのヒュマンリレーションシップは重要な要素であり、従来から様々なアプローチがなされてきた。90年代、アメリカでは「コーチングの理念」や「プロのコーチ」という職業が大ブレークしたという。その波が日本にも押し寄せてきたというところだ。本書は、そのコーチングの基本的なところをとても分かりやすく、そして興味深く紹介している。
前半は、コーチングの基本を松下幸之助のエピソードなどを交えながら解説しコーチングとは何かを解説。コーチングとカウンセリング、コンサルティング、マネージングなどとの違いなどを対比させ、なーるほど!という合点がたくさんある。アメリカでのコーチング理論や手法を紹介するだけではなく日本における経営哲学や思想と融合させながら解説しているところが好印象だ。
後半の実践!コーチングでは、「指示待ち新人のケース」「協調性に欠ける理屈屋のケース」など身近にありそうなケースを題材に、コーチングの実際を体験できる。これがまたいい!。ありがちな対応と、理想的な対応が紹介され、同じような場面に出あったら是非真似してみたいと思う。
経営者や管理職を対象に、コーチングの基本的な考え方、日々のマネジメントの中で活かせるヒントがたくさんあり、コーチング入門書として超おすすめ!
著者はコーチングを漢字3文字ですっきり表現する。コーチング=信認任。信じる、認める、任せるということだ。わかっちゃいるけど…の世界にはノウハウがある。これを機にコーチングを勉強してみよう。