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  • 販売開始日: 2013/05/15
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-100101-2

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一般書

電子書籍

雪国

著者 川端康成 (著)

親譲りの財産で、きままな生活を送る島村は、雪深い温泉町で芸者駒子と出会う。許婚者の療養費を作るため芸者になったという、駒子の一途な生き方に惹かれながらも、島村はゆきずりの...

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雪国

税込 396 3pt

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商品説明

親譲りの財産で、きままな生活を送る島村は、雪深い温泉町で芸者駒子と出会う。許婚者の療養費を作るため芸者になったという、駒子の一途な生き方に惹かれながらも、島村はゆきずりの愛以上のつながりを持とうとしない――。冷たいほどにすんだ島村の心の鏡に映される駒子の烈しい情熱を、哀しくも美しく描く。ノーベル賞作家の美質が、完全な開花を見せた不朽の名作。

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みんなのレビュー462件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

渡岸寺十一面観音の印象に川端康成の母性憧憬を垣間見る。

2007/01/04 01:07

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
中学だっただろうかいや高校だったろう、おそらく国語の試験問題かあるいはクイズかもしれないのだが、冒頭がこの文章で始まる作品名は?とかこの作者は?あるいはこの長いトンネルとはどこのトンネルでしょう?またはここでいう雪国とはどこを指しますか?などこの一節だけでいくつもの設問があったものだ。なかには「国境」に振り仮名をつけよと、作者本人がルビを振っていないにもかかわらず、偉そうにする質問もあった。池部良と岸恵子が主演した豊田四郎監督作品を見たようなおぼろげな記憶がある。
「この指だけは女の触感で今も濡れてゐて、自分を遠くの女へ引き寄せるかのやうだと、不思議におもひながら、鼻につけて匂へひを嗅いでみたりしていたが………」と最初からひどく官能的なのだが小説をぱらぱらと読んだ限りでは期待した駒子と島村の情交シーンは実際にそれはあったのかしらと思うぐらいに源氏物語風だったとこれは鮮明に印象に残っていた。川端先生がノーベル文学賞を受賞されたので代表作でもとこれを読んだときにも特段の感銘はなかったように思われる。
その程度の『雪国』であったが、どういう風の吹き回しか11月末にあらためてこれを読みながら上野の森に出かけたときのことだ。
混雑していたため順路を逆に回った。たくさんの木彫りの仏様を見た最後に圧倒的存在感を持って十一面観音菩薩がやさしくおわしました。渡岸寺の十一面観音様である。その周囲には宇宙の根源からでも吹いてきたかのような緩やかな大気の渦があるのだろう、腰を少しくねらせたお姿から流れるようにふんわりと裳裾がそよいでおられる。いや宇宙の根源はこの仏様そのものなのでしょう。宇宙生命の鼓動をわが鼓動として拝むものたちにその律動を感じさせるそんな存在でありました。私の心が透明になったからでしょうか、普段なら雑踏の中の公園としか感じられなかった上野の森が黄色く、赤く、柿の色に染め上がって別世界のように美しい風景がそこにはありました。
川端の描いた『雪国』とはこんな世界なのかもしれないと不思議な直感があった。そこは仏のおわす彼岸なのだろう。駒子は島村にとって女ではなく仏、永遠のやさしさを宿した母性、慈母観音なのではないか。駒子は宇宙の呼吸を呼吸している存在。
わたしが圧倒されたのは駒子がきれいねえとつぶやく天の河の描写だった。その凄艶なまでの美の中に島村の体はふうと浮き上がる。
「裸の天の河は夜の大地を素肌で巻かうとして、直ぐそこに降りて来てゐる。恐ろしい艶めかしさだ。」「しかも天の河の底なしの深さが視線を吸い込んでいった。」
二人のうしろから前へと流れ落ちる天の河、濡れた瞼に満ちる天の河、大地を抱こうとしておりてくる天の河。
「さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるやうであった」
天の河へむかって浮揚する島村はラストで天の河を吸収する。深遠な宇宙の真理と同化したのかもしれない。
わたしは幼い頃だったが仰ぎ見た冬の天の川を知っている。天空を端から端まで首を巡らせるとただでさえクラクラとめまいがしたものだ。だからもはや目に触れることがなくなった天の川ではあるが、潜在する記憶があるからだろう、高等遊民の島村がこの宇宙の美の極致を神秘体験する情景にはぞくぞくと鳥肌の立つ思いで威圧された。天の川を見たことのない人には気の毒な描写だと思う。
文学とはそういうものなのだろうが読書する年齢によって印象が異なる。いや読む人ごとに異なる印象を残すものだろう。たまたま今回は渡岸寺十一面観音に接したゆえの印象なのかもしれない。そして恥ずかしいことだが葉子という女性の存在がこの期におよんでよくわからない。何年か先に読めばそのときには確かなものが浮かび上がるかもしれない。それこそが文学というものの手ごたえなのだろう。

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紙の本

美しい文章

2019/01/28 18:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

島村と駒子、二人の頭上には天の川が煌めいている。伝説通りであるのであれば、これから二人は少なくても1年に1度は会うことができるのだろうけど、島村はこの温泉地に二度と姿を現さないのような気がする。駒子と葉子、二人とも好きになってしまった島村はもうこの場所には戻ってこられないのではないか。天の川が切ない。親譲りの財産で妻子がありながら無為徒食の生活をしている島村に対して嫌悪感を持たなければならないはずだが、そういった彼に対しての嫉妬心は起こらない。これは文豪の筆の力なのだろう。彼を応援したくなる私がいる

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紙の本

雪と国に注目

2001/03/05 00:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は書き出しだけの注目度が非常に高いが、それだけで終わるのはいかにももったいない。雪についての引用。

「雪のなかで糸をつくり、雪のなかで織り、雪の水に洗い、雪の上に晒す。績み始めてから織り終わるまで、すべては雪のなかであった。雪ありて縮あり、雪は縮の親というべし」

 そして国。国が言葉であり、言葉が国であり、言葉は受け継がれ、そして新たに作られる。今から振りかえってみると、漢語の最後の流れと新しい口語の流れの美しい邂逅がここに見られると思う。

初出

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紙の本

徒労とエゴイズムと破滅。

2002/06/06 17:50

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は川端康成の作品をそれほど沢山読んだわけではないが、川端は女性の自由をある程度書いてはいるが、女性を満足に受け入れることの出来る男性を書いていないように思われる。それゆえ作品には女性へのある種の厳しさ、冷たさがあり、読んでいて満たされた思いになることは殆ど無く、いささか苦しい。川端が幼児の頃に死んだ母への憧れと処罰願望を併せ持ち、同性愛経験者であったことと関係があるのだろう。
 この雪国、描写はとにかく素晴らしい。省略が多いので、やはり難解ではあるが。駒子の生真面目さを全て徒労と判断し、彼女のもとに通いながらも受け入れようとしない、昔の男らしいエゴに満ちた島村は、最後に駒子の清冽さに打ちのめされることになる。
 それでも、検梅で泣いた経験を語ったり、乳房が片方だけ大きくなったり、身体を大切にする為に無理をしないと言う駒子の姿には、痛々しいものがある。川端がどれだけ芸者の哀しみを理解していたかは不明だが。
 昔の男は女性の純潔を重んじながらも、自分のために芸娼妓に貞操を許さず、借金に縛られていたり奴隷のように扱われていた娼婦も平気で、誇らしげに買っていた。フェミニストでなくとも理解不能だが、そういう時代だったのだろう。買春の罪悪性に気付かない人間。現代の男は娼婦の自由意志を買春の言い訳にしているようだが、せめて恥ずかしいことだとは思って頂きたい。羞恥と、強制売春婦を買うことに嫌悪を覚えない人間には、自由意志でも買春を許してはならないだろう。純文学で書かれていることは、文学でも、実生活で肯定せねばならないような雰囲気だが、それは危険で、買春を肯定する必要は無い。
 作品が書かれたのは昭和初期。現実の芸娼妓がどのような思いでどのように暮らしていたかに思いを馳せ、「同じ位置に立って彼女たちの苦しみに共感し」、「間違った理想化をせず」、現実の彼女たちを鎮魂しようと思う。

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紙の本

雪国

2001/03/09 16:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:55555 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ノーベル文学賞を受賞した川端康成氏の傑作。川端氏独特のやんわりとして澄んだ文体により叙情的にひとつの恋が描かれている。
 冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は余りに有名。

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紙の本

美しい筆致に圧倒されました

2015/09/12 10:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

家内が若い頃に卒論のテーマに選んだ作品だったので手に
取ってみました。
駒子の切ない生涯と抒情的な雪国の描写に心打たれました。

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紙の本

冒頭の一文が気になって

2018/06/11 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というあまりに有名な一文から興味を持って読みました。それぞれの季節の空気が伝わってきました。

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紙の本

読むたびに雪国の景色が想像できる。

2016/04/12 04:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オーケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

読むたびに雪国の景色 温泉街のイメージが浮かぶ作品です。
初めて川端作品を読みました。
島村の心理変化や駒子との駆け引きなど非常に面白く描かれており名作といわれると理由がわかる作品です。

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紙の本

美しく鋭いもの

2002/07/16 20:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アセローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

純粋で一途な生き方をしている駒子に惹かれ、雪深い温泉町を訪れる島村。島村が駒子のことを度々「徒労」と言っているが、その徒労のなかに駒子の純粋さ、美しさが見えてくる。初めて読んだ私には作者独特の美意識を真に理解できたのかどうかわからない。駒子の烈しさが島村の冷ややかさをより一層浮き彫りにさせる美しい小説でした。

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2004/12/05 03:35

投稿元:ブクログ

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2005/05/07 13:10

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2005/06/06 00:56

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2005/07/26 16:50

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2005/09/07 00:31

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2006/01/09 03:56

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