シグルイ　１

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隻腕の剣士は骨を断つことが出来るのか？盲目の剣士は相手に触れる事が出来るのか？出来る　出来るのだ！駿河御前試合に顕れた二人の異形剣士の勝負の行方はいかに！？

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グロ不可な方は徹底的に受け付けないでしょうが、これだけ高いテンションを維持し続けられる山口貴由はすげぇと思った。

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　南條範夫の「駿河城御前試合」の第一番「無明逆流れ」のコミカライズ版。
　そんなに長くない小説のストーリーにうわ付けされた山口貴由のセンスと力量に感服。神。

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一言で言えばエグイ。
しかしながら何か人をひきつけるようなそういうサムライ漫画。
青年誌はこーでなきゃね。

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もうそこら辺に出回っている漫画は飽きたよ！って人にお勧め。

ただ、過激描写がキツイので
苦手な人は注意が必要。
でも面白い！

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蛮勇引力の連載が終了した頃、シグルイの話を見つけたと思う。山口貴由の漫画、時代劇物ということで期待して掲載誌チャンピオンREDの刊行を待った。

実際読んでみて、期待を見事に上回る出来だった。1話で単行本購入を決意した。

さて、中身の話。まず粗筋。
原作は「駿河城御前試合」（南城範夫 著）という時代劇物小説。読んだ事はないが。この御前試合において相対する2人の剣士（藤木源之助と伊良子清玄）が主人公。
御前試合においてと書いたが、物語はその2人が出会う過去まで遡り、進んでいく。

内容としては、表紙から血まみれ、表紙めくってカラーページから臓物（モツ）まみれと、そういう方向デス。狂気の果てに辿り着くﾇｯﾄﾛ祭りです。特に1巻では目立つのは岩本虎眼（主人公たちの師）の狂気。この人は今後もイキっぱなしです。

時代劇、モツ、狂気に反応する人に是非。
あとは各所でパロディネタにされる事も多いため、ネタ元確認にどうぞ。

ちなみにタイトルは「死狂い」の意味です。

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小説が原作の剣術モノ。山口絵は好みがはっきりしますよね。ＯＫか拒絶か。で、これはグロいです、エグいです。腸とか引き出されます。顔半分が屋根の上に飛びます。でも僕はスバらしくおもろいです。

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天下の法度にそむき挙行される真剣御前試合。その第１試合に登場するは、恐るべき因果の果てに対峙する、２人の美しき剣鬼であった・・・

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ネットのレビューで気になってしまい、思わず買ってしまった。
作風が好みじゃ無く、コレっきりになっている。ストーリーは非常に面白い。

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今連載中の最新山口作品。
原作付きだけど、連載中に原作者が他界。
60〜70年代くらいに流行った残酷時代劇小説が平成で漫画化。
非常に個人的見解ですが、僕は時代劇漫画っつったらシグルイ、白土、杉浦日向子以外は認めません。
嘘です言い過ぎです。浮浪雲とか他にも色々あるっつうの。