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歴史の中の貨幣 : 貨幣とは何か
著者 楊枝嗣朗 (著)
貨幣の本質は抽象性と債務性にあり、信用が貨幣である。価値を尺度する貨幣はイマジナリーであり、貨幣の起源は商品交換ではなく、債権債務にあった。忘れられたイネス、クナップ、ケ...
歴史の中の貨幣 : 貨幣とは何か
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歴史の中の貨幣 貨幣とは何か
商品説明
貨幣の本質は抽象性と債務性にあり、信用が貨幣である。価値を尺度する貨幣はイマジナリーであり、貨幣の起源は商品交換ではなく、債権債務にあった。忘れられたイネス、クナップ、ケインズ(古代通貨草稿)の貨幣論を踏まえ、新たな貨幣論を提示する。
目次
- 前編 近代初期イングランド通貨論争-リアル・マネーとイマジナリー・マネー(近代初期イングランドの鋳貨制度
- 1696年の銀貨大改鋳
- ロック=ラウンズ論争の虚実
- リアル・マネーとイマジナリー・マネー)
- 後編 貨幣論の再生-貨幣の抽象性と債務性(漂流するメタリズム貨幣論
- 貨幣の抽象性と債務性-貨幣の生成
- 貨幣の歴史的鳥瞰
- 貨幣・中央銀行・国家の連関)
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