商品説明
長年、北日本新聞や読売新聞へ投稿を続けてきた著者が、掲載作を軸に、懐かしい出来事を通して昭和~平成の時代を振り返る。【手間ひまをかけても一枚が十五円ばかりの、炭俵作りの内職を続けていた祖母は、私が結婚するときに、こう言った。「この封筒の中に六千円入っとるわ。お前の結婚祝いにあげるっちゃ」】(本文より)日常を丁寧に生きる大切さを飾らぬ筆で書きとめたエッセイ集。
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