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靖国問題の深層
著者 三土修平 (著)
靖国神社の宗教法人化は、本当にアメリカに強制されたものだったのか?国家の施設だった戦前、民間の一宗教法人となった戦後。それに対して、神社の公的復権を求める社会的な勢力が、...
靖国問題の深層
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靖国問題の深層 (幻冬舎ルネッサンス新書)
商品説明
靖国神社の宗教法人化は、本当にアメリカに強制されたものだったのか?
国家の施設だった戦前、民間の一宗教法人となった戦後。それに対して、神社の公的復権を求める社会的な勢力が、全ての諸問題を生んだ。
政府の現役閣僚他、国会議員の靖国参拝により、毎年噴出する「靖国問題」。しかし、「公人としての参拝か私人としてか」といった「政教分離論議」と、「周辺諸国への配慮に対する国粋主義的な主張」が繰り返され、話は平行線をたどるばかり。本書は、靖国が戦後改革の中で講じた「生き残り策」と当時の時代状況を、膨大な原資料を読み解くことで、「靖国問題」の深層に肉薄する。
目次
- 序 章 十年ひと昔
- 第一章 ワンセット思考を超えよう
- 第二章 「昔のほうがましだった」という嘆き
- 第三章 靖国神社の創建から中曽根参拝まで
- 第四章 A級戦犯合祀のいきさつ
- 第五章 中曽根参拝以後
- 第六章 靖国神社は「布袋の中の錐」
- 第七章 知られざる占領下の攻防(上)
- 第八章 知られざる占領下の攻防(下)
- 第九章 語り残したこと
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