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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2013/05/15
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-111721-8

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一般書

電子書籍

破獄

著者 吉村昭 (著)

昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和22年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の四度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密...

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破獄

税込 616 5pt

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破獄 改版 (新潮文庫)

税込 880 8pt

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商品説明

昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和22年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の四度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じこめた男たちの息詰る闘いを描破した力編。読売文学賞受賞作。

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みんなのレビュー151件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

執念

2013/08/14 12:10

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まゆげ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もが不可能と思う状況・設備であっても、脱獄をやり遂げる執念に人間の可能性の大きさを感じる。

手枷(てかせ)・足かせなど、なんのその。

味噌汁は、鉄格子を錆びさせる重要な道具となり、掘った狭い穴は関節をはずして抜け出すなど、執念から生じた脱獄手段は、圧巻!!

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紙の本

人生に一度は読んでおいても損はない本

2013/05/17 23:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カンパチ3号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて、シカゴ記念病院の外科医であるリチャード・キンブルは護送中に逃亡した・・・。

この物語は、刑務所を4度も脱獄した佐久間清太郎の物語である。しかも、名前は変更されているが実話だからとんでもない。

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紙の本

吉村昭らしい"詰まった"世界

2017/11/14 12:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

発想力、生存力、瞬発力、集中力、、監視された独房から逃げるのではなく突破する佐久間はすべての力の勝者。凌駕する力は刑務所員、米軍、取り巻く環境すべて消耗衰弱させていく。読者はひたすら刑務官たちと共に独房の前の敗者目線で参加させられる。府中刑務所にたどり着いた佐久間と読者は所長鈴江の人柄、作戦にやっと安らぎを手に入れる。
戦時中の食糧難やゾルゲ事件のヴーケリッチの衰弱死、米軍貨物列車など初めて知る事情も多く吉村昭作品独特の読後感が気持ちよい作品。
読者は何度読み返しても独房の前に座ることが出来るのである。

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紙の本

痛快!・昭和の脱獄王

2002/08/21 01:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 銀行強盗物の映画なんかを観ていると、どうも一般庶民は銀行強盗に好意的に描写されるんだよね。これは不思議。だけど、日本の場合は、銀行強盗は人質を取ったり、人質を凌辱したり、とてもじゃないが好意的になんかなれるはずがない。「ゲッタウェイ」や「俺たちに明日はない」、「明日に向かって撃て!」、「ニュートン・ボーイズ」、「バンディッツ」などに登場する銀行強盗たちは、なぜか庶民に好意的に受け入れられていたようなのだ。いや、銀行強盗が犯罪であるということに違いはないよ。だけど、庶民感情として、「銀行の方が犯罪的に庶民を苦しめている」というコンセンサスがあるのだろう。
 日本の場合はどうか。銀行の金利は安く、傘下の金融会社で高金利で貸しているわけだが、庶民からもっと嫌われてもいいはずの銀行がそれほど嫌われていないから、銀行強盗物というジャンルが少ないのかな。

 日本にも同じように庶民に好意的に受け入れられる悪党がいてほしいと思うのだけど、そういうのは鼠小僧次郎吉、石川五右衛門ぐらいだろうか。巨悪を挫く義賊って、鬱屈した世相には必要なもの、必要悪だと思うんだよね。だから、殺しはしちゃいけない。「実録・梅川事件」とか「実録・帝銀事件」じゃダメなのさ。
 日本にはホンモノの悪漢がいないから、悪漢小説というジャンルに隆盛がないのだろうと思えるワケ。

 しかし、この「破獄」の佐久間の人間性に卑しさは感じられず、脱獄は犯罪なのだろうけれど、佐久間が獄を破るたびにカタルシスすら感じるんだよね。

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紙の本

何度読んでもおもしろい

2002/07/20 20:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は何度よんでも飽きることがありません。四度も脱獄を重ねる佐久間。その脱獄の手口もすごく呼んでいて面白い。それからなにより、やはり佐久間自身とその周りをとりまく人となりがすごくいい。それほど大胆なことをする佐久間ではあるが、繊細な面ももち、実に人情にあふれている。戦争という時代背景のなか様々な所長や看守の姿も見ていておもしろい。
 これからも何度も手にする本だと思う。

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紙の本

限られた状況での人間の能力

2001/04/30 22:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

 題名の破獄は通常は、脱獄といった方が通りはいいだろうが、この本にかぎってはまさに破獄である。主人公の4回にわたる破獄の模様は圧巻としかいいようがない。

 そこには手錠、房への挑戦とともに、刑務官との心理的なやりとりを効果的に利用する手腕に魅せるものがある。ある意味では限定された目的での人間の能力の限りなさを感じさせるドラマでもある。

 人間ゆえに最後は人間らしい限界が待っているわけだが、それにしても不思議なのは、刑務所のなかでこそ知的な方面への啓蒙なんかの手段もあるんじゃないかと思うんだが、そういう方面への導きとかないんだろうか? そこが欠けているがゆえに、出獄後も自由を絶対視した寂しい人生がまってたんじゃないかと思ったりするわけだ。

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紙の本

日本の夏は死者を追憶する季節でもある。そして戦争の悲惨を語る季節でもある。

2006/08/08 07:27

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

去る7月31日、吉村昭さんが他界された。79歳であった。氏の作品では武士道の悲惨と空虚を描いた『敵討』を読んだだけだが、『敵討』は当時の社会構造の変化をドキュメンタリータッチで、感情を入れず淡々と叙述することがむしろ読後の感銘を深くさせている作品だった。
もうひとつ新潮社文庫の『破獄』を10年来積読してあった。この本を網走観光の際、立ち寄った博物館・網走監獄のみやげもの売り場で買ったことを鮮明に記憶している。逃亡不可能な網走刑務所を脱走した実在の人物(白鳥由栄)をモデルにした作品だった。昭和58年の作品で読売文学賞を受賞している。
昭和11年の青森刑務所脱獄に始まり秋田刑務所、網走刑務所、札幌刑務所と犯罪史上未曾有の四度の脱獄を実行した佐久間清太郎が主人公である。
裏表紙の解説にはこうある。
「その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じ込めた男たちの息詰まる闘いを描破した力編」
強盗殺人の彼を逮捕した青森県警察部刑事課長桜井均
秋田刑務所破獄の後、彼が自首しに訪れる小菅刑務所の戒護主任浦田進看守長
網走刑務所、その脱獄監視のため専任を命ぜられた看守、野本金之助・藤原吉太
網走刑務所を脱獄し、逮捕された彼を迎える札幌刑務所戒護課長の亀岡梅太郎
そして彼にこれ以上の脱獄をあきらめさせた府中刑務所長鈴江圭三郎
獄房の秩序を固める立場のひとたちが秩序を破壊する男の人物を語る。著者は自分の感情を抑制してまるで生き証人たちからのそのままの取材であるかのように佐久間清太郎を読者に伝える。
この人物像はそれだけで充分魅力的なのだが私がこの作品で感銘を受けたのはもう一つは時代背景についての斬新な切り口だった。戦争によって庶民の生活が窮乏し混乱し破壊され多くの犠牲者が生まれた。その悲劇を語る作品は数多いのだが、これはもう一歩踏み込んでいる。庶民の最底辺部にあるものたちに加えられた戦争の過酷さである。日中戦争の開始から戦後アメリカの占領政策が朝鮮戦争を経て大きく変わる時代まで、戦前、戦中、戦後の行刑史を大量の史料分析を積み上げ、その変遷をドラマティックに描いている。そこでは、戦火の拡大から、戦局の悪化、さらに敗戦から占領とこの戦時情勢の転々がそのまま行刑制度に跳ね返るのだった。そして単に制度の変遷を述べているのではない。庶民の窮乏による行き詰まりは囚人たちにとってそれに輪をかけて毎日毎日が生死の境にある過酷な環境が待ち受けるということだ。囚人たちの生活、看守たちの生活、それらは対立する立場にありながら共通する環境の激変に直面する。そして全国の刑務所で起こった戦禍による被災、集団脱走、暴動など重大事件が詳述される。これを肉声といってよいリアルさで語りかけているのだ。特に極寒の網走刑務所の情景描写には鬼気迫るものがあるし、また占領政策と刑務所との関わりがこれほど深いものだったことに驚かされた。これは私の知らなかった戦慄する戦争史の一面であった。
佐久間清太郎の半生が一つの縦軸であり行刑制度がもう一つの縦軸であって、その二つの軸を螺旋状に縒りつつ戦争の時代、その極限にあったものを展開している。
佐久間はなぜ脱獄を繰り返したのだろうか。その真実を語れる人はいない。
昭和26年、府中刑務所。明るい目を取り戻した佐久間に鈴江所長が問う
「なぜ逃げんのだね。その気になればいつでも逃げられるだろうに」
佐久間は答える。
「もう疲れましたよ」
なぜここにおいて佐久間は脱獄を断念したのか。もう疲れましたよという一言には万感の思いが込められているはずである。その思いに宿る真実は読者自身の感性の作用にまかせて様々な受けとめ方があるのだろう。
氏のご冥福をお祈りいたします。

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紙の本

網走番外地の1番地

2015/09/27 19:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

網走刑務所から脱獄した男が本当にいた。
ドキュメンタリーの名手、吉村昭による渾身の作品
脱獄を阻止しようとする刑務所側、看守とそれをあざ笑うように脱獄してしまう主人公。
人間的に扱われた時には、脱獄せず、人権を奪われた囚人、脱獄犯として悪意に扱われた時に、想像を絶する方法でやり遂げる。自分を担当した看守の成績に×をつけるために。
彼にとっての牢屋とは、鉄格子ではなく人の思いやりや愛情である。

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紙の本

看守は大変。

2019/06/21 23:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

看守の仕事が如何に大変かわかる。
しかも、時代背景も相まってより一層大変。
食事、管理体制、どれを取っても今とは比べものにならない程大変だったと思う。
印象的だったのが、囚人が囚人を監視するという矛盾。
佐久間の脱獄も脱帽です。

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2004/09/27 23:09

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2005/08/11 02:19

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2006/11/02 19:16

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2006/10/10 15:49

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2010/04/18 00:15

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2007/01/28 23:37

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