紙の本
恋愛とファンタジー
2020/04/23 11:41
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説集と紹介されていますが、ファンタジーの要素がある話もありました。
四編ともそれぞれ興味深く読め、不思議な感覚を与えてくれる話もありますが、そのさきを想像する余地があるので特に消化不足な感じも残らず、さらっと読めました。
電子書籍
淡々とした語り口はいいが
2020/04/11 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集であり各短編間の関連性はない。
一応ジャンルからいうとミステリーになるのだが、謎はそんなに深くない。
淡々とした語り口はいいがストーリーはすっきりしないものが多い。
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もっと透明な、心に届く作品を期待していた。
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余命いくばくもない父から、35年前に分かれた元恋人を探すように頼まれた僕。別れたときには知らなかったが、彼女は父の子どもを身ごもっていたという。複雑な気持ちで当時彼女が住んでいたアパートを訪ねた僕を待っていたのは、若き日の父と恋人だった……(「イエスタデイズ」より)。夢と現実のはざまを行き来するような読み心地で、心の深い場所に余韻を残す4編を収録。新世代の圧倒的共感を呼んだ、著者初の恋愛小説集。
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なんと、一回読んだ事をすっかり忘れてまた買ってしまったという本。
自分が馬鹿だというのもあるけれど、それだけこの作者の本を読みたかったというのもある。
実際、二回目だというのにすごく楽しめた。
ちょっとした描写に日常を感じて、そこから感情移入できるんだろうな。書いてる事はものすごく非日常な話なんだけど、共感できる。
この人の作品をもっと読みたいなぁ。
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爽やかなのに,ちょっと怖い青春ストーリ,表題作の「FINE DAYS」,余命いくばくもない父からの願い,過去と現実を行き来する物語「イエスタデイズ」,姉弟の隠された闇と恐怖を描いた「眠りのための暖かな場所」,そして最後はO.ヘンリーを彷彿とさせる,感動のラブストーリ「シェード」.全4編.贅沢な一冊でした.
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2013.5.8
短編集
FINE DAYS ちょっと神がかった高校生のお話。普通かな。
イエスタディズ 死が間近に迫った父親から昔の恋人を探してほしいと言われるお話。タイムスリップする。まぁまぁ。
眠りにつくための暖かな場所 この中で一番好き。呪っちゃうお話?
シェード 一番ベタなお話。だけど、心打たれました。
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本屋で本多さんの新刊を発見したので購入。
しかし、「このタイトル・・・・見た事ある気がする。」
↑深く疑わず、読み始めました。
読めば読むほど、記憶がよみがえる。
ちょうど一年前に違う出版社から出てた同じ本を読んでました。
悲劇。
悔しかったし内容はほぼ忘れてたので新しく購入した方を再読。
やっぱり以前と同じシェードが好き(笑)
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どの話も素敵でしたが、一番心に響いたのは、「シェード」という作品です。
闇を創るのは、他の誰でもない、自分自身。
恐れや、苦しみ、悲しみに取り付かれて、いつの間にか闇に呑み込まれてしまう・・・。
光がなければ、闇も存在しない・・・。
闇を前にした時こそ、忘れてはいけない。
闇の深さに怯える前に、それを照らす光に目を向けること。
自分の中にある闇に挑み続ける事は、簡単な事じゃない。だけど、それと同じくらい、それ以上に、自分を照らしてくれている光があるのだという事を教えてくれた話でした。
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恋愛小説だけど、不思議な話だった。高校時代の美女やお父さんの昔の恋人に会ったり、大学院の女の子が年下の男の子の秘密を知ったり、3つ上の契約社員とつきあったり、青春あり、大人な恋愛あり盛り沢山な短編集だった。
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久々に青い気分を満喫しようと、挑戦。
にしても...著者の作品って独特の空気があるし、
いやがおうにも深いこと考えさせられるよぁ。
殊に命とか生き方を考えさせられる気がする。
本著も御多分にもれず、
自分は恋愛でなく、むしろ下手な作品より余程怖いホラーに感じた。
でも、いたずらに心をもてあそぶ出なく、
その感情の後にふっと吹き込んでくる思考が、
悔しいけど普段より深いんだよな~
だから読んでしまうんだよなぁ。
自分と同じく、恋愛小説好きな方に期待しつつ挑戦し、
悔しい...でも有意義な裏切られ方をしてほしい一冊☆
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面白かったけど、著者の短編集の中では一番微妙だったかも。寝る間を惜しんでまで読みたい本ではない。でも、やっぱりいつも読後感が優しい。シェードがあったかくて一番好き。
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ほわっとして、不思議な感じがする話。
恋愛小説とうたってるけど、世間一般で言う恋愛小説ではないなぁ。
消してhappyな内容ではないけど、読み終わると『ほんわか』?
『やわらかい』感じがする本ですね。
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春樹さんも好きだしチルドレンももちろん好き。
村上春樹チルドレンなんて言葉も知らずに読み始めたMISSINGから気になって読んでしまう作家の一人です。読みやすい。
表題のFINE DAYSが良かった。胸の奥がきゅーっと締め付けられる感じ。青春だなぁ。ホラー要素もあって好き。
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屋久島からの帰りのフェリーで一気に読み切った一冊。たぶんにかいめ。社会的に低い地位のひとたち(差別したいわけではないけれど)とか自分に馴染みのないひとたちのことがいろいろ書いてあって、少し戸惑ったけれど、いろんな感情の欠片が散りばめられていた。
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表紙と帯に惹かれて購入。
もっと青春の甘酸っぱい感じを予想してたのに、読んでみるとなんだか不思議なお話。
ランプシェードがお気に入り。
でもまだ全てを読み切れてない気がする。何年かしてから、読み直してみようと思う。