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トップリーダーを目指して日々経験を積み、鳥の目・虫の目の視点で、戦略的に論理的に考え、信念を持って行動する。今の組織にあるような足し算的なモノの考え方ではなく、引き算的なモノの考え方をする。経験を積み、ストレス耐性を高める。
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一次情報が現場から経営から入るミドルマネジャーこそ肝であり、日本のムラ社会を壊さなければならないジャッジが必要。それを行うには、ムラ社会を出ても戦っていける実力と自信が必要。
中間層がいなくなる、所得格差が広がるのは、グローバル化や、資本主義経済ではなく、産業構造の変化である。
知識集約型産業に変わったから。労働集約型、設備集約型産業のある一定レベルきちんとこなせる。はもはや機械と安価な労働力により代替された。
情緒的直感はならない。合理的思考で、ジャッジし、伝え方は情緒的が理想的。その際に陥る事はサンクコストト、サンクタイムに対する時。
戦前のゲゼルシャフトから、ゲマインシャフトに変化し、企業の倒産は社会悪になったが、入れ替わることが大事。
捨てることこそ、成長すること。
何が一番の競争優位か?が一番大事。そしてそれに、時代の流れを勘案する。日本の取締役会には、ブレーキを強める監査役設置会社や、社外取締役というよりも、どうアクセルを踏ませるかを考えるべき。アメリカは株主主権ではなく、取締役会主権。この構造を間違えてはいけない。
R社は、会社の中だけがムラ社会ではなく、卒業者も含めてムラ社会が形成できている。なので、卒業などの新陳代謝や、その覚悟が出来やすいので、イノベーション提案が起こりやすい。次世代の新しいムラ社会や、カイシャのあり方では無いか?
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マキャベリ「君主論」が引き合いに出されるが、タイトルの通り、ある意味非常にドライで現状の危機と、次世代リーダーの心構えを訴え、行動を促す良本。名前は知っていたが、やはりこのくらいの強い意識だから結果を残せるんですね。ミドルリーダーとして課長がキーワードだが、30代のネクストリーダーは必読。日々安穏と過ごしている場合ではない!
明治維新の例もなるほど、面白い。
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『プロフェッショナルコンサルティング』の対談が面白かったので買ってみた。
印象としては、あとがきで著者も書いているとおり、王道とは少し外れたミドルリーダー論。口語体の文章で著者の本音ベースでの提言が満載で、一気に読める。
内容的には、含蓄ある人とディナーをご一緒して色々参考になる意見をもらった、といった感じ。
コーチングが他人への働きかけに重点を置いているのに対して、ここで語られるミドルリーダー論は、ミドルリーダー自身が如何に自己規律の効いた課題を自らに課すことができるか、といった視点が中心。
そして、それを踏まえたマネジメントを受け止めて成長できる、向上心のある部下へも要求レベルは高い。
そんなチーム、作り上げたいね。
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ミドルマネジメント,若手に向けた熱いメッセージの書です。タイトル,なかなか厳しいものとなっていますが,内容的には,「非情」さだけでなく,もっと多彩に,「人間」に対するモノの見方などを密度濃く扱っています。
大変勉強になりました。広く読まれるべき本です。
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よくある美辞麗句だけではなくドライな決断をしなければならない経営の現場についての本音が書かれている。
日本人と欧米人との考え方や文化の違いに触れ、欧米的な考えを一辺倒に押すだけではなくどのように当てはめると上手く馴染むかの記載がとても勉強になる。
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ミドルリーダーのための新君主論
と帯に書いてあるとおり、多くの企業再生にかかわられた
著者の冨山和彦さんがリアリズムのあるリーダーシップ論を
展開されてます。
起業されているトップの方が対象ではなく企業に務めている方
向きの本です。
(トップの方でもこのような考え方知っておくのは有益だと思いますが)
冒頭に
いつの世も、時代の転換点においては
若い人が既成のルールや習慣をひっくり返して、
新しい仕組みを構築していく。
とあるのですが、そのようにしていくための考え方や
進め方が数多く記されています。
・ミドルマネジメント(課長)になったら社長になったつもりで判断し行動する
・合理と情理の使い分ける
・根負けを誘うのが王道
などなどです。
リーダーを目指す方は是非読んでみてください。
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自分が情に流されやすく、不必要に調整しようとしてしまうタイプという自覚があるので、自戒のために読んでみました。
参考になり、年明けから早速実行に移そうと思えることが結構ありました。
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■浮ついた本が沢山出てはすぐに消える昨今、久しぶりに腹の据わった内容のものだった。
■自分の実体験をベースに、冷徹な眼で世の中や組織を観察し、企業の課長層をターゲットにメッセージを送っている本。
■「捨てる戦略」の大切さを常々感じている者として、『「捨てる」ことこそ、戦略の本質がある』との帯の一文ですぐに買ってしまった。
■「優しいゆえに非情であること」と「非情ゆえに優しいこと」について、考えさせられた。
■「まえがき」だけでも本屋で立ち読みすれば、この本全体に漂う雰囲気がよくわかる。
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トップリーダーと現場リーダーのちがい、というシンプルな指摘を挿入部分に持ってくるあたりから著者の思考のきめ細かさを感じることができた。
トップリーダーには論理と情理が求められる、という一つのテーマ。
現場リーダーよりのマネジメント本が多数をしめる中、精神面だけではない、哲学的な気づきを多く得られる一冊であった。
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こっぱずかしいタイトル。内容はまとも。
- 与党として考えて行動する。
- 論理的な解がない問題に対しては、考え、悩み尽くしたうえで、最後はなんとか折り合いをつけるしかない。
- 反対している人を論破しようと考えてはいけない。情緒にうったえる。
- どんな人も何らかの比較優位を持っている。それを見つめて力を引き出す。
- 挑戦する仕事をコミットする。
- 失敗・敗北はしっかりと抱きしめる。
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『結果を出すリーダーはみな非常である』読了。
★3つ
元産業再生機構CEO冨山さんの本。
この本の題名はどうなんだろう。インパクトを狙いすぎでは?(笑)
内容としては、大きく下記の感じか
・特に日本では課長クラスのミドルマネジメントが重要。課長クラスがんばれ
・論理が大事だが、正論では通じないところは、こうやって乗り切れ
多少参考にはなりつつもやや違和感があり★3つ。
その理由はあとがきを読んで分かりました。
『いわゆるリーダ論、ミドルマネジメント論には古今東西にさまざまな素晴らしい著作がある。
それら名著で指摘されている事柄とは、極力重複しないテーマを選択した。ちょっとすると
内容に偏りがあるっじゃないかな?」と感じた人がいるかもしれない。』
あ、なるほど。
他の本をメインにしつつ、補足としてこの本を読むのがよいのかもしれない。
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「会社は頭から腐る」ほどのインパクトはなく、ちょっと物足りず。監査役さんがそっと貸してくれたけど、「もっと非情になれ!」とのメッセージなのか?
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タイトルは刺激的だが、内容は至極まっとう・・・そしてある意味、一般的とも言える。「どこかで耳にしたことのあるな・・・けれど、すっかり忘れていたな」・・・そんなメッセージに出会うこともチラホラ。
たとえば、著者が謳うポイントの1つに「ミドルマネジメントであっても、常に社長のように考えろ」というものがある。これは10年前のわたしが当時の上司からまさに言われたことだ。このほかにも「失敗をたくさんしろ」「論理性を持ちつつ、情に訴えるコミュニケーションをしろ」といったメッセージが続くが、どこか聞き覚えがある。
先の例からも推察できるように、本書が挙げるポイントは、基本的なことばかりだ。ゆえに、課長職・・・それも課長職になりたて・・・やさしい初心者向けの本といった感がある。ちなみに、ターゲット層ではない、わたしには響くところがあまりなかった。それは著者のせいではなく、タイトルだけ見て購入してしまった、わたしのせい・・・だ。
買おうかどうか迷っている人は、タイトルではなく、目次を見て・・・そしてできれば書店でぱらぱらっとめくってみて、自分に響きそうな言葉があるかどうか・・・その上で購入するかどうかの意思決定をしてほしい。
(書評全文はこちら→ http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2013/01/blog-post_24.html)
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事業再生分野での第一人者デある筆者が、カネボウ、ダイエー、JALなどの具体的な事例を引きながら、自分の上司、ときに社長までも自分のコマとして使い切るミドルのリーダーシップの鍛え方を説く実践の書。
富山さんのメッセージはいつも熱く、本も面白い。