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電子書籍
君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から
著者 田村耕太郎 (著)
ハーバード、エールからスイスの幼児向けスクールまで、「グローバルで勝つこと」をめざす教育はどう行われているのか。そこで成功した日本人は何が違うのか。どうすれば「3時間睡眠...
君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から
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君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から (現代ビジネスブック)
商品説明
ハーバード、エールからスイスの幼児向けスクールまで、「グローバルで勝つこと」をめざす教育はどう行われているのか。そこで成功した日本人は何が違うのか。どうすれば「3時間睡眠で頑張る」各国の人材と戦えるのか。政治家・ビジネスマン・研究者として、常に世界の第一線で戦い続けてきた著者が、海外と日本の教育最新事情を紹介しつつ、「日本の若者にはグローバルで戦える素晴らしいポテンシャルがある」と熱く呼びかける。
著者紹介
田村耕太郎 (著)
- 略歴
- 1963年生まれ。参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官、参議院国土交通委員長などを歴任。国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
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紙の本
「これからの社会をいかに生きるか、そのためにいかに学ぶか」
2013/04/02 17:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る
TPP、円安、アジアの発展・・・世の中の仕組みは、「グローバル化」という枠組みにどんどん収斂されているけれど、なかなか「人」はその流れに付いて行けない。そんな日本人への警告の書。
-アメリカで世界一の「知」が生みだされる背景
-各国(シンガポール、インドなど)の徹底した教育環境
-インド式塾、スイスのボーディングスクールに幼児を通わせる日本人の親たち
-グローバルで戦いながら学んでいる若き日本人たち
-変わりつつある日本の高等教育
グローバルで仕事をしてきた著者が、世界中の教育の現場を歩き、問いかけ、考察した「グローバルで堂々と戦える日本人」を育成するための材料がいくつも提示されてており、そこから見える姿は、私たち日本人にいろいろな示唆を与えてくれます。
タフな環境で、学ぶことに集中し、限界にチャレンジし、信頼しあえる仲間を作り・・・その先にあるのは、「いかに生きるか」を自分で決め、それを実現する力。この力をつけることこそが、グローバル時代の教育のゴールなのだということ。
均質であること、協調性があること、課題をスピーディに解くこと・・・これらの20世紀的価値観ではなく、「予測できない未来をどう生きるか?」、「人間としての幅をどれだけ広く、深く持つことができるか?」ということを自らの力で導き出すことに尽きそうです。
「・・・日本以外の国の大学生は、「就職する」といういことを、多くの選択肢の一つに過ぎないと考えている・・・(後略)」("コロンビア大学で、最高の「コア・カリキュラム」を修めた若者" より p.152 )
日本においては、大学を出て就職するという新卒一辺倒の雇用制度は、いまや実質崩壊しており、今後も旧い枠組みに戻ることは無いのだから、「就職に不利になる」ことを理由に、海外留学を躊躇する必要も無いでしょう。それがグローバリゼーション。
最後に著者が宣言した、「リーダー」も「リーダーと共に時代を創る人」も育てるという思いは、大いに共感するところです。
小学生・中学生・高校生を持つパパとママ、そして中学生・高校生自身に是非手にとって欲しい本です。そして、ビジネスの最前線で戦っているパパ、ママとお子さんが「これからの社会をいかに生きるか、そのためにいかに学ぶか」を語り合うきっかけになれば、本書が出版された目的は達成されたのではないかと思います。
# それにしても、これからの時代、ますます教育のスタート地点で差がついてしまうなぁ。孫の教育費に贈与税を控除するのは当然ながら、そんなおじいちゃん、おばあちゃん、ましてやパパ、ママのいない子供たちへのサポート、どうにかしないと、「生まれたときから格差あり」になってしまう・・・。あと10年もすれば、「格差社会」どころか「階級社会」になる危険も。それを避けるために、今、できることは何でもしないと。「階級」は努力では越えられないから。