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電子書籍
日経新聞の真実~なぜ御用メディアと言われるのか~
著者 田村秀男 (著)
「15年デフレ」と不況の責任は、財務省や日銀の“ポチ”と化した経済記者の側にもあるのではないか。日本の経済ジャーナリズムは健全な独立性と金融やマネーに対する見識を取り戻し...
日経新聞の真実~なぜ御用メディアと言われるのか~
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日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)
商品説明
「15年デフレ」と不況の責任は、財務省や日銀の“ポチ”と化した経済記者の側にもあるのではないか。日本の経済ジャーナリズムは健全な独立性と金融やマネーに対する見識を取り戻し、権力者の意図に左右されることなく、国民に益する情報を提供していかなくてはならない。そうしないといずれ名実ともに中国に追い抜かれる――日経新聞の元エース記者で現在産経新聞の特別記者が、日経新聞を軸に経済メディアのあり方を問い直す。
著者紹介
田村秀男 (著)
- 略歴
- 高知県出身。早稲田大学第一政治経済学部卒。産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員。大手町newsカレッジと早稲田大学経済学大学院の講師を兼ねる。著書に「人民元・ドル・円」など。
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紙の本
経済報道をめぐる新聞社の問題点を提示する良書
2020/08/16 12:49
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
日経新聞の元記者、現産経新聞の論説委員である記者による日本経済新聞社というよりも日本の新聞社が経済報道する際の問題点を提示する良書。特に経済専門紙の日経新聞社の経済面担当の記者は、財務省や日銀に近い存在ほど、スクープやトクダネ記事をもらい、出世がしやすい。さらに、官僚が直接、その上の上司や役員に説明に来てくれるというのだから、批判がしづらい。さらに、説明側の官僚は経済学を専攻している人間の方が少ないが、記者側も経済学を理解していないため、本質的な批判ができない。最後に新聞紙記者や業界に対する提案ももっともなことが多い。アベノミクスが始まった時の本であるが、今でも状況は変わらない。