紙の本
宣伝費を割きすぎたのだろうか…?
2015/08/25 22:31
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハリー・ポッターは、一巻までしか読めなかったのだけど、タイプが違えばいけるかも?
と話題だった事もあり読んでみました。
イギリスの片田舎の日常描写は気に入ったのだけれども、
自分で改めて図解を書きたくなるほどの登場人物の多さです。
(ファミリー単位で覚えるのに上巻はほとんどのエネルギーを注いでいたような。)
味のあるキャラクターも中にはいて、確かにファンタジーでは書かれなかったタイプや存在も多々。
(サマンサがはまったイギリスの男性アイドルグループだとか。
想像では、"D"がつかない方かなと思いました。)
…それにしても、ページ数がこんなに必要??
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投稿者:ベティ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり広告のコメントに期待していたが、?な感じ。人物の深層心理の描写はさすがだが、読後感は良くない。ミレニアムのあとでは俄然もの足りなさを感じる。
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すごい楽しみにしていただけに残念すぎる、JKローリングの新刊。1読み切るのに10日近くかかったし、これだけ時間費やしたにも関わらずよくわからない。人間関係とか登場人物ややこしいのと、すんなり物語に入れない。
まぁそれはわたしがもともと海外文学に疎いというのも理由のひとつだが。
いくら大人向けに書いた、といっても、ハリーポッターの作者という贔屓目で見てもこれはつまらない。
下巻読むか悩むくらい退屈だった、多分読むけど。
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イギリスの田舎町で議員が死んだことによる
議席の空白をめぐるあれこれ。
街全体を俯瞰して見るような小説なので登場人物たくさん。
それぞれがそれぞれの立場で動き、しかも各々関係がある。
ついていくのが大変で、楽しむまでには至っていません。
しかも前編。
売れる作者だからと言って1冊を2冊に分けて売るのはやめてほしいな。
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英語を直訳したような文章がものすごく読みにくくてなんとか読み終わるのにものすごく時間がかかった。
登場人物が覚えられなくて、何回も行ったり来たりしてしまた。
下巻の展開に期待です。
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上下巻あるので、長かったというのが一番の印象です。
『ハリーポッター』の作者が書く、
大人向け小説というようなキャッチコピーの通り、
本当にどろどろです。
たぶん、この小説に共感できるのは30代以降の方じゃないかと思います。
この小説がテーマにしているのは家庭内に隠されている秘密だと思います。
夫婦間に隠し事があったり、子どもが親に言えないことがあったり、
それはどの家庭にも一つや二つあると思います。
書かれている秘密はどれも、誰にでもあり得るような身近なものだと思いました。
それを8家庭分書いているので、
どこかしらに共感できる部分が必ずあるんじゃないかと思います。
視点がかなり動き回っているので読みにくいですが、
その分その秘密の奥深いところまで書けているんじゃないかと思います。
ただ、切ないです。
読み終わっても救いがなく、本当に重たい感じでした。
実際の人生にだって救いがなくて辛いままっていうことはたくさんありますが、
せめて小説の中では救いがあってほしかったです。
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ハリーポッターシリーズの著者、JKローリングの新作小説。
今回は児童書ではなく、普通の大人向けの小説、ということで、どんな感じが期待してました!
が、前半はたくさん出てくる登場人物とその関係を覚えるのが大変で、
なかなか読み進まず…
後半、やっと話が、
選挙という一つのことに向かっていったので、読みやすくなってきました。
だんだん、街の住人たちの個性も分かってきたので、
続巻で、ラストに向かって読み応えが増してくると、
期待したいと思います。
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イギリスの町パグフォードである男性の死によって
空席となった1つの席を巡るカジュアルベイカンシーを
追うごとに見えてくる町の人のいろんな想い。
格差社会や思春期の苛立ち、ドラッグ、
どろどろとした感情にスポットが当たっているので
読み進めるごとに苦しさが増してきます。
こんなに内側とは怖いものなんだろうか…と
得体のしれないじわじわとした恐怖に包まれるような1巻でした。
今にも噴出しそうないろんな人のそれぞれ抱えた想いが
どんな着地点を見せてくれるのか続きが楽しみです。
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JKローリング 【カジュアルベイカンシーⅠ 突然の空席】
小さな町の大きな物語・・・「ハリーポッター」完結から5年
比類なきストーリーテラー
一見のどかなイギリスの町パグフォード、ある男が40代の若さで死んだ。
その死をきっかけに立て続けに起こる事件の連鎖・・・。
普通の人々の内面が次々と暴かれてゆく。
JKローリングの初の大人向け小説。
いつもそうなのだが・・・・お恥ずかしい話、海外の小説は読むのに
時間が掛かってしまう訳・・・・、なかなか登場人物の名前が覚えられず
誰が誰なのか分からなくなってしまう そして登場人物も多いし・・・。
今回も読んでは戻り、読んでは戻り・・・後半でやっと覚えた感じなので
Ⅱはもっと楽しみながら読めると思います
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これはちょっとキツイ。
海外の小さな町の、人間模様を描く。
議員が突然死するとこからスタート。空席をめぐり、各家庭に波乱が。
登場人物が多いので四苦八苦するが、すべてが絡み合ってドミノ倒しのように最後悲劇が起こる。
レイプあり、暴力あり、クスリあり、と海外小説にありがちな材料が多数。
連鎖方式も日本では多くの作家が使用している手法。
ハリポタと比べると、数ある小説のひとつと言わざるをえない。
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あのハリー・ポッターの作者の新作ということで期待してみたのだが、うーん。よくわからない。
とりあえず最初の50ページほどでいきなり登場人物全員ほぼ一回りしてしまうから人物たちが頭に入ってこない。
海外の小説は人物を覚えるのも大変でハリー・ポッターも苦労した記憶があるが、その時はハリー・ポッター視点ほぼ固定だったので理解できたけど、これは小さい章ごとに視点がかわるから理解が追いつかない。
それにこの話が一体どこに向かってるのかがわからない。あの超厚辻村深月のデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」でさえ、上巻終わった時点で見るべきポイントが絞られていたのに、この話はまだ焦点をどこに当てればいいのかがわからない状態。
そして膨大な時間(2週間)もかかってしまって、他の本を読みたいというフラストレーションだけが溜まる結果に。まぁ、ここまで読んだら下巻も読むけど、これじゃ年末に終わらないじゃないか・・・
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ハリー・ポッターの作者ということで期待はあるだろうが、そういう先入観がなくても、この上巻はキャラクターにも魅力がないし、登場人物はやたらに多く、取り立てて面白くもない出来事がだらだら続くばかりで何を書きたいのかが全く分からない。とりあえず下巻に期待したいが、なんでこんなもの書いちゃったかな…とがっかりなのは否定できない。というか、ローリングはよほどひどい境遇(周囲の人物に恵まれないという意味で)にいたのだろうか?というところまで思いを馳せてしまうのが辛い。それくらいに品性のない登場人物ばかりでやりきれなくなる。
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土地の歴史や人物相関の説明となる前半は、ちょっと飽きながら読んでたけど、ストーリーが動き出してからは、一気にハマった。海外ドラマのおもしろさがある。それからリアルもね。
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あれあれテイストが随分違うぞ~パグフォードの実質的町長のバリー・フェアブラザーが結婚記念日に妻とゴルフクラブで食事を摂ろうとして出かけ,クラブハウス前の路上で倒れ,死んだ。死因は動脈瘤破裂。居合わせたのは,マイルズとサマンサのモリソン夫妻。運ばれたのは隣市のヤーヴィルの総合病院で,そこに勤める看護師のルースは夫のサイモン・プライスに帰宅した朝に告げたが,噂は町中に広がった。マイルズの父親・ハワードは同じ議員であるが,バリーとは対局にいる人物だ。プライス家の長男・アンドルーは17歳の高校生だが問題を抱えており,親友のファッツは父親が通う学校の副校長のコリー“カビー”,母親は生徒指導担当のテッサ・ウォールであるが,こちらも問題児。父親のカビーが全校集会で信奉していたバリーの死を告げてむせび泣くと,大声を挙げたクリスタル・ウィードンに生徒指導室行きを命じたが,彼女が大声を挙げたのはボート部のコーチをしていたバリーの死にショックを受けたからであり騒ぎを起こしたくて騒いだではなかった。そもそもパグフォードとヤーヴィルの間にあるマナーハウスを買った人物が修繕のためにヤーヴィル市に土地を売り,そこそこの人々を入居させたが,折角道路を造ったのだからと,低所得者向けの住宅地を原野・フィールズに作った結果,公的扶助なしには生活できない多数の人々が住み着き,その子どもたちが由緒正しいパグフォードの初等学校に入学するだけでなく,麻薬依存者のクリニックもパグフォード側に設けたことで,旧住民からはフィールズ切り離しを求める声が起こったものの,バリーはフィールズを身内に留めようとしたことが対立の起こりだった。クリスタルの母親はヘロイン中毒で生活を保護を受けており,新しく来たソーシャルワーカー,ケイ・ボードゥンが担当しているが,彼女はバリーの友人でマイルズの弁護士事務所の同僚であるギャヴィン・ヒューズを追い掛けてこの地に来たのだった。ケイの娘・ガイアにアンドルーは夢中であり,ファッツは性行為の相手として,クリスタルに狙いを絞っている。印刷工場に勤めるサイモンは,議員が袖の下を取っていると聞いて議員に立候補する積もりだ。マイルズも反フィールズ派として議員になる気があるが,副校長のコリンはバリー路線を継承するために立候補の意思を固めた。フェアブラザーを敬愛していたパキスタン系の医師パーミンダー・ジャワンダはバリーの死から立ち直れずにいて,娘のスクヴィンターはファッツから死にたくなるような嫌がらせを受けている。アンドルーは父親の落選を企んでHPに不正侵入し,ファッツはクリスタルとファックした直ぐ近くにバリーの棺を埋めた盛り土があったことに驚愕する~「突然の空席」とは議員の死により空いた穴を巡る争いということ。ハリーポッターとはテイストが違いすぎていて戸惑う。ありそうな話。いや,ないかな?
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「超感動作」と書店のポップなどにあるが、ホントにそうなの?という内容。僕たちがよく知っているクズみたいな日常が淡々とつづられているだけ。なんでわざわざ貴重な時間を使って、そんなものを読むのか。きっとこの後どんでん返しがあって感動させてくれると期待しているからにすぎない。