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田舎の紳士服店のモデルの妻(文春文庫)

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  • 販売開始日:2013/08/30
  • 出版社:文藝春秋
  • レーベル:文春文庫
  • サイズ:16cm
  • ISBN:978-4-16-783858-4

一般書

田舎の紳士服店のモデルの妻

宮下奈都 (著)

電子書籍

600 ポイント:5pt

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紙書籍

648(6pt) 田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)

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商品説明

「もしも、子供がいなかったら、夫がいなかったら。私はもっと快活に笑えていただろうか。もっと自由だったのだろうか。」(本文より)東京から夫の故郷に移り住むことになった梨々子...続きを読む

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商品説明

「もしも、子供がいなかったら、夫がいなかったら。私はもっと快活に笑えていただろうか。もっと自由だったのだろうか。」(本文より)東京から夫の故郷に移り住むことになった梨々子。田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、恋に胸を騒がせ、変わってゆく子供たちの成長に驚き――30歳から40歳、「何者でもない」等身大の女性の10年間を、2年刻みの定点観測のように丁寧に描き出す。注目の著者がすべての女性に贈る、愛おしい「普通の私」の物語。

ユーザーレビュー

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第1刷:2013年6月10日

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015/08/30 19:49

評価5 投稿者:bbsf - この投稿者のレビュー一覧を見る

単行本は2010年10月刊行…解説は辻村深月…10年日記を年毎じゃなくて2年おきにしているのがアイディアだなあと思った…ラスト直前まで重苦しかったのを思いっきり強引に前向きな印象にさせてしまう力技に敬服

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評価4 投稿元:ブクログ

2013/06/24 20:45

てっきり、田舎の紳士服店の妻がモデルをやっているのかと思ったら、田舎の紳士服店のモデルをやっている男の妻なんですね。読む前はすっかり勘違いしていました。北陸のどこにでもある田舎の街、福井だと思うけど、私も東京で11年勤めて福井に戻ってきたので、自分自身の事のように「わかるわかる」ってシーンが満載。とは言え、福井は私の場合は生まれ故郷。ここに主人公・梨々子との大きな差がある。差と言うか、もう別次元の感触だろうな。10年先なんて本当にわからないし想像できないモノなんだろうなあ。

評価4 投稿元:ブクログ

2013/10/28 15:21

 旦那がうつ病になり、退職・田舎にUターン…。自分もいつこういうことになってもおかしくないので、ドキドキしちゃいました。専業主婦になりたいけど、専業主婦は専業主婦で大変だし、それ故の鬱々もきっといっぱいあるんだろうなぁ。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/06/30 08:08

正直、主役の梨々子があまり好きではなかった。

宮下さんは日常の中で何でもないけどちょっと引っかかることを、あぶり出すというか描き出すのが巧いと思う。
それは初めて作品を読んだ時から変わらないな。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/11/19 19:12

都会から夫の田舎に引っ越すことになった女の人の、家族やご近所とのお話。家庭生活のこと、妻であり母でありひとりの女性でもある人の、葛藤だったり幸せだったりについて。
2013/11/19

評価1 投稿元:ブクログ

2013/08/06 16:49

「スコーレNo4」がよかったから読んだけれど、なんだか。現実的じゃない恋にいつまでもくよくよしてて、友人は東京で上辺だけの付き合いでしかなかった人、田舎暮らしとは言っても子供二人も抱えてたら家計も苦しいはずなのにボランティアなんて。子供ふたりの成長も一方的な主観だけだったこともあり、母としての描き方もあんなに恋焦がれて結婚したダンナさんとの関係、登場の少なさからして妻としても、中途半端な生き方なんじゃない。と感じてしまった。残念

評価4 投稿元:ブクログ

2013/08/14 08:41

男の子の子供二人、イケメンの旦那の4人家族である程度うらやましがられるような都内の住宅街に暮らしていた主人公。ある日夫がうつ病で会社にはもういけないと言い出し、会社を辞めて一家四人で夫の郷里に引っ越すことになる。
俗にイメージするイナカよりは栄えている、今の言葉で言えばファスト風土化した何の特色もない地方都市なんだろう。
ほんの少しなまってて、海とか山とか畑が広がってはいない、本当に普通の地方都市。
ちょっと人よりキレイであることだけが取り柄の主人公と優秀な長男、成長が遅れてるのか3年生になってもろくな挨拶もできない変わり者の二男と夫との普通の生活が描かれている。

主人公の葛藤が痛いほどわかります。
「私」の濃度がどんどん薄くなっていく。年代ごとにぶつっと区切られた章立てだから成り行きの自然さは味わえなかったんだけど、きっと特筆すべきエピソードなんてないうちに「私」というのは薄まっていくものなのだろう。
それがとても「楽」で「誕生日が楽しみ」というぐらい年齢に感謝するまでの10年。
三人称で書かれているにも関わらずものすごく一人称的な見え方でしか描かない書き方は遠すぎたり近すぎたりして「私」からうまく見えない部分をうまく補強してくれたように思う。

自然に私が薄くなる、という過程は露悪的に言えば知らないうちに白髪が増えてるみたいなもんなんだろうなー。

評価5 投稿元:ブクログ

2015/09/29 21:43

 梨々子さんは孤独だ。一人立っている。
 主婦だというのに。
 夫や子供2人と一緒に暮らしているのに。

 夫の鬱病を期に、東京から田舎に引っ越し、そこで暮らす梨々子さん。
 彼女はちょっと綺麗で愛想が良く、そして少しだけ我慢をするひと。
 ここまで書いて全く面白くなさそうな小説が、どうしてここまで面白いのか。日常っていうのはこんなにきらきらしてるのか(生活は地味です)。
 社会の中で、何かを達成しなければならないと感じる事が多いけれど、本当は、ただ生きていくというのは、エキサイティングなのかもしれない。

評価4 投稿元:ブクログ

2014/10/18 23:03

妻として悟りを開くまでの記…みたいだ。
××ちゃんのお母さん…と呼ばれたくない、みたいな話題はしばらく婦人雑誌をにぎわせた。
しかし、それを青臭いと言う、10年めの梨々子。
私も、それを“青臭い”とまでは思わなくても、自分という物があれば、呼び名なんかにこだわらなくてもいいじゃない、あるいは、それは、その付き合い関係における役名でしかない、と思う。
子供が給食を食べない、些細に思えることで親を呼びつける先生、妻の話なんか聞かない夫。
自分的にあるあるすぎて、いろいろ思い出す。
しかも、その描き方が秀逸だ。
過激な事件なんて何も起こらないのに、細やかに描きこまれた心情や日常だけで、読み応えがあり過ぎる。

評価0 投稿元:ブクログ

2013/09/10 19:16

主婦の心情が描かれていたが、読んでいると気分が重くなりました。
主婦の方は自信と重ね合わせられる部分もあるのかもしれませんが。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/06/26 23:33

2013/06/26
結婚に憧れはあるものの、結婚したら終わり、みたいな考えも持っていたりする。
だから、前半のうだうだ文句ばっかりのところでめげそうになった。笑
でも、そんないろんなことを乗り越えて穏やかな幸せに出会えたなら、それはとても素敵なことだ。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/06/30 15:00

鬱になった夫が会社を辞め東京から実家のある田舎へ戻るという。北陸のとある県。チェーン店ばかりの全国どこにでもあるような風景、みんな何が楽しくてここで暮らしているのだろう「こんな町」でくすぶる「ちょっときれいなだけが取り柄」の二児の母である梨々子。

10年に渡り、幸せとは外にあるものだと探し続けていた彼女が、静かな田舎暮らし、時々波乱の中起こす内なる闘争を描く。

出かけようとしただけでどこに行くのか聞かれる田舎特有の閉塞感。舞台は恐らく福井。
私が18まで過ごしてここからだけは脱出したいと思った「こんな町」だ。

今ここにいる自分は本当の自分ではないはず。
現状に満足していない人はきっとこう思うであろう。

しかし幸せとは他人に見せるための「誰か」になることではなく、自分自身の中にあるもの。それは自分で気付くしかない。梨々子のように。

「こんな町」から逃げ出したはずの私はまだ答えを見つけられずにいる。自分の中にしかないはずの「幸せ」を。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/06/14 13:43

この人の文体やっぱり好きだなぁ。
キレイな言葉で、でも中身には身近な毒や苦しみを含みながら綴られる、普通の専業主婦の物語。
正直、途中何度も「いや、あんたも働けば?」「働いてないからそんなけ家庭のことだけで頭ぐるぐるできるねん」とつっこみたくなったけど、主人公はうっすらそれも分かった上で、あえて今の自分の生活を選んでいる感じだったので、そんなに苛々せず、基本的には寄り添いながら読めた。

評価2 投稿元:ブクログ

2013/07/06 15:37

全編とおして薄っぺらな印象。
夫がうつで、子供がやや発達遅延(あるいは内向的過ぎ?)とか、少なくない人が直面する一大事なのに、葛藤する様が感じ取れない。こういった身近な問題だからこそ、奥にある、普通の人が言葉にできないものを取り出してみせてほしいのに、そこが全くなかった。残念。

評価3 投稿元:ブクログ

2013/08/23 11:17

始めのうちは梨々子の気持ちに共感できず、イライラしてましたが・・・段々読み進めていくうちに、なんだかしみじみと共感してきた感じです。

特に前半は梨々子の思考がウジウジ・グダグダしてるので、結構
暗いのですが(^o^;)
まぁ段々と何かが変わっていく感じがはっきりと分かるので、その暗さも必要なんだなって最後には思います。

最後は中々良かったです。

夫との関係・子供との関係、10年の間に積み上げてきたものが
輝いて見えるようなラスト。
そしてその余韻に浸りながらの、辻村深月さんの解説がまためっちゃよかったです!

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