サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 27件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2013/06/01
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-111729-4

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

仮釈放

著者 吉村昭 (著)

浮気をした妻を刺殺し、相手の男を刺傷し、その母親を焼殺して無期刑の判決を受けた男が、16年後に刑法にしたがって仮釈放された。長い歳月の空白をへた元高校教師の目にこの社会は...

もっと見る

仮釈放

税込 649 5pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • iOS
  • Android
  • Win

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
iOS XMDF 786.5KB
Android XMDF 786.5KB
Win XMDF 786.3KB

仮釈放 改版 (新潮文庫)

税込 693 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

浮気をした妻を刺殺し、相手の男を刺傷し、その母親を焼殺して無期刑の判決を受けた男が、16年後に刑法にしたがって仮釈放された。長い歳月の空白をへた元高校教師の目にこの社会はどう映るか? 己れの行為を必然のものと確信して悔いることのない男は、与えられた自由を享受することができるか? 罪と罰のテーマに挑み、人間の悲劇の原型に迫った書下ろし長編小説。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー27件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (9件)
  • 星 4 (11件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

誰にでもある運命の線

2022/10/21 06:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭さんの『仮釈放』は1988年4月に
 新潮社の「純文学書下ろし特別作品」の一冊として刊行された。
 タイトル通り、
 物語は浮気をした妻とその相手の男を殺傷し、さらに男の母親を焼殺して無期刑を判決を受けた菊谷という男が
 16年後に「仮釈放」されるところから始まる。
 無期刑であっても「仮釈放」という制度が適用されることをこの物語で初めて知った。
 けれど、無期の場合、終身で「保護観察」を受けないといけないらしい。
 つまり、月に最低2度は保護司の面接をうけ、転居や旅行をする時も保護司の諒解を得るといったことだ。

 16年ぶりに刑務所を出た菊谷は50歳になっていた。
 すっかり変貌をとげた街の風景や物価の高騰に戸惑う菊谷の姿を
 吉村さんはまるでドキュメンタリー映画のレンズから見ているように克明に描いていく。
 菊谷は武林という75歳の温厚な保護司のもと、鶏卵場という仕事場を得て、
 徐々に日常生活を取り戻していく。
 しかし、彼は罪の悔悟という点では深層では決して自分を裏切った妻も相手の男も許していない。
 そんな自分を表に出すことなく、菊谷の生活は続いていくが、
 保護司たちはその姿を見て菊谷に新しい伴侶を引き合わせることになる。
 一見どこにでもいる夫婦でありながら、菊谷の心には漆黒がある。
 恩赦を願う妻に対して、菊谷は冷たく突き放す。
 それは、菊谷にあらたな罪を行わせてしまうことになるのだった。

 もし妻が男を裏切らなかったら、
 「仮釈放」してきた男に改悛を強要しなかったら、
 あるいは男は罪を犯さなかったかもしれない。
 そのきわどい一線を、吉村さんは描いたといえる。
 その線はもしかしたら誰にでもある、あまりにも細い運命という線だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

救いの欲しくなるストーリー展開

2012/06/25 21:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭が描くドキュメンタリー・タッチの小説である。吉村作品にはよく登場する刑務所が絡んだストーリーである。受刑者の収監期限が一定期間を過ぎ、かつ生活ぶりの評価が高いと、仮釈放となる。一般にはあまり関心をもたれないことかも知れない。

 しかし、本書を読んでいると外に出られて万々歳かとおもいきや、自由を与えられる代償はそれほど小さくはないことが本書を読めばよくわかる。牢獄の中は秩序が保たれ、不安定な要素はない。つまり、保護されたエリアである。その環境に慣れてしまうと、外の世界は弱肉強食が原則である。何もしないでいると、食っていけない。

 さらに、受刑者を見る世間の目は冷たい。食べていくためには労働をしなければならないが、雇ってくれるところが少ない。主人公の仮釈放になった受刑者も関係者の配慮で勤めにつくことができた。生活が安定してきたところで、また人生の岐路に立たされる。これも関係者の配慮である。

 冷たい社会に放り出された主人公は、これらの関係者に頼るしかない。この主人公は何の罪で受刑者となったのであろうか。これがこの物語のキーポイントとなる。主人公の受けた判決は無期懲役という相当に思い刑である。それが仮釈放となるには、相当な忍耐と日頃の生活態度の改善がなければならない。

 ところが、この主人公は自分が犯した罪に対する後悔はない。そこにクライマックスで生じた出来事が重なり合っているような気がするのである。ストーリーとしてはなかなか救いのない展開である。

 一旦踏み外すとなかなか元に戻ることが難しいのが人生である。元に戻ることもないではないかと多寡を括っていると、文字通り生きていけなくなる。それがこの世界の厳しさである。それを吉村は受刑者の仮釈放を通じて描きたかったのかもしれない。

 主人公がたどった結末があまりにも厳しいので、何かの救いが欲しくなるようなストーリーであった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/11/30 12:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/19 21:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/07/31 16:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/03 23:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/25 05:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/01 20:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/27 17:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/01/28 18:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/08/16 15:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/02/17 00:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/04/29 08:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/07/12 11:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/07/27 16:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。