0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国地方の方言がいいです。映子のスナックの地方感がよりでて、タイジなど子供たちもより可愛らしく感じる。大好きだけど避けていた子供という存在に真正面から受け止め出した映子と映子を慕うタイジに途中何度も泣きました。
こんなにお互いが必要な存在になっちゃってどんな決着つけるんだろうと思っていました。70%くらいで納得。
電子書籍
よかったです
2021/05/15 10:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:櫻子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他人同士なのに深い愛情と絆で結ばれた、主人公とタイジのエピソードに、ほんわかしたり泣けてきます。何度も読み返したくなります。
電子書籍
ハッピーエンド
2017/08/06 20:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
滋子がタイジを手放すのもタイジが映子の元でずっといるのもイマイチ納得いかないのだけど、それまでが良かったのでまあ良いか。
映子が悲しくて子供の思い出を封印していたのをまた思い出せるようになったところが泣けました。
投稿元:
レビューを見る
良かった。けど1巻は名作すぎただけに最後は急速にたたんでいった感があるなぁ。終始タイジのチート過ぎるピースさありきだったしなぁ。ハッピーエンドで良かったけど、黒いカラスがなんか不穏なんですけど!?
投稿元:
レビューを見る
女の友情、母性とサガ、食育、いろいろ盛ってるけど、コドモってすごいよね!!産み育てるオトナはがんばらないとね!!という説教くさい着地になぜかガツンとやられ号泣。表紙は「八日目の蝉」を彷彿させる演出もニクい。
投稿元:
レビューを見る
大人はアホばっかりなのに、子どもがすっごいイイ子なのはいったいどうした事だろう。アホに見える大人の中に本当の愛情があるかどうかが分かれ目になるんだろうな。そして家族は、なんとかかんとかやっていく、理想の家族なんていう幻想は捨てて。継ぎ接ぎでいいんだと思う。
うん、よかった。
投稿元:
レビューを見る
西原理恵子「ぼくんち」と並べて読むべき作品。本作の下敷きになってる物語の一つは、ネタバレになるのではっきり書かないが、高畑某の代表作の一つにもなっている、誰でも知ってるあの名作。登場人物の名前をみると、作者もはっきり意識しているようだ。しかし、元の物語ではむしろ脇役となる「あの人」をああいう役で据えるところが憎い演出である。
投稿元:
レビューを見る
1巻から帯に「ある奇跡の物語」ってあったので、ハッピーエンドなんだろうと信じてました。そう信じないと読み進められないくらいの衝撃的なマンガでした。
投稿元:
レビューを見る
(これは全3巻全て、というつもりで登録)
もう、とにかく1巻が、衝撃的な涙腺崩壊モノ。
チャップリンの「キッド」から連なる超・王道の物語なんだけど、
若くない水商売女性主人公の広島弁が、素晴らしい。
比較すると2巻3巻と厳密には緊密さと作品の熱は下がってはいるのだけど、とにかく1巻ではじめちゃったものを、もう強引でも何でもいいからちゃんとハッピーエンドにしてちょうだい、ということを確認するだけでも怒涛に満足だった。
色々、難癖を付けることもいくらでもできるのだけど、もうとにかく、作品の中心線が怒涛のメロドラマ。なんだけど細かい事柄がマンガ的にすごく生活感があって、気が利いてる。痛い。素晴らしい。もうその中心線部分の温度だけで、とにかく極上。
ある種脱帽。
しかしやっぱり、マンガで言うと、名作「天然コケッコー」もそうだけど、方言は強い。
投稿元:
レビューを見る
大事な人がいる人orいた人はグッとくるにきまってる漫画。うさぎドロップ、トランスアメリカに通ずる新しい家族像を描き出す作品。どうも俺はこれに弱い。その他、1)漫画が見つからない問題とか、2)ラストどうなんだ問題、3
)カラスの絵ちょっと怖い問題などは同じブクログのkumakuma10さんが書かれてるので省略。
投稿元:
レビューを見る
201301/痛いなー、ささるなー。普段、方言によっては読みにくくて苦手な時あるけど、これは広島弁だからこそ際立ってるとこある。
投稿元:
レビューを見る
読み始めた時は どう考えても「みんながしあわせ♪」みたいな終わりはないか・・・って気がしたので ちょっときつかったけど
読み終わってみたら まさかのハッピーEDに(´∀`*)
現実的に先を考えると きっとまだまだ問題はあるんだろうけど
とりあえず みんなよかったね~~って嬉しくなりました
ドラマとか映画になってもいい作品だな~
投稿元:
レビューを見る
みんなが、それぞれ幸せになる終わり方で本当に良かった。
映子が別人になったようにいい笑顔で、その笑顔が見れるごとに涙を誘いました。一見性格の悪く見える人も、理由があって不器用になっていたり、世間は鬼ばかりではないってことかな。
投稿元:
レビューを見る
朝日新聞一面の書籍広告で見て以来、ずっと気になっていたのだけれど
漫画はめったに入らない図書館がなぜか購入してくれたのを知って
張り切って3巻いっきに予約!
めずらしく、ちゃんと全巻一緒に届いたことに喜びつつ読み始めて。。。
うわあ、どうしよう!ものすごく苦手な絵柄に、苦手な世界かも。
タイトルから、可愛らしい絵柄のほのぼのした世界を想像していたので
最後まで読み通せるか、不安のどん底へと急降下したのです。
。。。が、頁をめくる手が止まらなくて、ぽろぽろ泣きながら一気読み。
表紙に並んでいるふたり、男を手玉にとって生きてきたすれっからしの映子も、
彼女の友人の子どもで5歳には見えない肥満児のタイジも
読み進めるにつれ、どんどん可愛らしく、いとおしく思えてしまって。
映子は若い頃、誰の子かもわからない、生れて間もない我が子を自らの不注意で亡くして以来
心を閉ざしたまま、スナックのママとしてその日暮らしを続けている。
夜逃げした友人から押し付けられたタイジが、
黒豆にしか見えない小さな瞳にまっすぐな信頼をたたえ
そのけなげな言動で映子の心をやわらかく開いて。。。
お世辞にも美少年とは言えないタイジが、1巻読み終える頃には
羽をつけた天使に思えてきて、抱きしめたくなること必至です。
「起きたタイジと目が合って、うちに目があるんがわかったん。
タイジの歌声聴いて耳が タイジに呼びかけて口があるんがわかったん。
タイジと手をつないで うちに手があるんがわかったん。
タイジがお花畑を描いてくれたけ そこで立って抱きしめて 自分がおるってわかったん」
タイジへの愛情で、閉ざしていた五感を甦らせる映子のモノローグが素晴らしい。
お母さんや子供になりきってするママゴトは、本当のお母さんが呼びにきたらおしまい。
そう自分に言い聞かせながらタイジの幸せだけを願い、彼の手をはなすとき
映子に訪れる優しい奇跡に、感謝したくなるのです。
投稿元:
レビューを見る
ファンタジーな結末でした。
でも映子ママの不憫な人生がリアルにかなり痛かったせいか、この結末にホッとしてしまいました。
子供がいれば幸せと単純に言うことはできないし、少々歪な関係ではあるけど、支えあって生きていく姿は素敵だと素直に思います。
そう思わせる力のある物語です。